2022/04/03

科学的哲学的論考 ▶原発講座(10)総合  日本国民は原発をどう考えるか? (武田邦彦先生)



本日の収穫(4064文字) 

原発のことを個別に勉強してきましたが
今日は第十回目ということでですね
じゃあ個別のことが分かったと
多重防御があってそれがサボってたとか
固有安全性については
理論がしっかりしてなかったとか
その他色々技術ということで嘘をついてたら
技術は完成しないとか
そういうことが色々分かってきたわけですが
じゃあ一般国民はですね
原発をどう考えたらいいのかと
いうことについての
私の見解を少し述べたいと思いますが
まず第一にですね ちょっと日本人は自分の考えとか
感情を決めるのが少し早いんですよね
ほとんど事実を知らなくても
直感でなんかあれはだめだ
これは駄目だってなっちゃうんですね
そのタイミングがね
少し早いぐらいはいいんですけど
ちょっと早すぎるっていう感じがするんですね
ですから原発のことを
今までも随分お話してきました
私に最初に質問される人の意見がですね
かなり違った事実だったので
それを少しこう あー実はそれは
こういうことなんですっていう風に説明すると
やっぱり結論が変わって
じゃあ原発やっぱりやんない方がいいねとか
そういう風になるんですね
ですからは特に今の場合
日本のテレビっていうのは
本当のことは言いませんので
言ってみれば噓のことで自分の感情とか
意見を決めてしまっているって
いうところがあるんですよ
したがってですね やはり原発について
こういう難しい問題についてはですね
できれば自分の意見は曖昧にした方が
いいんじゃないかと思うんですよ
曖昧っていうか これはね
実はお医者さんに行くでしょう
それでお医者さんに行って
ちょっと風邪ぎみで熱があって
どうでしょうかとは先生に聞くんですね
それから先生がなんか診断されて
薬とか注射とかするとしますね
我々はそれは正常なことなんですよ
つまり専門の人がこう決定するんですが
希望は患者さんが述べる訳ですね
早く熱が下がった方がいいんですとか
それからしばらくこれはもう疲れてるから
休みたいとも思うんですとかって
それ希望ですね
医学の知識とは関係ないですね
医学の知識の方はお医者さんが担当する
だから言ってみれば
あの薬をくださいこの薬をくださいっていうのは
いけないことになってる訳ですね
希望だけ述べる
これは医者ばかりじゃないんですよ
例えば昔の日本の住宅っていうのは
非常に優れておりましてね
棟梁っていうのがいまして
棟梁っていうのが間取りを決めるんですよね
間取りを棟梁が決めるのは
他人の家の間取りを決めますから
家を建てる方はですね
十分に自分の人生計画を言う訳ですよ
家族は何人でそれぞれ性格はこういう性格で
何が趣味で将来はこういう風な
家庭にしていきたいとか
そういうことを話をするんですね
それが普通は 実は自分で
間取りなんか決めてしまうとですね
自分の人生の希望とか方針が
はっきりしないっていう場合があるんですね
つまり必ず実際に自分がやりたいことと それから
専門的にそれをどうするかってことは別なんですね
日本の場合ちょっと話が違うんですが
もう少し拡大しますと
お寿司なんかもそうなんですね
お寿司もマグロを握ってくれとか
シャコを握ってくれとかいうのは本当は邪道で
今日はどういうものを食べたいかとか
いうのが正しいんですね
そしたら板前がですね それに合わせて
