2021/11/28

日本は違う。一つ上  6.子供は神の子  全く違う成長と教育  のびのびと育て魂を持つ  チップをねだる文化、チップを断る文化  敵将を遇する日本、敵将を辱める欧米  男女を比較しない。 仕事は恩返し。 日本の宗教は平和。



本日の収穫文字数は3416文字です。

今日はですね 日本は違う
主な国に対して一つ上であると
子供についての考え方ですね
本当に子供についての考え方は
日本とヨーロッパと ものすごく違うんですね
ヨーロッパはですね
子供というのはまだ教育されてないので
野獣であると 野獣であるので
それを教育で人間にしなきゃいけない
だから鞭を使うんだっていうのが
ヨーロッパの基本的な考えなんですね
ですから まぁ昔
今はそんなことはありませんが
昔のヨーロッパのイギリスのですね 小学校では
先生が鞭を持ってるんですよ
鞭を持ってるって事なにかていったら
相手が獣ですからね
獣ですから この子供は獣なんで
先生という大人 
つまり教育が終わって人間になった人がですね
獣に対して鞭を振って教育すると
もしくは木に縛り付けたりもしたりしたんですね
それで とにかく子供を人間にするんだと
獣から人間にするんだというのが
基本的なヨーロッパの教育の考え方なんですね
それと180度違うのは日本で
日本はですね
子供は神の子なんですね
実は人間というのは 
子供が一番正しいっていうか綺麗で
純粋で大人になってくると
どうしても人間の悪い所を つまり
大脳皮質の利己性が出てくるんでですね
これは どういう事かって言うと
大脳皮質の下にですね
ちょうど頭の下の方に
真ん中ら辺に扁桃脳?があるわけですね
この扁桃脳?は 
5億5千万年間の生物の知恵がつまってるので
どちらかと言うと利他的なんですね
利他的って言っても難しくて 例えば
獲物を捕食する 捕らえて食べるっていうのは
これは生物界では悪いことではないとされてるわけですね
そうしないと生きていけませんので
自然の秩序そのものがですね 太陽の光で草が生え
草を食べる草食動物がいて
草食動物を食べる肉食動物がいるって言うのは
これはもう 自然の摂理ですから
これはいいとしなきゃいけないですね
それから そういったものが繁栄するためには
ウイルスだとか微生物だとか
ミミズとかそういったものが必要なんで
それで一つの体系を成しているということなんですね
ですからそのー 草食動物が肉食動物を食べるとか
草食動物が草を食べたりするっていうのは
これは良い悪いという問題ではないということなんですね
それでその そういった中で一つの調和ですね
一つの調和をとって自然というのは成り立っている
その状態で子供は生まれるわけですね
子供は親から
扁桃脳?は もらって生まれるわけですね
それから0歳から25歳まで
大脳皮質を 人間の知恵を入れるわけですね
だから結局 大人と子供
生まれたての子供と大人の差っていうのはですね
日本の考えだと
子供は生まれた時に
神の子として生まれる 
この神の子っていうのはどういうことかって言うと
まだ人間の知恵が入ってない
5億5000万年間の動物の知恵ですね
生物の知恵が詰まってる この状態は神様だと
それは神様ですね 自然ですからね 
人間は 日本人は自然と祖先を神としたわけですが
その点では確かに 子供は神の子なんですね
つまり子供は生物としては正しい行動ができる
まだ人間としては その上澄みの人間としてはできていない
ということなんですね
ですから人間は子供は神の子 そうすると
子供はこの何を学ぶべきかっていったら
できるだけ自然に近いものを
学んでいくっていうことが大切で
それによって利他的な心も持ってですね
みんなで暮らしていこうと
全員で暮らしていこうと 恩とかですね
日本人の恩とかいう心が生まれるわけですね
ですから子供は神の子で
できるだけ子供同士で遊ばせて それも
自然の中で遊ばせる そのことによって
てにをはとか数学算数なんていうものよりかですね
1+1が2であるとか
そういう事ではなくて
そういう事を最初に覚えるのではなくて
つまり人間の知恵を覚えるんじゃなくて
生物としての正しい自然を学ぶっていうことなんですね
そして7歳ぐらいになると
読み書きそろばんとか
今で言う小学校1年生ですかね
読み書きそろばんとか言葉漢字っていうのを覚えてですね
そして人間社会で生活できる様にする
しかし人間社会っていうのは基本的に利己的ですからね
だからダメなんですね ところがヨーロッパのように
子供はまだ教育を受けてない獣だから
これを縛ったり引っ叩いたりして
