本日の収穫(3415文字)
現在の日本にですね
不安を抱いている人って非常に多いんですよね
とにかく国会はもう本当にまともな議論はないし
それから色んな疫病なんかに対しては
もう理屈に合わない政策が次々出てきますしね
学校もいじめがある
職場の人間関係もうまくいかない
一体どうしたんだっていうんで
まぁその新しい日本の考え方をですね
このブログで順序よく正月から出してるんですが
やっと本命になったんです 本命になるまで
大体四十回ぐらい必要でしたね
しかし日本というものがどういうものか
日本の教育がどこがまずいのか
っていうようなことを
最初にちょっとお話しとかないとですね
最初から防衛とか
それから日本の憲法とかに行きますとね
それは中々やっぱり裾がありますから
大変なんですね
こういったその話は中々難しくて
裾の方から行けば
何で裾ばっかやってんのって言われるし
メインに行くとメインの重要な問題ってのは
裾が物凄い広いもんですからね 中々難しいわけで
中間をとって四十日ぐらい
色々周辺をやりましてね
それから今日から本丸に突撃ということなんですね
日本の防衛ですね
防衛と外交でちょっと違いますので
一応ここで防衛と外交とを分けております
経済・防衛・外交・経済・国体
みたいなものが一番重要ですのでですね
その防衛の1ですね 平和への三段階論
平和運動してる人に
悪口を言うわけじゃないんですが
実はですね この日本の
今の日本の大きな間違いはですね
戦争は悲惨なものではないっていうことなんですよ
それはね
戦争をやめさせなきゃいけないっていうのはね
ちょっと目標が高すぎるんですね
残酷な悲惨な戦争をやめさせなきゃいけないと
これはですね 割合手前にあるんですよ
近くにあるんですね
ですから平和運動してる人に
是非お願いしたいんですが
戦争は悲惨なものであるっていう言い方はですね
ちょっと間違っておりましてね
これが平和に害をなすということじゃないんですが
錯覚をさせますね
元々戦争っていうのは
残酷じゃありませんでした
それは次回に詳しくご説明しますが
平和への三段階論というのはですね
やっぱり平和を求める心っていうのはもう
人間が生まれてからっていうかですね
年を作ってからどんなに少なくいっても
紀元前五千年ぐらいには
もうそういう考えがあってですね
何とかして平和な社会を
築こうとしたんですけどね
上手くいかないんですよ
それはね もう紀元前五千年ぐらいから
戦争に戦争を重ねたわけですね
ですからそういう心は勿論あるんですよ
身近な人がどんどん死んでいきますから
ところがやめられない
そこで最初のその本格的な試みがですね
ヨーロッパのウエストファリア条約だったんです
これは1648年ですからね
1600年ですから
今から400年ぐらい前のことなんですね
これは悲惨なですね
ヨーロッパ人ってもの凄く戦争が好きなんですよ
よくあの日本は侵略的だっていうけど
日本なんか全然侵略的じゃなくて
日本って本当平和国家なんですよ
この二千年を見ればですよ
平和国家なんですよ
ヨーロッパっていうのは非常に闘争的なんですね
だから もう闘争に闘争
戦争に戦争を重ねてね
ウエストファリア条約が結ばれた時は
三十年戦争っていうのがドイツを中心にありまして
これも悲惨だったもんですからね
ですからもう戦争止めようやっていって
ウエストファリア条約
これが人類が考えた
平和への第一歩っていう感じだったんですね
そこでの結論はですね
皆さんこう平和運動なんかやってる方は
非常に違和感が感じられると思うんですけども
人間の知恵っていうのはですね
やっぱり戦争を止めるということは
戦争の多い国を参考にしたらいいんですよね
結局だけど勢力均衡なんです
それはまぁ考えてみれば当たり前でですね
二つの国が戦争する時はどっちかが強くて
どっちかが弱いと戦争になるんですよ
ところが勢力が軍力が軍事力が
均衡していると戦争にならないんですね
最近の世界を見てもそうですよ 戦後のね
アメリカとソビエトは戦争してないんですよ
やっぱり勢力が均衡してますからね
アメリカと中国や
ソビエトと中国もあんまりしなかったんですよ
ところがアメリカが戦争した
相手っていうとね 戦後ですとね
やっぱりベトナムとか あの何ですかね
シリアとかイラクとか
そういうとこなんですよ
それはどうして
それは戦争になるかっていったら
アメリカに対して相手の国が極めて弱いか
