2021/12/07

昔ではない今のこと:家電リサイクル (武田邦彦)


本日の収穫(4181文字) 

この youtube から離れてですね
今度 新しい方式になりまして
私の心も少し軽くなりました
つまり人間っていうのは
自由じゃなくちゃいけないんですね
自由じゃないから なんか
考えがこう狭くなっちゃうんでしょうね
私このところブログ書くのが凄く辛かった
言うのが辛かったんですよ
それは今から思うと youtube
これ言ったら youtube 規制されるかなとか思うから
制限が来ちゃうんですね
今まで女性が非常に多くの女性がですね
形式的に物を考えたり 教科書通り見たり
NHKの言ったことを信用したりしてるのを見てですね
女性ってのはそういう風に保守的かなぁと思ったけど
違うかもしれませんね
違うような気がしましたね
つまり こうやっぱり女性はいろいろ遠慮深いし心も優しいし
なんか人の言うことを気にしたりしますのでね
そうすると やっぱり
保守的になるのかもしれませんね
僕みたいに でたらめというか
でたらめな人はですね
やっぱりこう色々考えたりしてますんでね
そういうことかなぁーと思ったりしますが
今日はそういう中で ここ痛風がやや治りまして
ロキソニンを飲んでるせいもあるんですが
まぁ割合楽になりましてですね
そして今日は 非常に空も晴れていて快適なんですね
小春日和みたいな感じなんですよ
そうしますと こう自由に発想しますとね
とんでもないこと思い出しました
昔ではない今のこと 家電リサイクル
まぁ今のコロナとかマスクなんか考えてると
この家電リサイクルを思い出しちゃったんですね
物凄く面白い社会現象だったんですよ
今のコロナよりか
もっとひどかったかもしれませんね
今から約20年前
とにかくあの物を捨てる時に
このまま捨ててるとゴミ箱が8年で 廃棄物貯蔵所ですね
社会にある廃棄物貯蔵所が8年でいっぱいになる
というのが先ず?出てきたんですね
それで朝日新聞 NHKがもうわんわんやって
漫画かなんかが
街にあふれるゴミを書いたりなんかしましたね
それから小学校では なんか標語かなんか募集があって
僕が覚えてるのは
小学校四年の男の子が ゴミも分別すれば資源かな
かわいそうにと思いましたね
大人に騙されてと思いました
そんな時代でしたね
その頃は 日本で家電のリサイクルをしようっていう
そういうことが起こりましてね
これは当初から
かなり儲かるっていうことがよく分かっておりまして
その当時 家電がですね
そろそろ売れなくなってきてたんで
まぁ私は家電の社会的に責任のある
家電の大メーカーが
悪さをしたという風に理解しておりまして
家電リサイクルっていうのを考えたわけですね
環境省とか経産省と相談して
家電リサイクルすれば
衰退してる日本の家電の 儲かるからっていうことで
計画し始めたんですね
私は今あのー 家電はですね 
ようやくとその頃
もう冷蔵庫ある 洗濯機あるテレビある
もう何もすることないなんつって 日本の家電は
まぁ一番 僕なんか思うのは
三洋とかですね シャープと言った 
まぁ少し小ぶりな会社ですね
日立 東芝 松下電器じゃなくて
そういうところ 本当
やること山ほどあったんですよね
まぁこの頃のあの掃除機ですね
ダイソンの掃除機とか新しい形の扇風機とか
それから ミキサーを少し改良して
何でも出来るような混ぜるやつとか
家電には無限な可能性があったんですけど
それが社内にでますとね そういう会社の
そんなのは役に立たないよとか
そんなのは危ないよなんて言って
全部潰されるようになったのが
まぁ大体 1985年から
1995年にかけてだったんですね
日本の家電はもうダメだと言われたわけですね
かつて僕は非常に残念に思うのは
私がヨーロッパによく行ってた
1985年から1995年ぐらいにかけてはですね
ヨーロッパから電話がかかってくる時には
うちの研究室の ヨーロッパの人がですよ
うちの研究室のファクシミリは
松下電器製なんで大丈夫ですから
送ってくださいって言ったんです
あの頃ですね
日本からファックスを送っても
向こうに届かない例が多かったんですね
日本製以外のファックスではですね
トラブルが多かったんですよ 紙が詰まるのだのね
なんのかんのってあって
パナソニックも その頃ナショナルって言ってたんですけど
松下電器のなら大丈夫だと
それは世界的にそういう信用があったんですね
それが今や家電は もうほとんどなくなっちゃって
しかも携帯電話ですら
ほとんど日本のメーカーの
市場がないっていうことになりましたね
やっぱりそれは私ね
その当時の家電のメーカーの経営陣がですね
家電リサイクルみたいの始めたらですね
やっぱりそれはだめだと思うんですね
やっぱり企業っていうのは
社会的に有意義な事をしなきゃいけなくて
こういうような家電リサイクルとか
最近では レジ袋の有料化ですね
こういうことやったらですね
僕はレジ袋の有料化なんかやったらですね
日本の流通は崩壊すると思いますね
もうそういう 商売に不合理なことやるわけですから
それの典型が家電リサイクルでしたね
非常に簡単に言えば 
あまり複雑に言うとですね いけないんで
簡単に言うと こういう事なんです 
三つだけなんですね
それまでは家電リサイクルが起こるまでは
全部捨てたんですよ
資源を回収してなかったんです 家電からですね
それでそれにかかってた費用が 
もう今は はっきっり分かってるんですが