最近はシャリの量が少ない方がいいっていうけど
そんなことないんですよね
ご飯が食べたい時もあるし それから
魚が主に魚だけ食べたい時もある
それを板前っていうのは何であんな風に
威張ってるかっていうとですね
大体板前は普通の寿司屋の板前っていうのは
寿司職人っていうのは
普通よりか威張ってるんですが
あれ威張ってるのはなぜかといったらですね
普通は例えばステーキを食べたいとか
百五十グラムとかレアだとか
なんかそういう風なことをずっというんですね
ところが日本はそうじゃなくて
職人の方がその人の顔色とか
食べ方を見てですね
自分の専門職に合わせて適当なものを
出すっていうそういう文化なんですね
原発もね それに習ったらいいわけですよ
つまりエネルギーが不足しているのか これもね
将来エネルギーが不足するかっていうのはね
ほとんどの人はすごく心配してんですけど
あんまり心配する必要ないんですよ
それは専門家がいますから
もっと難しいんですよ
エネルギーの将来っていうのは
エネルギーの将来を考えるっていうのは
原発を考えるよりはもっと難しいんですね
ですから今のところ電気は来てるのか
それともガスをつけたらガスが出るのか
そういうことを考えばいいわけですね
それで今のところ
エネルギーはあまり困っておりませんと
電気も電気代が
もうちょっと安くなったらいいとか
もう少し高くても余裕はありますとか
そういうことは言うわけですね
つまり使用側の希望を
はっきりしておくっていうことなんですよ
僕は一般国民はそれでいいと思うんですね
そしたらそれに応じて電力会社とか
資源学者とかそういう人達が考えてですね
やるんですね 原発もそうなんですよ
私はね 原発反対派
反原発グループに分類されてるんですよ
マスメディアなんかでは
だけど僕は全然違うんですよ
私は原発は素晴らしいと思ってるんですね
だけども完全な原発じゃなくちゃ
やっちゃいけないっていう考えなんですよ
完全な原発 私が国の原子力安全委員の
専門委員だった時にね よく言ってたのが
今の原発は安全といえば安全だと
飛行機で言えば十回飛べば九回は墜落しない
だけど一回は墜落する
だから十回のうち九回は
安全に飛べれば安全だとも言えるし
十回に一回墜落するなら
乗らないっていうのもある
だけど私の考えでは自分の娘を十回に一回
墜落する飛行機に乗せるかっていうのは
私は乗せません
しかし乗せる人もいるかもしれない
だから安全に対する考え方っていうのは
人によってこう違うんだけど
私は十回に一回墜落する飛行機は
技術的に未完成だから
飛ばさない方がいいという考えですと
こう言ってたんですね
それで原発もそうで
原発が全然悪い訳じゃないんですよ
あれ非常に少量の燃料で非常に高い
高温の水を作りますからね
発電効率もいいし
ものすごくいいんですよ ただ危険なんですよ
危険が二つあって
一つは事故の可能性がまだ全然耐震性
特に耐震性ですね
耐震性とかそういうのがないんですよ
電源が止まった時の安全性とか
確保できないんですよね
これは福島原発で分かったわけですが
もう一つの大きな問題は
どうしても放射線の被曝と
健康の関係が分かんないんですよ
もちろん放射線っていうのは天然界にもありますし
別に人間っていうのは
放射線の中で生きてきたわけですから
放射線が完全な毒物だとも言えないんですけど
どのくらい被爆すると どのくらいの
病気になるかっていうのは分かんないんですよ
