本日の収穫(3825文字)
随分 学校で歴史を習った時に
のんびりとした歴史を学んだものだと思うんですね
まぁ日本で言えば
室町時代とか江戸時代の封建主義ですね
封建主義っていうのは
絶対主義とちょっと似てるところはあるんですが
いずれにしても 将軍様みたいなのがいてですね
一緒に天皇陛下みたいな方が
おられても構わないんですけど
その人が大体八割から七割ぐらいの権限を持ってて
あと二三割をですね
領主が結構 力があると
例えば室町時代ですと
大内家 山口県にある大内家とかですね
そういう 非常に強い大名なんかもいてですね
室町幕府の時は最後の方で
将軍の足利家が力が弱ってくると
大内のところに
逃げ込むっていうようなこともあってですね
絶対的な権限は持ってはないということですね
そういう点では絶対主義 例えば皇帝とかですね
そういう風に呼ばれるようになって
何でもその人の言うことを聞かなきゃ
駄目だっていうのは絶対主義ですね
日本の場合とヨーロッパの場合とはちょっと違うんですが
ヨーロッパでも最初は封建主義
典型的には 例えばドイツなんかはですね
まぁ諸侯の連邦みたいになってますし
それから どっちかっていったら割合と力のあった
ブルボン家だとかハプスブルク家なんかは
どっちかっていったら
絶対王朝に近いような形で運営されていた
ということはあるわけですね
それはしかし 十九世紀の革命なんかを経てですね
だんだんだんだん 民主主義になったと
僕なんか教わったんですよ 民主主義
民主主義には報道が
自由な報道っていうのがあってですね
我々は自由と報道とか そういうものによってですね
自分達で選挙をして政府を決めるということになった
ところが民主主義っていうのは どっちかっていったら
経済とは関係ない主義で
経済的には だんだん資本家ですね
まぁビジネスマンが力を得てきて
王様の代わりになって
それで労働者をこき使うということになったと
これは 我々のように
ヨーロッパの歴史をよく学んできた世代ですね
日本の歴史よりかヨーロッパの歴史の方が詳しいという
ヨーロッパの方が
日本よりか上だっていう意識がありましてね
本当は逆なんですけど
日本の方が上なんですけど
まぁ そのコンプレックスがあってそういう風に思った
だから資本主義になると
資本家が労働者を圧迫すると
確かに十九世紀の半ばの 例えばエンゲルスとか
そういう人たちの本を読むとですね
非常に酷い状態の労働者階級とかいるわけですね
しかし日本の場合はですね
実はあのー 武士道精神もあったもんですから
それから会社なんかでも 欧米っていうのは
大体 金を持ってる人が会社を支配するんですが
日本の場合は 私が勤めてた頃っていうか
今から五十年ぐらい前でもですね
社員のための会社っていうことがあって
かなり違ってたんですが
一応 民主主義になる
それで経済面では資本主義になる
すると かわいそうな労働者がいっぱい出てくる
それで革命が起こって共産主義になる
やがては共産主義になって
世の中はさらに平等の方に進むというのがですね
今でもそんな風にして
学校で教えてるかもしれないんですよ
しかし 今度のアメリカ大統領選挙
それからですね 中国の最近の共産党の状況
かつて共産主義だったロシアの状況
それから衰退しつつありますけれども
ヨーロッパのイギリスとかフランスという状態
日本の状態っていうのをずっと見ますとね
大体 民主主義も資本主義も
共産主義もほぼ同時に
全部なくなっていってるような感じがしますね
共産主義は非常に残虐でしたね
結果として見れば
ロシアではスターリンが
約2,000万から2,400万人の国民を殺し
中国では毛沢東が これはっきり分かんないんですけども
6,000万人とも言われてるわけですね
それからカンボジアでは
人口がわずか 600万人しかいなかったのに
ポルポト共産党のポルポト政権が
350万人を殺すと
50パーセントから 60パーセントを殺すという
残虐な主義が共産主義だったんですね
これは共産主義思想自身もありますが
やはり宗教を否定したとか
道徳を否定したっていう面があるでしょうね
それでアメリカは
自由主義資本主義を中心としてきたんですが
このところ もう大きく変わりまして
特に民主党が変わりましたね
民主党が 民主党と言いながら
物凄い言論の統制はするし
環境問題なんかを中心に
嘘ばっか付いてくるっていうことになってですね
ついに今度はバイデン大統領になったら
副大統領は ほとんど共産主義者みたいなものですから
まぁ そうなったと
共和党の方も 結構その自由主義と言ってるものの違ってきた
じゃあ内容的に何か アメリカも中国もですね
実は 民主主義も共産主義も
資本主義も全部終わってですね
利権主義になったわけですね
これはメディアも利権主義になったわけですね
メディア自身が自分の利権を守ると
メディアっていうのは
