本日の収穫(3799文字)
ヒバリクラブの方ではですね
今日本の自衛っていうか防衛をどうするかっていう
基本的なことをお話しているんですが
その間に北朝鮮のミサイルが
先日ちょっと前ですけども
二発か三発上がりましてね
それで色々政府が急いで
ステートメント出してました
このステートメントがですね
政府が悪いのか防衛省が悪いのか
自衛隊が悪いのかよく分かりませんが
いずれにしても
それからミサイルが落ちるまでに
警告を出さなきゃいけないわけですね
だってミサイルが落ちてきて
警告出してもですね 意味がない
これは政治的なものだけになっちゃうんですね
ここが現在の自衛隊の問題点なんですよ
これ自衛隊が悪いって言うんじゃないですよ
自衛隊の人 腹立てないでくださいね
自衛隊が悪いって言うんじゃなくて
誰がどういう問題なのかが分かってないっていうか
はっきりしないっていうことなんですね
もちろん自衛隊の方も
それから防衛省もみんな分かってるんですよ
だけど動けないんですよ
分かってないようにしか動けないんですね
っていうのは簡単に言うとですね
自衛隊は国民を守るために存在するんですよ
国民を守るために存在するっていうことは
ミサイルが上がって落ちてしまってからですね
どうも経済水域 日本の経済水域に
落ちなかったようだなんて言ってもらってもですね
もう落ちてくる方は守れないわけですね
日本人を守るっていうことは
どういうことかって言ったら
落ちる前に自衛隊の迎撃ミサイルが
撃ち落としに行けるのか行けないのか
だから簡単に言えば
北朝鮮からミサイルが打ち上った
それを自衛隊がすぐ計算して
そのミサイルの航路からいって
日本のEEZ 経済水域に
落ちないかどうかを計算して
落ちなければ直ちに
テレビとかそういうのを使って
今北朝鮮のミサイルが
上空にあって落ちるけども
EEZ圏内ではないと どこに落ちる予想だと
いう風に言わなきゃいけないですね
それが全然間に合わないかって言うとですね
今度 短い航程なんで
上がってから落ちるまで時間が少ない
水平距離から言えば
二三分っていうとこですけど
多分超音速ということで
かなり上空まで上がったと思うんですね
上空まで上がったってことは落ちるまでに
七・八分から十分ぐらいあったんじゃないか
だからそれをこう日本としては
北朝鮮っていう国が隣にある時に
ミサイルで漁民とかですね
あるいは観光船なんかに当たらないかどうか
つまり経済水域っていうのは
日本の経済水域の定義はですね
日本の漁船が安全して漁船ばかりじゃなくて
色んなことで海の上で活動する人がいるわけですが
その人たちが完全に
もちろん完全になんですよ
経済水域っていうのは
そこで捕っていいっていう
経済的なことを言ってるだけじゃなくて
もちろん命に危険がないっていうことは
経済水域の前にあることですけどね
ですから経済水域であるということは
命は安全であると
日本人の命が完全に保つために
自衛隊がいると こういうことですからね
だから不可能なら
不可能と言わなきゃいけないですね
例えばミサイルが上がっても
日本は北朝鮮の干渉してないから
アメリカ軍か韓国軍から情報を得て
その情報に基づいて計算をしてやるっていうのは
時間が三十分かかるから
実際に北朝鮮のミサイルで
日本の漁船が危ないかどうかは
もう日本は計算すことできませんと
したがってこの領域は
経済水域ではあるけれども
北朝鮮のミサイルで死ぬことありますよって
言わなきゃいけないんですよ
それは言ってませんけどね
だからここに問題があるわけです
じゃあこれを自衛隊の責任かっていうと
自衛隊の人は必ずこう言いますね
これはもう僕も何回も議論してるんですが
それは文民統制だから
だから文官が言わなきゃ駄目なんだ
まぁ大臣とか それから
自衛隊の中枢部分にいる文官ですね
それが言わなきゃいけない
ということはどういうことかって言うと
予め決めておかなきゃいけないってことなんですよ
大臣もですね もう時間がないと
自分もトイレに行ってる時もあるから
間に合わないから
北朝鮮からミサイルが上がったら
瞬間的にそれをどうするどうすると
どうしたら日本人を守れるのかって
決めとかにゃいけないんですね
そうしなきゃ
こういった時間では駄目なんですよ
それはどこの国もそうで隣国からの攻撃で
自分の国の周りにいる人たちが死なないように
体制を取っておくということは大切なんですね
ところがマスコミなんかの論調を見ますとね
本当に酷い話で
事実を後から一時間後ぐらいに説明してですね
経済水域に落ちなかったって言ってんですよ
落ちなかったって落ちなかったっていう
表現では厳しく言うと自衛隊の意義はないんですよ
自衛隊の人に何のためにいるのって
国民を守るためだっていってるわけでしょう
守るためってのは
死んだ後でもいいんですかって
いや死ぬ前にやらないと
守ることになりませんよと