もちろんだから この前は
このブログでも説明しましたが
安全基準っていうのはないんですね
容認基準っていうのがあるだけで
つまり自動車と同じなんですね
自動車も交通事故で亡くなる方が五千人とか
怪我する方 八十万人とかおられるんですが
それでも自動車は走ってるんですよ
それは非常に便利だから少しぐらいの
怪我とか死人が出ても仕方ないって
これは容認限度なんですね
安全基準じゃないんです 容認基準なんですね
だけど原発の場合ね
これは個人個人によって違うんですけど
僕は別に石油系の燃料焚けばいいんだから
電気を起こすには
今のところ原発必要ないから
石油がなくなってきたらでいいじゃないかと
それで原発技術っていうのは
その安全技術以外はできてるんだから
今から安全技術をしっかりしてですね
石油とか石炭が不足してきた時に
使えばいいじゃないかという考えなんですよ 実は
石油は後 四千年ぐらい持ちますからね
石油系燃料っていうのは
四千年あればね
原発も安全なんじゃないかと
原発って一番初めに火が
原発に火が灯ったのは戦争中にですね
イタリアの科学者で
エンリコ・フェルミっていうのがいるんですけど
それがシカゴ大学で実験用原子炉を
最初に動かしたのが初めてですから
まだ八十年しか経ってないんですね
その間にチェルノブイリとか
福島原発が爆発してる訳ですから
なかなかまだ
完成した技術とは言えないんですよ
ですからあまり急がずに四千年と言わなくても
二百年・三百年と使ってです
研究してですね
それで石油系燃料がなくなってきたら
使えばいいんじゃないかと思うんですね
それからもちろん私は
地球が温暖化するなんて思ってないんですが
地球が温暖化するっていうことを
怖がってる人もいますね
しかしですね 地球が温暖化して
やっぱりこれも困ったことが起こってくる
今雨が激しいなんて全然
気象庁のデータを見れば分かるんですけど
雨が激しいことはありません
これは百年間のデータを気象庁が出してますから
温暖化によって今気候なんか変わってなくて
これはメディアがただ嘘をついてるだけですからね
割合と気候は今穏やかで安定した時期なんですよ
もちろんこの前長岡で大雪が降ったらですね
史上最高の積雪量なんて言ってたけど
これは嘘であることはすぐばれましたね
だから最近は気象庁も含めてですね
メディアも平気で嘘をつく時代なんで
そういうことをもとに
原発を見てはいけないっていうことですね
しかも原子力発電所の出すCO2ってのはですね
火力発電所とほとんど同じなんですよ
ただ今は規則で 政治的な理由で規則でですね
運転時に出るCO2だけを計算してるんですね
建設の時に出るCO2を
入れてないっていうことがあってですね
そういうペテンによって原発はCO2を出す量が
少ないと思ってる方多いんですけど
これは全然同じです 発電方法によらずに
同じなんで太陽光発電もそうですね
太陽光発電も原発も石油火力と
同じぐらいの温暖化ガス出しますからね
それもごまかされないように
自分の意見を作られる時は
まず自分が今困ってるか
将来は非常に難しいですからね
今自分が困ってるか それから
自分が社会の安全っていうことに対して
原発が自動車並みなら少しぐらいは冒険すると
だけど原発の代わりに
火力発電でやればいいんだからと思えばですね
そんなに急ぐことない
ここら辺の意見を固めとく方が
いちいち原発の中身の安全性を
考えるよりかはいいんじゃないかと私は思います