弱いと思われるので戦争になるんですね
やっぱり戦争って人間がやりますからね
自分が死ぬと思うとやりたくないんですよ
ですから中国が戦後に占領した
中国っていうのは 今の中国共産党って
なんか間違ってるんですけどね
他の国を占領しちゃったのは
戦後占領したのは中国だけなんですね
中国共産党っていうんですか
チベットでしょ
ウイグル・モンゴルの南半分
満州さらにベトナムも占領しようと思って
1978年にベトナムに侵攻する
現在は台湾を取ってしまおうと
思っているわけですね
だからこれも当然なんですが
中国共産党が攻撃して侵略して
戦争で侵略して取った国は
全部中国と比べ物にならないぐらい
弱い国なんです
ベトナムにうっかり行きましたね
ベトナム強かったもんですから
すぐ引き揚げたと
こういうことになるんですね
ウエストファリア条約って
それを言ってるわけですよ
もう戦争やめよう
戦争やめようと思ったけど
止まらない じゃあ
事前の策として何がいいかっていったら
勢力均衡なんですよ
大国を作っちゃいけないってことなんですね
ドイツと戦われた
隣のポーランド・オーストリア あの当時ね
ポーランド・オーストリア・フランス・デンマーク
ここら辺がですね
もしもドイツと同じぐらいの軍事力なら
双方を牽制して攻めないんですよ
これもね 欠陥がありますよ
勿論欠陥があります
1648年にやっとそこまで来たんですね
それで これから日本はですね
日本の防衛っていうのは
世界が平和になれば防衛は良くなりますからね
日本の防衛は世界平和が
達成されることなんですが
平和はどうしても三段階いるんですよ
第一段階は残虐な戦争を
しないということなんですよね
残虐な戦争をしない
これは簡単なんですね
誰でも納得するんですが
丸腰の相手を撃たないっていうことなんですよ
丸腰の相手を撃たないっていうのはですね
自分の目の前に小学校の男の子が
何も持ってないで立ってる
それに対して銃を構えて
撃ち殺す兵士っていうのはそれほどいないんですよ
ほとんどいないんです
それはやっぱりよくないことなんですね
だから現在でも化学兵器とか生物兵器といった
無差別な殺戮は止めることになってるんですよ
だからこれは現実的にできるんですよ
まず丸腰を撃たない
丸腰を撃たないっていうのはね
これは非常に重要で
これは合意が取れるわけですよ
戦争を平和にするためにまず
合意が取れるものから行かなきゃならない
それが第一段階ですね
第二段階は自分の領土を広げるために
戦争はしないということなんですよ
自分の領土を広げるための戦争はしない
これしますとね 中国は
チベット・ウイグルは返さなきゃいけないですね
だから台湾にも侵攻できません
自分の領土を広げるために
軍事力は使わないっていうことですね
これが第二段階です
だから日本はそれを宣言する必要あるんですね
第一段階の丸腰の人は撃たない
日本は絶対丸腰を撃ちませんよ
第二番目
日本は現在 日本の領土から外に出ませんと
係争してるところですね
北方四島それから韓国との論争
それから中国との論争
そういった周辺は必ず発生しますから
アルザス=ロレーヌじゃないですけども
必ず発生しますから
そこはペンディングで置いておくと
これはもう歴史的にいいんですね
そのペンディングのところ以外はもう出ませんと
はっきりと宣言するということですね
そして三番目が平和を求めましょう
日本国憲法のように
各国の信頼を信じて平和に行きましょう
だから必ず三段階ですね
ですから平和への祈りとかですね
平和のことをお話しする先生のことを
お話しするという努力もいいんですけれども
それは人類ですね
七千年ぐらいやってきて失敗してるんですね
ですからやっぱり我々は
1648年のウエストファリア
ぐらいから行った方がいい
まず勢力均衡だと
できるだけ勢力均衡にする
それから丸腰の相手を撃たないとすると
それから領土を増やすのに
軍力を使わないっていうこと
そして平和と こういうことが
まず基本的な日本の政策としてですね
決めなければいけないと思います
これはもう政策で議論と 国民の議論と政策で
平和の三段階っていうのを
はっきりと意識しなきゃいけないと思います
2022年2月9日 (ヒバリクラブ)
#武田邦彦 先生
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