本日の収穫(3420文字)
第二の人生の設計についてはですね
更に深く議論が必要なんですね っていうのは
現在のように 働いている人が老後の人たち
十五年間だけを世話するというのが基本設計になっている
現在の年金とかですね
社会システムとか あらゆる問題ですね
このままではですね 駄目なんですよ
ですから やはり
高齢者対策ということになってしまうわけですね
そうじゃなくて 高齢者も共に
高齢者が若い人に迷惑をかけることなく
つまり第二の人生の人が 第一の人生の人に
迷惑をかけることなくですね
社会的負担になることはなく
その社会を作っていかなきゃならないっていう
時代に入るわけですね
これは今 例えば十歳から二十歳の人
ゼロ歳から二十歳の人の子供達っていうのは
大人の世話をしているわけですが
この世話はですね 社会としては
まぁ当然のこととして 受け取られてたわけですね
これと同じように 人生の終わりの方の
八十歳っていうか 九十歳から百歳の人たちの世話は
これは社会は当然だと
しかし そこまでは
高齢者のことやってくださいねってことになるわけですね
そうしなきゃ 社会持ちません
その点では まず定年制の廃止ですね
これは もちろん日本は定年制ありますけども
私の 職業なんか大学教授なんかで
アメリカなんか 定年制ありません
九十歳の大学教授なんて いくらでもいますね
ですから それで日本国憲法も
年齢によって差別することを
禁止しているように読み取れます
これは今度 憲法改正があればですね
性別なんかで差別しちゃいけないと同じように
そこに年齢というのを 入れなきゃいけないと思いますね
もちろん働けなくなったり
頭がぼけたりするのは年齢に関係ありません
ですから 国民一致してですねえ
頭が丈夫で体が丈夫であれば
自分は働いて 人に迷惑かけないよという
思想をまず教育で作るっていうことですね
それから定年制を 政治的に廃止する
それから年金制度ですね
これはあのー 早くそのー 例えば生活保護と一緒ですけども
早く年金生活に入れば楽だというような
ずるい考え方をいかにして取るかっていうのは
これは教育が一つなんですが
年金の制度もですね しなきゃいけません
それからもちろん年金の 現在の制度はですね
やや積立型的になってるので
この積み立ててる年金をですね
どのように運用するかっていう
これが巨大な利権になってるんですね
これをまぁ できれば毎年清算
つまり去年あつめた年金は
今年中に配ってしまうということにして
年金の積み立てという制度を
なくすってことも大切 これも政治ですね
それからもう一つ 二十代から五十代の人が
千三百万しか その資産を持ってないのに対して
五十歳から八十歳の人が
四千三百万も資産を持ってるってことは
まさに不安なんですよ
ですから 老後の不安に対して
どうして保証するかっていうこの問題ですね
特に八十歳以上 もしくは九十歳以上
九十歳以上は まぁ全員と
八十歳以上は 体とか
頭が少し悪くなってきて働けなくなってきた人
あとは自分でやってください
それからこれは 若い人はあまりよく知りませんが
現在の介護制度に対する 介護保険とかいうものがですね
非常に重い形で その介護の人に
掛かってくるっていうことがあってですね
これは 今問題になっている生活保護との問題と含めて
大いに福祉の方々の 知恵を使ってですね
やっぱり政治的に解決しなきゃならない
つまり第二の人生のための 政治課題っていうのは
今 まだゼロっていっていいんですけどね
何しろ 高齢者対策っていってるぐらいですから
まず高齢者対策っていうのをやめて
高齢者を社会から 排除するっていうのをやめると
健康で長生きする 高齢者が望ましいという
形にしなくちゃいけないわけですね
今度 新型コロナで明らかになったのはですね
スウェーデンなんかは いわゆる延命治療っていうのは
医療の中に入ってないんですよ
医療というのは
健康に生きれる人が 健康を損なった場合に
治すものを医療といって 延命治療
つまり命を伸ばすのは 医療の中に入ってないんですね
これはまぁ もちろん保険のない形でやってもいいわけですね
とにかく第一に 人生に対する愛情ですよ
第一の人生の 青年期も苦しい
これは このブログで教育のことで述べましたけども
若者を痛めつけるような 採点の方法を取る
これと同じように やっぱり
老人に対して痛めるような制度ですね
定年も 現在の定年も保証も介護もそうなんですが
