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本日の収穫(2701文字)
えーとあのー ウイルス 風邪のウイルスで
非常に有名なのはスペイン風邪ですね
二十世紀の最初に出てきて
これは全世界で
四千万人亡くなったと言われるぐらい
今 今度のコロナとはもう比べ物にならない
その頃は元々ウイルスというのが
わかってなかったですね
ウイルスというのがわかったのは
ルスカっていう人がドイツ人ですが
これが電子顕微鏡で見つけたんですね
ウイルスを
それからウイルスというものがわかり
そして それからの治療が
具体的になったわけですね
その裏にはルスカ自身の
ものすごい努力があって
ノーベル賞を後にもらった
ノーベル賞は確か1968年ですから
ごく最近ですね 六十年ぐらい前に
ノーベル賞もらってるわけですね
その時に奥さんが歩いてやっと行ける
ぐらいのところに住んでおられて
新婚当時はですね 奥さんが夜遅くまで
研究室で電子顕微鏡を研究してる
その頃電子顕微鏡ってなかったわけですよ
ルスカが作ったわけですけど
ソーセージとポテトを持ってですね
暗い川沿いの道を歩いて
奥さんが持っていったということも
やはりルスカが
ノーベル賞を取った原因になりましたね
まぁこれはわかりませんが
奥さんが電子顕微鏡を一生懸命研究しても
電子顕微鏡できなかったかもしれない
だけど奥さんはポテトとそのソーセージを作って
毎日遅くまで研究している
ルスカのところに届けたからこそ
電子顕微鏡っていうのは見つかり
そしてウイルスが見つかり
そのおかげで人類はものすごく
風邪引く人が少なくなったわけですね
それ以後ソ連風邪とかインフルエンザ変異種
今でいう変異株がものすごくできたわけですが
アジア風邪 変異風邪
香港風邪って出来たわけですが
今で言えばソ連ウイルス
アジアウイルス 香港ウイルスって呼ぶ
新型ウイルスって呼んでるんでしょうけどね
新型インフルエンザって呼んでるんでしょうけど
そういったものを抑圧することが出来たわけですね
夫婦の力っていうのは凄いもんですよ
本当に奥さんが
食事を作ったりする力っていうのは大きいんで
それを何とかこう きちっとした形に
しなきゃいけないと僕なんか思ってるわけですけど
今日はちょっと話が違ってですね
新型コロナのオミクロン株ですね
それでどのくらいの
感染者とか重症者が出てるのか
非常にこう極端なことが行われてるんですね
なんか重症 なんか濃厚接触者とかいう
変な定義を作ってですね
それで郵便局なんかもう
別に儲けに関係ないからっていって
閉めちゃったりなんかしてるんですけども
どのくらいかっていう
事実を見るっていうことなんですね
これは意見じゃないんですよ
直ぐね 事実と意見とか
ごっちゃになってるんですけど
僕は基本的にはあんまり意見は言わないんですよ
意見っていうのは人によって違いますからね
だけど事実は人によっては同じなんですよ
ちょっと一月の後半ですね 十五日間ぐらいの
大体一月の十日ぐらいから流行してますから
その間のデータを整理しました
このデータの整理は厚生労働省の発表ですね
測定の方法とか色々問題ありますが
一応それで整理しました
感染者六十万人
重症者四百人 死亡者百六十名
この中で数値が少しいい加減だった死亡者数ですね
これは従来の これも事実ですよ
意見じゃありませんよ
従来の死亡者っていうのは
コロナで亡くなった人を
コロナの死亡者というのが死亡者なんですけども
今回だけはWHOの指令で
癌で亡くなったり交通事故で亡くなってもですね
コロナのウイルスが体についてたら
コロナの死亡者とするということで
指令が出ております
厚生労働省もそうしてますので
そういう統計になってますので
こういう統計ってあるんですよ 過剰死亡率
それはね 風邪っていうのは万病の元だから
そういう計算の工法もあるんで 別に学問的に
間違ってるって言うんじゃないですけど
そういう計算をしてるんで他の死亡者数と
比較はできないっていうことだけですね
そういうことだけです
間違えないでください
YouTubeも含めて間違えないでくださいね
これは意見じゃありません
ただWHOが悪いことしてるはずないんで
WHOの定義を
私がただ解説してるだけですね
それで批判もしてません
よーく私のしゃべってることを見れば
批判してないってことがわかるでしょうね
まぁ少なくとも六十万人が感染して
重症者が四百名ということはですね
万人 一万人と一名は一万倍違いますから
六十万人のうち四百名っていうとですね
千分の一以下 ちょっと以下ですね
六十万人が感染して六百人が重傷者だったらば
千分の一ですから0.1パーセント
ところが実際四百名なんでもうちょっと少ないんで
0.06パーセントとか
0.07パーセントの間ぐらいなんですね
ですから インフルエンザですと
死亡者が0.1パーセントですから
インフルエンザの死亡者よりか
オミクロン株の重症者の方が
ちょっと少ないっていうことです
割合としてですね
これはまぁ南アフリカで流行した
辺りからもう言われていることで
WHOも一回ですね
オミクロン株は重傷者が少ないと言って
それでちょっとみんなが油断する
世界の人が油断するかと思って
ちょっと言い換えてますけども
いずれにしてもオミクロン株は
今までのコロナウイルスの新種に比べればですね
随分感染者に対して重傷者数が少ない
この数はもう普通の風邪以下
こういう風に言うと
これまた何か武田が何とか言って
いやそうじゃないこれ事実 事実ですからね
ですから それは事実として受け止める
必要があろうかという風に思います
そしてこの傾向はですね
二年前にコロナが流行りだした頃に
多くの専門家が言っておられ
多くの専門家ですよ 私じゃなくて
多くの専門家が言っておられたことは
どういうことかって言うと
それから僕がウイルスの
風邪のウイルスの勉強をした結果知ったこと
僕の意見じゃないですよ
それはですね
ウイルスが新しいウイルスができると
最初はちょっと
致死率の高いやつも出てくるんだけど
だんだん人間と共存するために
ウイルス側も少し工夫して弱くなっていく
だから感染力は高いけども属性は弱い
これはウイルスにとっていいことなんですね
っていうのはウイルスってのは人間の体で
人間のウイルスってのは
人間の体でしか生きられませんから
宿主の人間が死んじゃうといけないんで
まああのー ちょっと調子が悪いなーぐらいで
多く感染した方がいいということで
大体その頃 医学的に
全世界的に言われたことも合致する
我々が知らなきゃいけないのは
日本で現在流行っている
オミクロン株は感染者が非常に多いんだけども
重症者は0.0何パーセントのところで今収まってる
これは行政が良かったのか
なんか対策が正しいのか
それはわかりませんけどね
いずれにしても
結果はそうなっているということを
ここで炉端の話としてお話をいたしました
2022年2月1日
#武田邦彦 先生
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