2022年3月28日

#武田邦彦先生

2022/04/02

科学的哲学的論考 ▶原発講座(9)健康 技術としての耐震性 社会としての耐震性 (武田邦彦先生)



本日の収穫(3568文字) 

原発講座も九回目になりまして
まだ各論なんですね
次ぐらいからちょっと
総合的な話をしたいと思うんですが
耐震性もやっぱり触れとかなきゃ
いかんだろうなと思いましてですね
世界でですね 原子力発電所って
いうのは五百くらいあってですね
そのうちアメリカが百ちょっと それから
フランスと日本が五十ちょっとということで
今中国が非常に作っていますが
ここら辺が原発大国なんですね
それで原発の一番の弱みは
やっぱり耐震性なんですよ
もちろん今度みたいに床下浸水で
爆発しちゃうっていうのもあるんですけども
これは日本の電力とかその他政府が
嘘ついたからこうなっちゃったわけで
一番弱いのはやっぱり耐震性
地震に対する耐震性でしょうね
この他に敵国が原子力発電所を目的に
爆撃するっていうのがあってですね
今原子力発電所を持ってたら
むしろ都市に原爆を打ち込むよりかですね
ミサイルで原子力発電所を攻撃した方が
酷いことになるっていう風に言われてる訳ですね
耐震性とそのジェット機に
爆撃のジェット機による攻撃を防ぐのも
ミサイルによる攻撃が難しいと
巡航ミサイルでもいいですけどね
耐震性はですね コストとの関係なんですね
原発っていうのは中を見られた人は
ほとんどいないと思いますが
ものすごく複雑なんですよ
この複雑な原発を簡単にするっていうのも
安全上大切なんですが
とにかく現在は複雑なんですね
それで地球上でですね 大きな地震がある
震度六ぐらいの地震がですね
毎年と言わずに十年にいっぺんぐらい
あるっていうところは限られてるんですね
それは地球上のプレートの移動がですね
集中しているところっていうのは
古い海の陸側なんですよ
古い海っていうのは太平洋しかなくてですね
大西洋は新しい海なんですね
インド洋はちょっと小さいんです
大したことない
したがって大西洋側っていうのは地震がないんですね
あっても小さいんですよ
太平洋側は大きいんですね
太平洋側の陸地沿いですから
チリ地震っていうのがありまして
チリからカリフォルニア地震ですね
ちょうど南北アメリカの西側ですね
それが地震が多いわけです
それからアリューシャン列島に来て
千島列島に来て
日本列島でそれから台湾から
フィリピン・インドネシア
それから遠くはニュージーランドの付近まで
ぐるっと太平洋の底がこう割れて
拡大してますからね
そこら辺で全部沈み込みがあって
それで大地震が起こるわけですね
火山もそうですね 今度のトンガの
大きな火山なんかもそうなんですが
地殻が割れやすいわけですね
ですから大きな地震が起こるわけです
それで震度六以上っていうとですね
もちろん例外っていうのは何でもあるんですが
ヨーロッパほとんどありません
ヨーロッパは最大でも五.五
震度五ぐらいが普通ですね
ちょっと南部ヨーロッパぐらいで
震度五ぐらいに行くんですね
ですからヨーロッパは大丈夫なんです
それからアメリカの東海岸も
かなり完全なんですね
危険なのが 簡単に言えば
アメリカの西海岸のほんの一部
それから日本
それから台湾ぐらいが危ないんです
原子力発電にしてはですね
その他はほとんどありません
それから中国はですね
内陸地震で大きいのが時々起こるんですが
海溝で起こる地震ですね
それはちょっと離れておりますので
このぐらいの耐震性なら
行くかなっていうようなところなんですね
ですから日本はですね
世界でも稀に見る地震国に
稀に見るほど五十何基という
原子力発電所を作ったわけですよ
各国はどう思ってるかっていったら
いや結構危険なことをするけど
まあ日本っていうのは非常に技術が高いから
耐震設計はちゃんとしてるだろうなとこう
思ってるんですが 実は駄目なんですよ
今度の東北大震災でよく分かりましたね
東北大震災って
大体東北地方は震度六だったんですけど
新幹線がその時全速力で走ってた新幹線が
二十七列車あったんですね
そのうち非常に軽い程度の脱線をしたのが
脱線というのかどうか分かりませんが
非常に軽い損傷を受けたのが一列車だけで
後の二十六列車はですね
地震が震度六の地震が来て急ブレーキかかって
普通に止まってるんですよ
これね 逆だったら大変だったんですね
新幹線が転覆して
原子力発電所が安全だったって言ったらですね
何百人も亡くなったと思うんですね
JR東日本の
あっぱれっていう感じなんですよ
それに対して原子力発電所の方はですね
