2021/12/27

お金の連続解説 6 先回は政府は赤字か? 国債を無限に発行できるか? インフレにならないのだからOKか? なぜ赤字になるのか? タイミングはバブル崩壊の直前 それからずっと楽な政治 (武田邦彦)



本日の収穫(2493文字) 

自由に喋るということで ちょっとお茶を飲みましょうかね
これでもう自由に いこうかなと思ってますが
お金についてですね
多くの人がお金 少ない人もいるし多い人もいるんですが
それから現金を持ってる人
銀行預金を持ってる人
株とかファンドを持ってる人ですね
外貨持ってる人 土地とか金を持ってる人って色々なんですね
それでまぁ 崩壊するんですよ
みんな心配してるわけですね
私も自分の財産は今まで
私なんかも 儲けようと思ってるんじゃなくて
自分が今 1,000万持ってたら 1,000万が
やっぱり200万になるの残念だなーっていう
悔しい思いするだろうなーって
そういうことで まぁやってるんですから
儲けようなんて思って
金融を勉強してるわけじゃないんですよ
私なんか金融なんか手段だからね
そんなもんで儲けようとしてるんじゃないんですが
まぁ随分勉強しまして
一回 東洋経済からですね
国債は買ってはいけないっていう本
出したらもう叩かれましてね
それも経済学者から もの凄く叩かれたんですよ
それから さらに勉強して
経済っていうのは こうなってんだなーっていうんで
お金の事を考えちゃ あんまり考えちゃいけない
だから どうするってのは別ですよ
このシリーズの最後に
だからどうするってのは ちゃんと言うんですけど
だからどうするっていうことを言うためにですね
前段が必要なんですね
まぁ繰り返し言ってますが
一つはNHKが真っ赤な嘘をつくっていうことなんですよ
よくNHKの受信料払いたくないっていう
裁判がありますけどね
私に言わせりゃねー
NHKが ただ別に何の役にも立たないんだったら別に
それはそれで 金払ったっていいんですけど
噓を言ってくれるんですよ 
そのNHKが言った嘘はね 取り消すのが大変なんですよ
自分自身の心の中でも大変だし
他人とやっぱり僕ら話しますからね
他人がやっぱりNHKに準備をしてますから
困っちゃうんですよ
このお金については いつも言ってますように
国民1人当たり800万円の借金
だから子供にツケを回すなっていうのは全く逆なんですからね
全く逆のことをNHK繰り返したわけですよ
それからもう一つは 大きいのは経済学者の喧嘩なんです
これ今日はこれをですね 焦点に少し詳しくお話します
この話の きっかけになったのはですね
慶応大学かなんかの先生が
シリーズものを出したんですね
とにかくMMT理論 自国通貨を持つ国は
安心は大間違いっていうの出したわけです
結構若い先生なんでねー
なかなか度胸があっていいとは言えるんですが
経済学者が喧嘩してる間は駄目だと
全く参考にならないっていう話をしたんですが
今日は具体的なやつね ちょっとお話します
えーっと これは2ページ目 
彼の2ページ目ぐらいなんですが
自国通貨建ての国は
理論的に絶対財政破綻はしないという議論は
元日銀の著名エコノミストですら書いているが
それは机上の理屈であり
現実には実現不可能なシナリオである
それは日本銀行が国債を引き受け続けると
インフレになるからではない
その場合はインフレまで時間稼ぎができるが
インフレなる前に即時に 財政破綻してしまうからである
という風に書いてあるんですね
えーとこれねー 普通の人が読みますとね
いやー慶応大学の若い先生が思い切って
正しいこと言ってんのかなーと思いますでしょ
これもう全く学問的には
もうひっくり返るような酷いことなんですね
というのは まず一つにですね
自国通貨建ての国は理論的に
絶対経済破綻しないという議論をですね
元日銀の著名エコノミスト
この元日銀の著名エコノミストというのは
多分 経済学者なんですよ
多分というか間違えなく経済学者なんですよ
そうじゃなくちゃ日銀にいてですね
著名なエコノミストになりませんから
この慶応大学の先生は もちろん経済学者ですけど
この先生もですね 経済学者 大学院
慶応大学大学院の准教授ですからね
学者なんですよ その人がですね
この元日銀の著名エコノミストが
言ってることが 机上の空論である
即時に財政破綻してしまうからであると
これねー これも酷い話なんですよ
これは どのくらい酷い話かっていうと
たとえば 食事を進める人がね
ご飯の方がいいとかパンがいいとか
そういう話よりか もう全然違って
ご飯食べると死ぬっていう人と ご飯食べると
元気になるという人と二つ栄養学者がいるっていうことですよ
そんな栄養学って勉強して意味があります?
それを我々がですね 一生懸命調べて
ご飯を食べたら死ぬのか 栄養になるのか
調べたって意味がないですよ だって
見識のある学問を積んだ 栄養学者がですね
一人が ご飯を食べたら死ぬといい
一人が ご飯食べたら栄養になると体にいいと
言ってるようじゃねー 僕らご飯食べれませんよ
簡単に言えば 危なくって
それはねー 栄養学者同士で話してくださいよって
言いたくなっちゃうわけですよ
そうしないと 僕らはね
突然 ご飯を今まで食べてきたのに
ご飯を今まで食べてきたっていうのは
1990年から30年間 
赤字国債をどんどん出してきたのにと言ってもいいし
これから出そうとしてるのにといってもいいけど
それが国の非常に中心的な
経済学者がみんなそう言ってんのに
慶応大学のこの先生が正しいかもしれないんですよ
別にあの若いから間違ってるってこと限りませんからね
その人が それは机上の空論だとか
即座に財政破綻してしまうなんて言われたところでね
どっちを選べばいいんですか
じゃあーあなた 私ご飯今日食べれるんですか
どうですかと いうことになりますよね
だから結局は あのー
結局それは何を言ってるかつったらですね
やっぱりこう言った それでこれは
基礎的なことかどうかということは
我々は分からないですよ というのはですね
自国通貨建ての国っていうのが 破綻するっていうのは
机上の空論ではないということを
経済学的に理解するってのは相当大変なんです
それから後半のですね
日銀が国債を引き受け続けると
インフレまで時間稼ぎはできるけども
その直前に 即座に日本の財政破綻が訪れるというのをですね
これもあのー 非常に極めて
ちょっとここちょっと今用事できましたんでね
今日からは自由な論評を送りますので
今日はここで ちょっとやめまして
ちょっと今 待っておられる人がいるんでですね
ちょっと音楽だけ流して終わりにいたします

2021年12月27日 (ヒバリクラブ)

#武田邦彦

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