元々自分の意見を守ることができるような
組織っていうか役割じゃないんですよ
他の会社は 世の中の価値のあるものを生み出して
それで収益を上げていくわけですが
メディアは 情報をただ提供するわけですね
ところがその情報提供っていうのは
結構大きな利権になるって
いうことがだんだん分かってきて
メディア自身も利権化しちゃったわけですね
そうすると 日本もそうですけれども
朝日新聞とかNHKっていうのが 反日
反日の論議を展開する
まぁ一番典型的なのは
朝日新聞が慰安婦事件というものをでっち上げて
日本に損させて自分は得すると こういう風になった
それからNHKも受信料を取るという特権を利用して
まぁ本当にいい加減なニュースを流す
ということになってきた
それはどうしてかっていったら
いやNHKの利権を守るんですからっていうことになる
それでまぁ ここから今から10年ぐらい前に
エスタブリッシュメントっていう言葉が
盛んに使われるようになる
ポリティカル・コレクトネスとかですね
こういった言葉が使われるようになる
これはどうしてかって言うと
政治的な正当性と言いながら 利権を
利権を発揮するための
手段として使うとこういうことですね
これが ポリティカル・コレクトネスですね
それから エスタブリッシュメントっていうのを
直訳すれば これ設立だとか
確固たるものっていうような感じなんですが
実際はエスタブリッシュメントって
利権屋っていう意味ですね
既存の利権に立脚して そこを立場を固める
ちょうど NHKみたいなもんで
受信料を取る 自分たちの給料は
平均2,000万円ぐらい取る
それでNHKというもののブランドで
ニュースを流すという仕事だけすると
こういう風になりますね
だから これは完全に利権屋なんですね
だから 世界はですね
今度のアメリカ大統領選挙はですね
民主党政権のオバマとかクリントンっていう政権が
どちらかと言うと利権派だったわけですね
軍産共同体と国際資本をベースにした利権
とにかく金を稼ぐと
だからクリントン大統領が泊まった
夫婦が泊まったホテルっていうのは
なんか一泊 900万円とか
そんなべらぼうな数になってしまう
まさに政治を利用したビジネスなわけですね
それはニューヨークタイムズでも ワシントンポストでも
CNNでも みんな利権化しちゃったと
日本では もちろんコロナで分かるように
全部利権化しちゃったと
もちろん その原発の事故が起こると
東電と政府の手先になって動くという
そういう 利権的メディア
利権メディアっていうのになるわけですね
今度のコロナですと とにかく国民を怖がらせると
自分たちの利権が発揮だされるということで
解決の方向には行かない
ここまではいいと しかし
日本だけが利権主義から脱する方法を
我々は選ばなきゃいけないんじゃないかと思うんですよ
アメリカとか中国は
どうせ利権主義になっちゃったんだから
しょうがないと
これしばらく
30年とか50年は利権主義が続くでしょうね
それで利権主義によって衰退していくと思うんですよ
だから日本がこの利権主義にならない 士農工商ですね
士農工商っていうのは
利権とは全く正反対な概念ですからね
侍が一番貧乏であると 士農工商の商
つまりその権限を持ってる人が
一番金持ちであるというこういう構造ですね
しかも侍の年貢っていうのは お米で決まると
百石の侍 二百石の侍ってことなんで
そうすると お米は貯蓄できないんで
貯めておけないんで 2~3年経ったら腐ってしまって
古米になっちゃうわけですね
古々米になっちゃうんで
手放さなきゃなんないっていうですね
つまり権限を持ってる人は貧乏であるということと
貯蓄できないものしか貰えないっていうことですね
だから今は 例えば議員さんになったらお金は貰えない
今ね 議員さんにお金が行くのが問題なんですよ
だから議員さんには 実物が供給される
お米とか野菜とか肉が供給される
あと自動車とかですね
物納になるってやつですよ これは士農工商ですね
それでお金に手を染めるのは
商業 一番くらいが低い
だから士は侍であり
農は農業をやり
士農工商の工は 例えば
今で言えば トヨタ自動車みたいなもんですね
昔で言えば鍛冶屋さん
それで商業になったらもう一番駄目だと
こういうシステムを
日本はもう士農工商の歴史がありますから
やり方も非常にこう きちっとしてますんでね
士農工商の歴史 それから日本の平等主義
それから女性が上
こういう日本の文化の素晴らしいところを
どんどんこれから取り入れて 商法も改正して
株式会社も株主総会が権限を持つんじゃなくて
従業員総会が
ある程度の権限を持つという風にするっていうですね
日本だけは特別に
この利権主義社会に世界がなったところで
一番有利な立場にあると思うんで
それで頑張ったらどうかっていうのが私の考えです
のんびりとした歴史を学んだものだと思うんですね