爆発したのは福島第一ですけれども
重大な損傷を受けたのが
東海原子力発電所と福島第二ですね
それから女川もかなりの打撃を受けました
そういうことでですね どう見ても
それから電源喪失なんて言ってますけども
東北電力は別に
長期間の停電になったわけじゃないですし
それから一般住宅ですらですね
津波を受けないようなところは
それほど大きな損傷受けてないんですよ
私は色んな用事で
2011年の東北大震災の後
福島県・宮城県を中心に
随分あちこち行ったんですけども
民間は瓦が落ちてるとかですね
そういうのがあって
もう津波以外で家がぺちゃんことかいうの
ほとんどないんですね
私の感じではですね
現在の原子力発電所はですね
疑問に思った方は色々ご自分で
お調べになったらいいと思うんですが
原子力を推進する人は
あまり本当のこと言いませんのでね
普通の民間よりか弱いと言うと
ちょっと怒るかもしれませんが
通常いいメーカーですね 大手のメーカーが作る
マンションよりか弱いんですよ 耐震性が
本当ですかって言うけど 今度見たら
分かりますよね 今度のこと見たら
それからその後の大飯原発かなんかでも
似たようなことがありましたね
あそこは震度四.五か
五.五ぐらいでやられましたね
私のこの経験では震度六ぐらいに
耐える耐えるって言ってるんですが
私一回整理してなんか
然るべきところに出したことがあるんですが
まあ感じとして五以上になると
原子力発電所は危ないんですよ
配管が長かったりしましてね
それから分からないようにしているっていう
ところが一つは問題なんですね
原子力発電所で
私のとこは震度六.五ぐらいでも大丈夫ですよ
なんて言ってるとこないんですよ
すぐ何とかガルとか言い出してですね
垂直何とかガルとか 水平何とかガル
確かに設計上はそうなんですね
設計はそういう加速度で
設計しなきゃいけないんですけれども
一般の国民に分かりやすく言うには
震度六.五までは大丈夫ですって言わないと
震度六.五は来ますからね
原子力発電所はですね
何年にいっぺんぐらい事故起こしていいかっていうと
一応一万年になってるんですよ
それで一万年に一回
事故が起こるということを想定して
設計されているはずなんですけど
なんたってですね
原子力発電所で儲けるためには
できるだけ建設費を安くして
それからそれをごまかすという二つの方法が
電力会社は取ってるんですね
ですから耐震性を上げると
もちろんコストが上がりますから
耐震性大丈夫だ 大丈夫だって言って
地震来るごとにどっかが壊れるっていうことを
今まで続けてるわけです
もちろん大きな事故は
小さな事故が何回か起こると
大きな事故になるっていうのは
法則としても知られてるようなもんですね
それから原発が
建ってるところを見ると分かるんですけど
東北地方の巨大地震が起こる可能性の
あるところにいっぱいありますね
六基ぐらいあります
それから浜岡原発なんかはですね
あれだけ政府が東海地震が来る
東海地震が来るっていってる
震央地?に近くに建ってるんですね
これは実は政治とお金の問題なんですよ
地元がですね 地元にお金を配って
原子力発電所を作るもんですからね
ですからもう政治っていうのは
そういうことをするとこじゃないんですよ
政治っていうのは
事実に基づいて正しい判断をして
それで住民の希望に
沿うっていうのが政治ですから
今みたいに何でもかんでも嘘ついて
政治家が金入ればいいや
金入ればいいなんてやつは
本当は政治じゃないんですよね
これは参政党でも少し票が伸びれば
やっぱり随分この政治の嘘とか
政治と金なんていう問題が片付きますが
今のところそういうことなんですね
つまり世界的に見て日本と台湾の原発は
大きな地震が来たら壊れるようにできている
それが日本に五十基もある
だからこんなの運転しちゃいけないんですよ
もっと更に言えばですね
フランスなんか内陸の海岸淵は
なんてったって危ないですから
内陸に作ってるんですけども
日本が一番いいのは琵琶湖のほとりなんですよ
だけど琵琶湖のほとりは建ててないんです
それは日本の原子力発電所が
嘘つくからなんですね 排水とか
だから大阪・京都の人が反対するんですよ
だから人のいない
若狭湾でやってるわけですけども
若狭湾と琵琶湖ってのは
ほとんど近いですからね
琵琶湖は淡水で地震もありませんから
だから琵琶湖に作るのが一番いいんで
フランスはもうみんなこう畑の中に
原発がダァーって建ってますよ
やっぱりそのくらいの誠実さがね
フランスに真似るの残念なんですけど
そのくらいの誠実さが私は必要だと思います

