本日の収穫(3534文字)
えーとですね
まぁ昔から私はこうなんか
おかしいなーと思うんですけども
保育園とかですね
それから 保育園はそうかな
幼稚園は だいぶ大きくなってからですけども
赤ちゃんを施設に預けるっていうのがあるんですね
名古屋大学の経営委員みたいなものをやってる時ですね
提案がありまして 大学側からですね
今度 名古屋大学で四千万円からかけてですねぇ
保育所を作ると これは名古屋大学に勤めてる方々が
もう長く希望したことであって
今回これを作るので 皆さん是非賛成してほしいと
いう話が提案されました
まぁ保育園を作わけですから
そこにおられる12~13人でしたかね 経営委員の人は
先生方は みんな賛成の感じでしたよ
私が質問しますとね
保育園を作るっていうのは
別にそれほど 僕としてはあれだけども
反対はしないけども
保育園作るにあたって 赤ちゃんにお聞きになりましたかと
赤ちゃんは保育園を 保育所を
希望しておりますかって こう言ったんですね
そしたらまぁ
アホな教育学か何か別の先生かもしれませんが
それがですね
武田先生赤ちゃん答えるはずないじゃないですかって
アホなこと言ったんで
ええー それは分かってますよと だけど
ここは名古屋大学ですからね
ですから 世間が保育所を作ってるから
名古屋大学が作るっていうんでは
大学としての社会的意味はないでしょうと
やっぱり大学には 幼児学の先生とかですね
教育学発達学の先生がおられるんだから
社会は赤ちゃんのことは考えなくても
名古屋大学は赤ちゃんのことを
考えなきゃいけないじゃないですかと
保育所を作りたいっていうのは
多分 ご両親の方の希望じゃないですかと
じゃあ ご両親がなぜ赤ちゃんを
保育所に預けたいかという希望を言われるかと言うと
それは 自分が勤めたいからじゃないんですかと
もちろんその勤めたお金は
赤ちゃんにもメリットはありますが
しかし勤めること自体は ご両親
例えば お母さんの希望じゃないんですかと
だけども保育所っていうのは あくまでも第一義には
赤ちゃんのためになることじゃ
なくちゃいけないと思いますと
したがって赤ちゃんがまず
保育所に預けられることを喜ぶというのが 第一条件でしょう
社会の保育所の議論を聞いてると
勤めが大変だとか お母さんが大変だとか
男女平等とか 全然関係ありませんよと
私はそう思いますと
第一義にやっぱり赤ちゃんですと
やっぱり人間を何を作るにしてもですね
学校を作るにしても 学校は学生のために作るんであって
何も学校が大学ができてないと
先生方に給料払えないから
大学を作るっていうわけじゃ
ありませんよと言ったわけですよ
私がいると 物事が混乱するってよく言われるんですが
そこで誰も答えないんですよ ええ
だけど採決は 何とかこれをごまかして
採決まで持っていきたいっていうのは
大学側の態度はありありとしてるんですね
僕はそんなことじゃへこたれませんからね
いかがですか いかがですかって聞くんですよ
やっぱり もちろん
赤ちゃんにとっていいという根拠はあるんでしょうね
と聞くわけですよ
追い詰められましてね
ご提案なったのは 副学長かなんか
そういった事務系の人なんですけど 困り果てて
先生方は誰も応援しないんですね
結局 その提案は流れました
多くの人は 武田先生は何ていうこと言うんだと
みんなが保育所が必要だって言って
せっかく国も認めて名古屋大学に
保育所ができるってことになったのに
それを潰すとは何事かと こういうわけですね
だけど これでいいんでしょうかね
確かにお父さんお母さん赤ちゃんと 三人比べますと
赤ちゃんが一番力弱いですよ
だってお乳飲ませてもらわなきゃいけないし ねー
それからまぁ
お父さんお母さんいないと死んじゃいますからね
赤ちゃんは 弱い立場ですよ
だけど 弱い強いという以外に
赤ちゃんをどう育てるのは正しいのか
正しくない保育の仕方をする限界は
どういう場合なのかっていうことがですね
少なくとも国立大学のなかでもいいと言われる
名古屋大学の先生方が
僕に答えられないっていうんじゃですね
それは いくらなんでもひどいですよ ねぇー
戦争の時に捕虜収容所ですら
捕虜の人権っていうのが認められているのに
なんで保育所で 赤ちゃんの人権が認められないんですか
私は個人的に 赤ちゃんはお母さんに育てられる場合
お父さんに育てられる場合
保育所で育てられる場合
何が一番いいかっていうのは一応考えがあるんです
赤ちゃんの年齢とか家庭環境にもよりますね
必ずしも保育所が常に悪いってわけじゃありません
特に最近のように