テレビ冷蔵庫洗濯機そういったものの
一台の平均の廃棄コストですね
500円だったんですね
これ税金で負担してたんですね
全部捨てると500円
ところがリサイクル
家電リサイクル法ができてですね
そして冷蔵庫はいくらとか
洗濯機はいくらとか決まったわけですが
大体3,000円ぐらいですね
6倍ですね になったわけですよ
これは捨てる人が払うんですけど
どっちとも同じなんですね
日本全体として考えれば同じなんですね
受益者負担と言うなら
500円のまま
市役所に持って行ったら500円払えばいいだけで
何でリサイクルが始まると3,000円なんだと
リサイクルするっていうことは
捨てることに比べれば
その中から資源を回収するんわけですからね
銅とか金とかいうのがとれるんですけど
銅とか金とかいうのをとれば100円としますね
そうすると全部捨てたのが500円であれば
それから回収した資源が100円ですから
今まで500円でしたが
これからリサイクルするから
一人一台400円ですよっていうなら話が分かるんですよ
それが3,000円っていったらおかしいわけですよ
資源を回収すると3,000円というんだったら
天然資源取ればいいんですね
金とか銅とかいうのは 高いように見えますが
廃家電から 使い終わった家電から回収するとですね
ものすごく高くつくんですよ
高くつくってことは どういうことかっていったら
他の資源とかエネルギーを使うっていうことなんですよね
当たり前ですけど ほかに使うもんないんですけどね
だから ものすごく
資源エネルギーを使うほうに進んだんですね
それでこれに対してですね その当時の環境省の課長
確か環境省だったんですけど
もしかすると経産省かもしれませんが
こんな不合理なこと
日本しかできないよと言ったんですよね
私はそのころ割合と近くにいました
現役ですからね
こんなこと こんな不合理なこと日本しかできないよと
言ったんですよ 担当課長が
それは当たり前ですよね だって全部捨てれば500円なのに
リサイクルすると3,000円
こんな不合理なこと 出来るわけでないじゃないですか
誰も文句言わないんですから
課長はそれにつけ足してこういったんですね
なぜ日本しかできないかと言うと
国民が行政を信用し
行政と業界が強く結びついてるから
日本しかできないんだと こう言ったわけですね
つまりどんな不合理なことでも
国民は行政を信用してる
だから環境省がやるんだから
正しい事やってくれるんだろう 
本当に資源は回収できるんだろうなと
こう思ってるわけですよ
これはあのー 500円が3,000円になるっていうのは
非常に簡単なことですからね
世の中で 例えばある金属が1万円で売ってたら
1万円で買えるのに
300万円で買うっていうものなんですよ
だから日本国としてはもの凄い損をする もちろん
500円のものが3,000円になるんですからね
1台あたり2,500円 日本は損をするんですよ
その2,500円損したものが 
どの懐に行ったかっていうとですよ
私の感じでは2,500円の内2,000円は
日立とか東芝とか松下電器とか
そういうメーカーですよ 家電のメーカー
500円は お役所の役人が天下りしたり
利権を取ったりするのに使われました
つまり単に 今まで500円払ってた国民は
2,500円を余計に払って それをね
会社と役人に払ってたっていうだけなんですよね
それが今でも続いてるんですね
僕は今度のコロナも同じですよね
新型コロナが流行って
冬の風邪の 風邪引く人はすごい減って
まぁ今まで 約合計2,000万人ですね
インフルエンザとコロナの風邪
今までのコロナ
コロナっていったって 新型と旧型もあるんですか
ライノウイルスとか
RSウイルスとかそうやつ全部足して
冬の風邪は2,000万人病院に行ったんですよ
病院行ったんですね
ところが新型コロナが流行って
今までのコロナのウイルスが弱りましたからね
どうも きちっとしたデータが
発表されてないんですけども
冬の風邪が2,000万人から1,000万人よりか下になりました
死者も まぁ2万人ぐらいの死者が 多分
1万人を切ってると思いますね
新型コロナが流行ったおかげで
日本人の冬の健康は非常に増進したんですよ
尾身さんっていう政府の方は何考えてんですかね
あの人は 太平洋地域でのあのー
はしかかなんかのウイルスを退治したので有名なので
またそれをやろうとしてるんだと思いますけども
太平洋諸国のはしかと
日本における冬の風邪とは全く違いますからね
まぁそれは 尾身さんが
今後非常に苦しむんじゃないかと思いますね
この騒動が終わったらですね
マスクも同じですね
小児学会が反対し 医師会も賛成しないのに
誰かが マスクをつけなきゃいけないと
それがまぁ 家電リサイクルと似てますね
どんなに不合理なことでも
こんなこと日本しかできないよ
まぁそういうことですね
今日は新しいブログのことで
私の心が開かれちゃったもんですから
あーそうだなぁ 
あの家電リサイクルの時にほんと酷かった
日本人はじっと耐えるんですけど
昔は耐えることが価値があるぐらいの立派な日本でしたね
今の日本はもう駄目になりました
と私は思います
残念ですね どっかで我々親が
目覚めないといけないと思います

2020年11月29日 (ヒバリクラブ)

#武田邦彦

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