2022年3月27日

#武田邦彦 先生

2022/04/01

科学的哲学的論考 ▶原発講座(8)健康 被ばく限度のウソ  メディアのウソ  原子力のウソ (武田邦彦先生)


本日の収穫(3890文字) 

表紙には被爆限度の嘘 メディアの嘘
原子力の嘘と こういう様に書きましたけど
嘘という言葉は嫌ですね
語感も嫌だし なんか
言ってはいけないことのように思いますね
しかし世界で日本はですね
江戸時代の末期までっていうか
明治の終わりまでっていってもいいですかね
嘘はほとんどなかったんですよ
これはですね 当時の小説なんかを
読むと本当によく分かるのは
みんなが人の言うことをそのまま信じて
ちゃんと上手くいってたんですね
っていうのは人が言う時に嘘をついちゃいけない
という意識が強かったんですね
これは今でも世界の他の民族に比べれば
圧倒的に日本人は嘘が少ないんですけども
それでも本当に平気で
嘘をつくっていうとこまで行ってないんですよ
ヨーロッパなんかどっちかっていったら
平気で嘘をつくんですね
だけど日本人は平気では嘘をつかない
嘘を隠すっていう段階ですね
だからまず嘘をつかないっていう段階があって
その次に嘘は悪いことだと思っているので
隠すということですね
それから三番目が嘘を割合平気で言うっていう
その三段階がある訳ですね
アメリカなんかで道を聞いて
あーそれはこう行ってこう行って
こう行ってって教えてくれるので
その通り行くと全く違うと
しばらく生活してるとアメリカ人ってのは
そういうの嘘言うのは平気なんですね
要するに物事が進めばいい
嘘は構わないっていうのがアメリカ人の考え方ですね
ヨーロッパもややそういうところあるんですね
日本人はそうじゃないんですよ
知らなかったら
いやちょっとその場所は知りませんので
他の人に聞いてくださいっていうのが
日本人なんですね
それで随分違うんですよ
だけど原発については
嘘が山ほどあるわけですよ
だからもう日本文化ではないんですよね
それをちょっと具体的に列挙しますと
まず被爆限度の嘘ですね
これはものすごくはっきりしてましたね
被爆は一年一ミリシーベルトって
決まってるんですよ
事故の時には
少し増やしてもいいという議論はありました
それから安全委員会でも一時被爆の時は
一年五ミリシーベルトまではっていう
規則を決めようとして
これはもうちょっと文章にもなってるんですが
多分公式には認められない段階で終わってる
つまりそれはどうしてかっていうと
事故の時には
一年五ミリシーベルトぐらい被爆するけど
そんなこと言ったら
原子力反対運動に火をつけるので
言わないとこうってそういう嘘ですね
実際には二十ミリシーベルトまでいいとかね
それから酷い人は百ミリシーベルトだ
私は週刊新潮にですね
別の新しい記事を出してほしいと思うんですが
週刊新潮は事故のある程度経った時に
二三か月かな?経った時に
半年ぐらいかもしれませんが
一年一ミリシーベルト男 武田邦彦っていう
四ページあの発行部数の多い週刊新潮で
四ページも割いてですね
一年一ミリシーベルトって嘘を
武田が言ってるっていう記事を書いたんですよ
あの為にかなりの人が
余計な被曝をしたでしょうね
なんでそういう記事を そういう嘘を書いたのか
一年一ミリシーベルトしかないんですからね
我々が世界のどこからでも水でも何でも
輸入して牛肉でも輸入して食べてるのは
一年一ミリシーベルトの
限度を超えない食料品だからなんですね
これ食料品ばかりじゃなくて自動車であれ
機械であれ全部そういう規制になってるわけですね
事故の時はどのくらいっていうのは
まだ定まってないんですが
普通の時は一年一ミリシーベルトなんですよ
ですからああいう そういう事故の時に
いくらって決まってない時に
まず一年一ミリシーベルトっていうのから
スタートしないとですね
よく安全安心って言いますけども
安心というのはですね
安全の基準がちゃんと守られてる時に
安心が来るっていうんであって
最近政治家の言う安全安心って
聞いてますとね 完全にならないので
騙して安心にするっていう
そういうのに使われてますね
週刊新潮にお願いしたいのはその時
なんかの加減で間違ったんでしょうから
一年一ミリシーベルト男 武田邦彦っていうのは
不適切であったという記事をですね
やはり四ページぐらいで書いてもらった方が
日本のためになりますね
これからの原子力発電所が
安全になるっていうことが大切です
週刊新潮は何のために
週刊誌を発行してるかっていったら
日本の発展のために発行してるわけですから
積極的にやってほしいですね
それからNHKもそうですね
私これは何回か警告してるんですけど
本とかそういうので警告してるんですが
NHKはですね
午後の四時か四時半のニュースの時にはですね
一号機が爆発しましてそれで発電所境界の
放射線量が非常に上がった時に
確か僕その放送を持ってますので
いつでも出せるんですけど
確か四万倍とか規制の何万倍って言ってですね