じゃあ北朝鮮のミサイルは守れますか
いや守れませんと じゃあ何が守れるんですか
アメリカからのミサイルとかロシアからのミサイル
中国からのミサイルは守れるんですか
いや守れません じゃあ何を守るんですか
いや全部守れません
じゃあ国民を守る自衛隊っていうのは
どういうことなんですかって
これはね 実は仮想の問題じゃないんですよ
北朝鮮による拉致ですね
横田めぐみさんとかそういう拉致の時も
実は自衛隊は守ることができなかったんですよ
できないっていうのはどういうことかっていったら
自衛隊の軍隊だとか
自衛隊員が守らないんじゃないんです
日本社会が守れないようにしているんですね
だから自衛隊だけを非難しちゃいけないんですが
僕はややこれは自衛隊を非難するんですけど
どうしてかって自衛隊を非難しないと
自衛隊が守れないよって
言ってくれないんですよ
じゃあ守れないよって言ってくれたら
初めてそこで何で守れないのって聞けるんですね
そしたら自衛隊は守りますよ
命を賭けても守りますよ
だけども日本社会が守らなくていいって言ったら
自衛隊は出ていけませんからねと
こう言ってくれるんで
そうすると日本社会に対して
誰が自衛隊を守るなと言ってるんだって
言ったら 例えば立憲民主党であるとか
名前が 昔だったら
日本社会党であるとか出てくるわけですよ
じゃあ日本社会党は
何で日本国民を守らないの?って言うと
日本社会党はですね 昔の日本社会党は
それは平和憲法があるからだとこう言いますよ
じゃあ だけども日本社会党は
首相になった村山さんが
自衛隊の観艦式 出てるじゃないですかと
それからあの時に
自衛隊を認めるって言ってるじゃないですかと
自衛隊を認めて
自衛隊が国民を守らないって言ったら
自衛隊 何ためにあるんですかと
税金使うためにあるんですかって
追求しないといけませんね
ですから この事を一回やらないとですね
横田めぐみさん
もちろん横田めぐみさん もの凄くかわいそうで
もう酷い話で
もう日本国民として情けない限りなんですが
その問題を詰めていくことができないんですよ
それで私はね 今度参政党でですね
参政党コンセンサスっていうのを
作ったらいいんじゃないかと思ってはいます
まだ参政党の人たちに話してるわけじゃないんですよ
私の希望ですよ これは
それは自衛隊は日本人を守ると
こういうコンセンサスを作りたいわけですよ
当たり前じゃないかっていうけど
今はですね
自衛隊は日本人を守ることができないんですよ
自衛隊の人が如何に英雄的であり
自衛隊の設備が装備がすごく優れてても
日本人を守るっていうことはできないんですよ
何でかっていったら
立憲民主党がいるからとも言えるし
共産党がいるからとも言えるんですが
コンセンサスが取れないんですよ
それから朝日新聞がいてNHKがいるから
動きが取れないんですね
全員が動きが取れなくて
なんかあれになっちゃってんですよ
なんかこうなんてぇー
金縛り状態になっちゃったんですよ
金縛り状態になってるということで
結局マスコミはどういう報道をしたかっていうと
なぜこの時期にミサイルを上げたのかという
北朝鮮の首席かなんかの
心理状態の解析なんかやってるんですよ
心理状態の解析をやったら
日本人が守れるのかってことなんですよ
だから私は参政党コンセンサスを作って
自衛隊は日本人を守る
自衛隊はとにかく日本人を守るんだ
経済水域に及ぶとですね
外国にいても
本当は守らなきゃいけないんですけど
日本の領土の中 もしくは
日本の経済水域の中にいる日本人が
外国のミサイルとか鉄砲とか
そういうもので死ぬってことがないと
それは自衛隊を守りますよと
そのために自衛隊はいるんですよ
ってことをはっきりしたいんですね
これにはね 議論が必要です
思わぬ議論が来ますよ
朝日新聞が一回やったことありますね
いや一回ぐらいミサイルが落ちて
誰か死んだっていいんじゃないの
二回目が来なければって
言ったことがあるんですよ 朝日新聞の人がですね
だからそういうことを
大っぴらに言うっていうことは
結局自衛隊は
日本人を守るっていうコンセンサスが
日本国民ができてないということなんですよ
これはもう由々しいことでね
じゃあなんで自衛隊に
自衛隊はどうすんの?って
いや千人ぐらい日本人が死ぬまではいいですよ
北朝鮮における拉致問題を見てると
どうもそういう感じですよね
何人拉致されたら自衛隊動くの?って
いやずーっと動けませんと なんで動けないの?
いや日本社会党がありましたから
それではですね やっぱり問題が少ないので
やっぱり日本人を守るという
参政党コンセンサスっていうそういうのをですね
作っていってもらいたいなと思っております
2022年2月12日 (ヒバリクラブ)
#武田邦彦 先生
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