まぁ日本で言えば
室町時代とか江戸時代の封建主義ですね
封建主義っていうのは
絶対主義とちょっと似てるところはあるんですが
いずれにしても 将軍様みたいなのがいてですね
一緒に天皇陛下みたいな方が
おられても構わないんですけど
その人が大体八割から七割ぐらいの権限を持ってて
あと二三割をですね
領主が結構 力があると
例えば室町時代ですと
大内家 山口県にある大内家とかですね
そういう 非常に強い大名なんかもいてですね
室町幕府の時は最後の方で
将軍の足利家が力が弱ってくると
大内のところに
逃げ込むっていうようなこともあってですね
絶対的な権限は持ってはないということですね
そういう点では絶対主義 例えば皇帝とかですね
そういう風に呼ばれるようになって
何でもその人の言うことを聞かなきゃ
駄目だっていうのは絶対主義ですね
日本の場合とヨーロッパの場合とはちょっと違うんですが
ヨーロッパでも最初は封建主義
典型的には 例えばドイツなんかはですね
まぁ諸侯の連邦みたいになってますし
それから どっちかっていったら割合と力のあった
ブルボン家だとかハプスブルク家なんかは
どっちかっていったら
絶対王朝に近いような形で運営されていた
ということはあるわけですね
それはしかし 十九世紀の革命なんかを経てですね
だんだんだんだん 民主主義になったと
僕なんか教わったんですよ 民主主義
民主主義には報道が
自由な報道っていうのがあってですね
我々は自由と報道とか そういうものによってですね
自分達で選挙をして政府を決めるということになった
ところが民主主義っていうのは どっちかっていったら
経済とは関係ない主義で
経済的には だんだん資本家ですね
まぁビジネスマンが力を得てきて
王様の代わりになって
それで労働者をこき使うということになったと
これは 我々のように
ヨーロッパの歴史をよく学んできた世代ですね
日本の歴史よりかヨーロッパの歴史の方が詳しいという
ヨーロッパの方が
日本よりか上だっていう意識がありましてね
本当は逆なんですけど
日本の方が上なんですけど
まぁ そのコンプレックスがあってそういう風に思った
だから資本主義になると
資本家が労働者を圧迫すると
確かに十九世紀の半ばの 例えばエンゲルスとか
そういう人たちの本を読むとですね
非常に酷い状態の労働者階級とかいるわけですね
しかし日本の場合はですね
実はあのー 武士道精神もあったもんですから
それから会社なんかでも 欧米っていうのは
大体 金を持ってる人が会社を支配するんですが
日本の場合は 私が勤めてた頃っていうか
今から五十年ぐらい前でもですね
社員のための会社っていうことがあって
かなり違ってたんですが
一応 民主主義になる
それで経済面では資本主義になる
すると かわいそうな労働者がいっぱい出てくる
それで革命が起こって共産主義になる
やがては共産主義になって
世の中はさらに平等の方に進むというのがですね
今でもそんな風にして
学校で教えてるかもしれないんですよ
しかし 今度のアメリカ大統領選挙
それからですね 中国の最近の共産党の状況
かつて共産主義だったロシアの状況
それから衰退しつつありますけれども
ヨーロッパのイギリスとかフランスという状態
日本の状態っていうのをずっと見ますとね
大体 民主主義も資本主義も
共産主義もほぼ同時に
全部なくなっていってるような感じがしますね
共産主義は非常に残虐でしたね
結果として見れば
ロシアではスターリンが
約2,000万から2,400万人の国民を殺し
中国では毛沢東が これはっきり分かんないんですけども
6,000万人とも言われてるわけですね
それからカンボジアでは
人口がわずか 600万人しかいなかったのに
ポルポト共産党のポルポト政権が
350万人を殺すと
50パーセントから 60パーセントを殺すという
残虐な主義が共産主義だったんですね
これは共産主義思想自身もありますが
やはり宗教を否定したとか
道徳を否定したっていう面があるでしょうね
それでアメリカは
自由主義資本主義を中心としてきたんですが
このところ もう大きく変わりまして
特に民主党が変わりましたね
民主党が 民主党と言いながら
物凄い言論の統制はするし
環境問題なんかを中心に
嘘ばっか付いてくるっていうことになってですね
ついに今度はバイデン大統領になったら
副大統領は ほとんど共産主義者みたいなものですから
まぁ そうなったと
共和党の方も 結構その自由主義と言ってるものの違ってきた
じゃあ内容的に何か アメリカも中国もですね
実は 民主主義も共産主義も
資本主義も全部終わってですね
利権主義になったわけですね
これはメディアも利権主義になったわけですね
メディア自身が自分の利権を守ると
メディアっていうのは
元々自分の意見を守ることができるような
組織っていうか役割じゃないんですよ
他の会社は 世の中の価値のあるものを生み出して