人間の知恵を大脳に入れるんだと
これが先なんだという風にしますと
絶対に これはどういうことが生まれるかっていうと
大脳皮質から完成がしてきますから
利己的になりますね
そうしますとヨーロッパの社会のように
中国もそうですけど
支配層と非支配層に分かれるわけですね
ですから子供を鍛えて支配層に入れて
同じ人間の非支配層を圧迫して
自分だけが幸福な人生を送るという
個人主義になるわけですね ですから
個人を尊重しろということになって
集団を尊重するのは野蛮である 
こういう考えになるわけですね
ですから大本は
子供というものをどう捉えるかっていう事なんですね
もう生物としては完成してるから
後は人間の知恵を少し足さなきゃいけないが
人間の知恵っていうのは とかく利己的なので
どうしても自分が支配層に入ろう
自分の国が他の国を占領しよう
もしくは植民地にしよう 皆殺しにしよう
ということになるわけですね
その考え方は
歴史的にはも実証されておりまして
ヨーロッパ諸国はものすごく戦争しております
それからロシア これもあのウクライナよりか
西の方にいた昔のロシアですね
これがシベリアに進出してくる時は
村を 一つの村が一つの村を兵隊が囲んで
焼き払って皆殺しにする
そしてそこに白人のロシア人が住むと
そういうことでウラジオストック つまり
シベリアずっと来たわけですね
それからイギリスとかスペイン ポルトガル
イギリス オランダっていうところは 今度は
海に出て行って
そして有色人種の国を全部植民地にし
植民地の人に働かせて
そして自分達は まぁピアノ弾いたり絵描いたりしてたと
これは子供に対する考え方のところでも別れて
そして そこで会得した自分たちの考えをですね
やるわけですから
当然その帰結としてですね
支配層と奴隷を作るのがヨーロッパであり
一つの平等社会を作ったのが日本である
力づくの社会がヨーロッパであって
力づくではない社会が日本にできたということは
日本とかヨーロッパ全体の考え方の思想と
一致してるわけですね 教育もそうなんです
ですから日本の教育っていうのは 
今の教育は日本の精神の上に
ヨーロッパの残酷な力づくの精神を植え付けて
あたかも なんか算数とか国語はできる子が偉いとか
そういうような力づくの教育を現在してるわけですね
しかも国家のための教育というものはあるわけですね
それはどうしてかっていったら 一つは
その子供自身が実力を 力をつけて
力づくの社会で支配層に入るっていうことですね
もう一つは国家自信が 全体が力をつけて
そして他国を痛めるという 二つのことが目的ですからね
教育の元々が ですから日本のように
大きくなったらみんなで一緒に
幸福な人生を送ろうやっていうのと
全く180度違うんで 受験ステムとかですね
他人を蹴落とした人が優秀であるとか
それからあなたの長所は何ですか
取り柄は何ですか という質問をしてですね
取り柄っていうのは
他人よりか優れたこと ということなんで
そういうことで
支配層になって
奴隷を使うんだという精神の人間を作る
そしてまさに この2000年間って言うか
まぁ特に外国との交渉が増えてきた1500年
15世紀から近代にわたってですね
この子供に対する考え方っていうのが
教育に大きな影響を及ぼしたんですね
どちらが優れているか
他国と戦争するにはヨーロッパ流の
子供に対して鞭を打つほうが優れてるし
みんなで一緒にやろうやっていうのが
日本で 平和ですね
現在の中国が
非常に侵略的であるっていうのは
中国は日本の隣にいるにも関わらず
ヨーロッパ文化と全く同じなんですね
子供を鞭打って あるいは殺してもいいと
神の子って 子供は神の子じゃないよって
いうのは中国でありますので
日本と中国がですね
あまりうまくいかない 感覚として
アメリカと中国の方がうまくいくっていうのは
どういうことかって言うと 大陸文化ですね
中国 中央アジア 中東
ヨーロッパ アメリカという所の文化とはですね
日本はもう全然質が違うということで
おそらくアメリカ人も中国人も
日本人に対しては違和感を持つ 
違和感を持つというか もしかしたら
心の中で ひがんでるのかも知れませんね
日本人っていいなーと
みんなのためを考えて生活してるなあーと
それから見れば我々は本当にこう
一刻を争って他人を蹴落とそうとしてるなぁという
そういう引け目があるのかもしれないと
私は思っています

2021年11月28日(ヒバリクラブ)

#武田邦彦

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