2022/01/02

今年は楽しい年にするぞ! 楽しい年は自分で作る 錯覚さえなければ  1)社会は自分ではない、 2)人は自分だ (武田邦彦)




本日の収穫(2868文字) 

今年もあけましておめでとうございます
ブログはですね 今年もやっていくぞーと思いまして
正月なので
宮城道雄が比較的若い時に録音してあります
この正月の筝曲をですね
最初に冒頭に入れました
今年は まぁブログはブログでやるということと
あまりそのー 最初に音楽入れなきゃいけないとかですね
色々その なければいけないってやつがいっぱいありますとね
やはり生活が息苦しくなるもんですから
今年は時間もルーズにスタートもルーズに
という風に考えております
新春にあたって元旦っていうのは
あまり方針を決めたりなんかしなくてもいいんですが
今年は楽しい年にするぞというのが
いいかなーと思っております
それはコロナのこともありますしね
それからまぁ内閣も少しは良くなりましたが
やはり今は専門家が 非常にこう頼りがないというか
人間としての心がないというようなこともあってですね
やはり自分で楽しい年にしなきゃいけない
という時代だなという風に思いますね
1960年ぐらいから1990年 30年間はですね
自分は別にあれこれ考えなくても
社会がだんだん 自分の人生を良くしてくれたと
そういう時代でしたけども
それはちょっともう今ではですね あまり期待ができないので
自分自身で楽しい年にするということを
積極的にやらなきゃいけないと思いますね
これに私が おぼろげに気がついたのが
1年半前の 2020年の6月頃でしたね
それでわたしはブログを変えて ヒバリクラブにしたんですよ
ヒバリクラブしたっていうのは何かって言うと
社会はもう このところ期待できないなと
まぁこういう期待できない社会に入りますとね
30年間くらいは そういう社会が来ますんで
むしろ社会を改革するというよりかは
改革の努力はするにしてもですね
改革が成功するには30年かかるつったほうがいいですかね
ですから 自分が改革するにはもう一日で済みますから
それがいいんじゃないかと思いますね
つまり楽しい年は自分で作る
楽しい時 楽しい人生は
自分で作るんだっていうことなんですね
幸い日本はですね
私がいつも言っているその
中国からヨーロッパ アメリカなんかのですね
5パーセントとが楽しい人生 あと90パーセントとが
まぁ奴隷的な人生という社会ではなくて
天皇陛下お一人おられれば 後は日本人全員が
平等という社会におりますので その点では
大変に恵まれてるわけですよね ですから
社会としては もう受け入れの措置はあると
ただ私たち自身が 
そういう気持ちになるかどうかということなので
まぁ今年もそれでいったらどうかなと思いますね
その大きな錯覚はたった二つなんですよ
一つはですね 社会は自分ではない これはあのー
2020年から2050年までの
30年間というのは 特に大切だと思いますし
お聞きになってるみなさんが 楽しい人生を
送るということはですね
もう何回も唱えたほうがいいと思うんですね
社会は自分ではない 社会は自分ではない
だから 社会が自分が満足するようにはならないんですよ
コロナもそうですしね
それから米中関係もそうですし
我々の給料もそうですし
まぁ電車に乗った時の乗客の態度もそうですし
あらゆることがですね
やや自分と距離をおいた方がいいつってもいいんですね
社会と自分の間に距離をおいた方がいい
だからまぁ政治活動するのは非常に結構なんですが
政治活動するときも
日本全体を変えるというようなことは
30年かかるよと いうような心構えで
自分たちがそういう志を同じくした人と一緒に 仲間を作って
その中で自分の楽しい人生を送ると
日本中を仲間にするっていうのは
ちょっと難しい時代だと そういう風に思うんですね
もう一つは全く逆なんですけれども
自分の周りの人は自分だっていうことなんですよ
この二つのことですね
社会は自分ではない
だから社会が 社会に腹を立ててはいけない
これがヒバリクラブですね
どんな状態でもヒバリは大空にヒューンと上がっていって
ピーチクパーチクと こう楽しく鳴く
それはその地球がどうだからということと関係なく
ヒバリは鳴くということなんですね
ですから社会と自分を切り離して
もちろん社会を良いように
改造する計画はしてもいいんですけども
基本的には社会は自分ではない
ということで それで先ずは楽しさの半分は獲得できます
これはヒバリクラブで追々
ずっーと話をしていきたいと思っております
全く逆 自分の周りの人は自分だっていうことなんですよ
自分というものを消すということですね
これはあのー 日本は昔から自分がないんですよ
個性を尊重しないんですよ 
この頃個性を尊重するということが
素晴らしいと それはですねー
恵まれた人が5パーセント
奴隷が90パーセントのヨーロッパ社会では
個性が大切だって言うだけなんですね
我々のような 日本のような文化
人は人だと 日本人は全員日本人だと
自分が幸福になるのと
周りの人が幸福になるのと喜びは同じだ
むしろ周りの人が幸福になった方が
自分も幸福感を味わえるという社会ではですね
周りの人は 自分だっていうことなんですよね
周りの人は自分だ
だから自分と他人っていうのを分けない
ということが非常に重要です
社会としての 一つのまとまりは自分ではない
しかし自分の付き合ってる人ですね
家族友人それから気持ちの同じような仲間
去年は私ですね 参政党の皆様とか幸せ砂時計の方々
それからまぁ色々ですね 意識改革大学だとか
それから未来塾とかですね
色々なもので 人と親しくなりました
ヒーローズクラブもそうですねー
その仲間で
その仲間は本当に自分と同じだという気持ちになれるし
非常に快適な時間を過ごしましたね
病気になった時も 随分励まされました
これは何かって言うと
やっぱり 周りの人が自分だっていうことなんですよ
自分だけ良ければいい まさかそんなことは考えないで
過ごしていけましたね
だからその点ではですね
まぁ今年の重要なことはですね
社会は自分ではないんだけど
周りの人は自分であって 自分と区別しちゃいけない
命も一つであり 幸福も一つであり
時間も一つなんだと
むしろと一つだというよりか
自分の家族 自分の友人 自分の仲間と
一緒に時を過ごすことがいいと
それには自分が正しいと思わないことですね
正しさっていうのは
それぞれの人によって大きく違いますから
だから自分が正しいと思うことが 正しいんではない
正しいということは 人によって違う
それは 大脳がですね
25歳までのその人の経験によってできますし
男性ホルモン女性ホルモンみたいなものとにも
随分関係があるので
それは絶対そうですね
ただ人間には非常に重要な武器があります
それは愛情ですね
愛 愛すること
人はやっぱり愛することが大切です
だけど社会全体を愛するってことはできませんが
自分の周り家族 友人そして仲間 これは
愛することができますね
ですから 愛こそがやはり
人間を より楽しい人生を与えるものである
それで自分を消して できるだけ自分というものを出さずに
やっぱり やっていくという一年にできればと
いう風に思っています
この音楽の琴は目が見えない
宮城道雄さんがですね 弾いてるわけですが
本当に素晴らしい 彼には彼の悩みがあったと思いますが
素晴らしい宝物を私たちにくれたと
いう風に言えると思います

2022年1月1日 (ヒバリクラブ) 

#武田邦彦

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