それで収益を上げていくわけですが
メディアは 情報をただ提供するわけですね
ところがその情報提供っていうのは
結構大きな利権になるって
いうことがだんだん分かってきて
メディア自身も利権化しちゃったわけですね
そうすると 日本もそうですけれども
朝日新聞とかNHKっていうのが 反日
反日の論議を展開する
まぁ一番典型的なのは
朝日新聞が慰安婦事件というものをでっち上げて
日本に損させて自分は得すると こういう風になった
それからNHKも受信料を取るという特権を利用して
まぁ本当にいい加減なニュースを流す
ということになってきた
それはどうしてかっていったら
いやNHKの利権を守るんですからっていうことになる
それでまぁ ここから今から10年ぐらい前に
エスタブリッシュメントっていう言葉が
盛んに使われるようになる
ポリティカル・コレクトネスとかですね
こういった言葉が使われるようになる
これはどうしてかって言うと
政治的な正当性と言いながら 利権を
利権を発揮するための
手段として使うとこういうことですね
これが ポリティカル・コレクトネスですね
それから エスタブリッシュメントっていうのを
直訳すれば これ設立だとか
確固たるものっていうような感じなんですが
実際はエスタブリッシュメントって
利権屋っていう意味ですね
既存の利権に立脚して そこを立場を固める
ちょうど NHKみたいなもんで
受信料を取る 自分たちの給料は
平均2,000万円ぐらい取る
それでNHKというもののブランドで
ニュースを流すという仕事だけすると
こういう風になりますね
だから これは完全に利権屋なんですね
だから 世界はですね
今度のアメリカ大統領選挙はですね
民主党政権のオバマとかクリントンっていう政権が
どちらかと言うと利権派だったわけですね
軍産共同体と国際資本をベースにした利権
とにかく金を稼ぐと
だからクリントン大統領が泊まった
夫婦が泊まったホテルっていうのは
なんか一泊 900万円とか
そんなべらぼうな数になってしまう
まさに政治を利用したビジネスなわけですね
それはニューヨークタイムズでも ワシントンポストでも
CNNでも みんな利権化しちゃったと
日本では もちろんコロナで分かるように
全部利権化しちゃったと
もちろん その原発の事故が起こると
東電と政府の手先になって動くという
そういう 利権的メディア
利権メディアっていうのになるわけですね
今度のコロナですと とにかく国民を怖がらせると
自分たちの利権が発揮だされるということで
解決の方向には行かない
ここまではいいと しかし
日本だけが利権主義から脱する方法を
我々は選ばなきゃいけないんじゃないかと思うんですよ
アメリカとか中国は
どうせ利権主義になっちゃったんだから
しょうがないと
これしばらく
30年とか50年は利権主義が続くでしょうね
それで利権主義によって衰退していくと思うんですよ
だから日本がこの利権主義にならない 士農工商ですね
士農工商っていうのは
利権とは全く正反対な概念ですからね
侍が一番貧乏であると 士農工商の商
つまりその権限を持ってる人が
一番金持ちであるというこういう構造ですね
しかも侍の年貢っていうのは お米で決まると
百石の侍 二百石の侍ってことなんで
そうすると お米は貯蓄できないんで
貯めておけないんで 2~3年経ったら腐ってしまって
古米になっちゃうわけですね
古々米になっちゃうんで
手放さなきゃなんないっていうですね
つまり権限を持ってる人は貧乏であるということと
貯蓄できないものしか貰えないっていうことですね
だから今は 例えば議員さんになったらお金は貰えない
今ね 議員さんにお金が行くのが問題なんですよ
だから議員さんには 実物が供給される
お米とか野菜とか肉が供給される
あと自動車とかですね
物納になるってやつですよ これは士農工商ですね
それでお金に手を染めるのは
商業 一番くらいが低い
だから士は侍であり
農は農業をやり
士農工商の工は 例えば
今で言えば トヨタ自動車みたいなもんですね
昔で言えば鍛冶屋さん
それで商業になったらもう一番駄目だと
こういうシステムを
日本はもう士農工商の歴史がありますから
やり方も非常にこう きちっとしてますんでね
士農工商の歴史 それから日本の平等主義
それから女性が上
こういう日本の文化の素晴らしいところを
どんどんこれから取り入れて 商法も改正して
株式会社も株主総会が権限を持つんじゃなくて
従業員総会が
ある程度の権限を持つという風にするっていうですね
日本だけは特別に
この利権主義社会に世界がなったところで
一番有利な立場にあると思うんで
それで頑張ったらどうかっていうのが私の考えです
2021年1月18日 (ヒバリクラブ)
#武田邦彦
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