これはもう政治的な解決が どうしても必要ですね
もう一つは 老人の方の改善が必要なんですよ
これは まず体力ですね
どうしたら膝の痛くなるのを遅くするか
どうしたら筋肉の衰えを遅くするか
どうしたら 尿漏れしないような訓練はできるか
それから頭もそうですね
できるだけ柔らかい頭 頑固じゃないこと
それから その色々な故障が出てこないこと
これに対して 謙虚な心を持つ老人
というものを作っていかなきゃなんない
これも本格的に そこに人を投入し
お金を投入してやっていかなきゃいけないですね
つまり健康指標なんかもそうなんですが
現在健康指標 最近ようやくとですね
閉経する前の女性と 閉経した後の女性の健康指標を
少し変えたりしてますが それは当然ですよね
体自身が変わるわけですから
それと同じように五十歳以前の人と
五十歳以上の人の 健康指標っていうのは
血圧にしてもコレストロールにしてもですね
その他全部違うわけですね
それを今 第一の人生のための健康指標と
第二の人生のための健康指標
同じになってますからね これをやると
それから社会的にはですね これは色んな機会を通じて
全世代に対して ゼロ歳から二十歳までの教育世代
二十歳から四十歳までの若い世代
四十歳から六十歳までの熟年世代
それから六十歳から八十歳までの
高齢世代っていうのかな
それから八十から百までの
本当の老後という各世代をですね
別の世代が常に尊敬する
常に別の世代を尊敬する
そのやっぱり 日本風土っていうものを作る
これは昔は儒教という形で 少しはあったんですが
儒教ってやっぱり中国でできたもんなんで
少し差別感があるんですね
日本式のやっぱり儒教っていうか
各世代に対する 年取った人は若い人に対する尊敬心
それから若い人は 年取った人にも尊敬心っていうのを持つと
この教育をしっかりやると
これ理論基盤も必要ですし 教育理論も必要です
それから 全ての世代において謙遜の心ですね
やっぱり自分はみんなに世話になってるんだという
その謙遜の心をですね
持つということもやらなきゃいけない
これで ちょっとここはですね
非常に課題が多いもんですから
今後 参政党なんかを中心にしてですね
定年の問題 憲法改正の問題
年金の問題 年金の負担を減らす問題
積み立て年金から 付加年金に変える問題
それから 老人の不安をなくすためにはどうしたらいいか
これには 例えばですね
現在 若い人だけを相手にして
やってるようなデザインだとか
車のスタイルとか こういったものもですね
はっきりとした その第一世代用の第一の人生のための車と
第二の人生のための車
全てですね そういう風にやる
例えば 今だったらパソコンなんかはですね
第一の人生の人はよくわかりますよ
だけど お爺ちゃんお婆ちゃんの
第二の人生の人はパソコン使いこなせませんよ
あなたの方が変えて下さいって
お爺さんお婆さんに言ってんですけど
そうじゃなくて
やっぱり各世代が 快適な人生を送れるような
商品設計っていうものの技術を磨く
これはね キャンペーンが必要なんですね
例えば 身体の障害のある人に対して
段差をなくすとかですね
そういうこう 活動が随分ありましたね
エスカレーターを作ったり エレベーターを使ったり
階段 登れたり降りたりできない人
こういうバリアフリーって言ってんですけど
このバリアフリーを 全ての製品ですね
自動車にしても パソコンにしても
洋服にしてもですね 全ての世代に
全ての分野に バリアフリーを持ち込むと
いうことも非常に必要ですね
そういう点では第二の人生というものを
どうするかっていう議論もあり
もちろん文学もあり
そして政治課題 それに伴う政治課題あり
とにかく憲法改正まで 必要ですからね
だからこの 日本の今までの古い
もう何にも 今までそのためにはですね
このブログでずっと言ってきましたけども
自由民主党って 随分功績があるんですよ
それは日本が高度成長で 平均年齢日本人の寿命が
五十歳から六十歳の時には
ものすごく大きな功績があった
しかし人生百年になって
第一の人生と第二の人生を どうしても分けて
定年だとか年金だとか
世代間の融和っていうのを
考えなきゃいけなくなった 今はですね
やっぱり 新しい革袋に新しい酒を入れる
ということが大切になってきたと いう風に思われます
2022年1月18日 (ヒバリクラブ)
#武田邦彦
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