家庭環境があまり良くなかったりですね
というのは おばあちゃんが
いなかったりっていう意味ですけども
えーそれから えーまぁ
赤ちゃんが厄介者にされるって言うかですね
そういう時代にとか
それから少子化で 兄弟がいないとかいう場合に
それぞれ どう考えるかっていうのは
細かく考えなきゃいけない問題なんですね
ところで私が こういうことはもう常に言ってんですよ
保育所ばかりじゃなくて
あらゆる よく男女平等とかですね
それから 中学の女子中学生に対してある校長先生が
妊娠と母親っていうことに対して
女子中学生だけに 特別に話をしたら
そのマスコミがもう 非常に程度な議論でですね
その校長先生を罷免させましたね ついには
これはですね 何の議論もしない
つまり男女平等が最高の道徳であり
赤ちゃんも含めて男女平等という錦の御旗に対して
誰も抵抗できないんだっていうことをやり
それに反するものは全部潰すぞという
まぁマスコミの常に傲慢な心なんですね
まぁこれは戦争の前ですね
早稲田大学と慶応大学が野球対抗戦を
野球の対抗戦を始めようとした時に
朝日新聞がアメリカのような
野蛮な国のルールを持つ野球を
その日本の大学がやるとはけしからんと 朝日新聞の力で
早稲田大学と慶応大学を潰してみせると言って
一週間ぐらいの大々的に
キャンペーンを打ったことがあります
その朝日新聞は戦争で
日本がアメリカに敗れるとですね
途端に 180度態度を変えまして
高校野球のメインの推進役をやるわけですね
あのマスコミってのは その程度の見識なんですよ
マスコミっていうのはゴロツキ
反社会的団体と言ってもいいぐらい
レベルが低いんですよね
そんなことの言う人を
今度これ聞くわけいかないですよ 赤ちゃん
ここで ちょっと別の議論をいっぱいします
いっぱいしたいものがあるんですね
もちろん日本文化についても話したいんですが
ここは動物学ですね
チンパンジーの赤ちゃんはですね
1㎏半ぐらいの 非常に小型で産まれて
哺乳期間は4年です
これに対して
人間の赤ちゃんは 随分大きく産まれますね
3~4㎏で産まれて
離乳は一年半ですね
これは類人猿なんかと 人間との大きな差があるんですね
総じて言えばゴリラも含めて類人猿のですね
赤ちゃんの産まれてくる体重っていうのは
まぁ1㎏から2㎏っていう 小さいですよ
ゴリラみたいな大きな動物でも小さいんです
ところが人間はですね 3~4㎏で産まれて
離乳期間が短いんですね
これは事実はもう分かっております
まぁ類人猿の研究でよく分かっておりますが
理由は分かっておりません
これには必ず 私は理由があると思うんですね
どんなものにも理由があります
この どんなものにも理由があるので
我々はですね 赤ちゃんの養育については
なぜ離乳期間が一年半しかないのか
なぜ3~4kgの大きな体で産まれるのか
その他ですね 山ほど女性が
赤ちゃんを育てるということをやめる
もし やめたりですね
男女が均等に赤ちゃんを育てるということは
非常に危険なんですね
なぜ危険か 私がですね
実は遺伝子作物について やや否定的なのは
なぜかって言うとですね
遺伝子作物は現代の科学に於いてはですね
安全だと考えられます
しかし我々はですね
現代の科学というものが同時に
非常に不完全なものであって 全部をカバーしていない
ということを知っております
まぁ今度のコロナとかワクチンの事件も
やっぱりそれを示しておりますね 当たり前ですけども
我々の科学は完全ではないんですね
ですから 遺伝子について
ほぼ まだ5パーセントか
10パーセントぐらいの知識しかないのに
それを操作して作った作物が
人間に対してどういう影響があるか
っていうことは分からないですよ
単に 遺伝子で作った食べ物をしばらく食べさせたら
病気にならないとか そういうもう超雑なね
それがある程度 子供に伝わるのか伝わらないのか
生態系としてどうなのか
私に言わせれば 絡合的な効果はどう起こるのか
何にも分かんないで 単に自分たちが儲かるから
遺伝子作物は安全だと言ってるに等しいと言っても
それほど間違いではない状態なんですね
名古屋大学の保育所の問題もそうですが
一体 日本のいわゆる文化人学者とか
インテリというものはですね
物事を総合的に考える力があるんでしょうかね
そして弱者を守るっていう
極めて大切な概念をですね に対して
自信を持っているのかどうか
非常に疑問に思っております
2021年12月13日 (ヒバリクラブ)
#武田邦彦
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