この時には一年一ミリシーベルトが
限度なのでって言ってるんですよ
それから一時間半か二時間後の
六時のニュースの時にはですね
それ一切言わなくなったんですね
その間に政治的な判断が
あったっていうか政治っていうのは
嘘をつくのを政治って最近言うんですけどね
政治的判断と言ったら
嘘をつくってことなんですけど
別に政治的判断嘘をつかなくていいんですよ
政治的判断っていうのは本当のことを言って
どうするっていうのを言うのが政治的判断であって
この頃は政治的判断で嘘をつくっていうね
この前のなんか流行病のなんかもそうですね
嘘をついておりました
だから被爆限度についていくらでも
嘘をついてもう嘘をつきすぎたので
今の現在の日本の被爆限度っていうのが
いくらになってるか分かんないんですよ
これは安全限度じゃありません
受忍限度ですけどね この前お話しました
だからこれははっきりしないと
今動いてる原子力発電所が安全ですっていったって
被爆限度が一年一ミリシーベルト
否定しましたんでね 福島の時に
それを復活したらまた色々もう
ものすごく保障問題が出てくるでしょうし
にっちもさっちも行ってないわけですね
それからメディアの嘘っていうので
一番大きいのは主力全国紙
それからマスコミのですね 記者がですね
事故が起こって一週間か二週間後に
全員福島から引き揚げて
三か月後か四か月後に福島に戻ると
つまり福島の被曝が危険であると言われたので
メディアは慎重を期して自分たちの
社員をですね 福島から引き揚げた
一方 その一方ですね 新聞とかテレビでは
福島に住んでても大丈夫ですよって
放送をしたっていう
これは一番巨大ですね もちろん
それから先ほど言いましたように
NHKがその日はその日の途中までは
一年一ミリシーベルトって言ってたのを
一時間半か二時間後に変えたと
それからその当時私は東大の教授を
随分批判してたんですね
東大の教授ともあろうものが
テレビに出て色々な嘘を言ってると
不適切だと 多重防御にしても
固有安全性にしてもですね
被爆限度にしても
そしたら東京大学の先生方二十人ぐらいかな
原子力に関係する先生方が声明出しましたね
我々はテレビにもう出ません
そこではっきりと嘘をついたからとは
書いてないんですけど
やっぱり東大の先生ぐらいの
訓練を受けてない あんまり信念のない
学問だけができて純情な人もいますけどね
やっぱりあれだけ僕は見てて
みんな僕の後輩でしたから
何だこれどういうことかと
全然科学者としての倫理観もないなーと思って
いやNHKがどんなに嘘つく
それから政府が
どんな嘘をつくっていうことはあるんですよ
それはあるんですね 世の中ですから
だけどどんなに社会が嘘ついても
科学者は嘘ついちゃいけないんですよ
それから原子力の嘘っていうのを
三番目に書きましたが
これは実は原子力に
そういう風土があったんですね
日本社会が嘘をついて
それを隠すという文化になってきたので
それにつられて
原子力も嘘をつくようになりました
私が原子力の所長やってる時は
いくらでも嘘がありました
じゃあ僕のとこじゃなくて 見てますとね
原子力の情報が入ってくるんですけど
ここでまた嘘ついてるな
ここでまた嘘をついてる
ほとんどはですね
実施者つまり責任者ですね
責任者に覚悟がないんですよ
やっぱり原子力くらいのでかいことをやりますとね
やっぱり普段から俺の人生はもう
戦艦大和の艦長ってあの頃言ってたんですけど
戦艦大和の艦長のような
覚悟のある状態じゃないとですね
やっぱり普通の人がなかなか昔で言えば
なんかあれば俺は腹切るよというぐらいの
覚悟がないとですね
原子力の仕事ってできないんですよね
ですからこの嘘っていうのは
原子力の嘘っていうのは
現在の日本人の指導者の覚悟がですね
足りないということなんですよ
いずれにしても理由とか色々あるんですが
被爆限度は嘘はつくは
もちろん爆発の原因も嘘をつく
被爆限度も嘘をつく
メディアは自分の行動に嘘をつく
それから放送内容に嘘をつく
それで全員で嘘をつくと
原子力学会もやや嘘をつくと
あなた方は何を目的に仕事してるんですかって
言いたくなっちゃうんですね
私は原子力の技術的な
不十分のは直して進歩させて
やがて原子力も使えるようになった方が
いいと思ってるんですよ
その意味で僕は反原発では全然ないんですよ
いやそういうの反原発って言うんですかね
別に原子力に反対してるんじゃなくて
その安全な原子力じゃなくちゃいけないと
それ当たり前じゃないかと思うんですけどね
新幹線は非常にいいと
だけど新幹線がひっくり返るようじゃ駄目だと
それを反新幹線っていうんですかね
僕はそんなことないと思うんですよ
どんな技術でも未熟な時には控える
その未熟であるかどうかが分かるのは専門家だから
専門家は技術が未熟であれば勇気を持って
今はまだ技術が未熟で
危険だから控えた方がいいと
使用を控えた方がいいって言ったら
それは反技術になるんですかね
そんなことは私はないと思いますね

2022年3月26日

#武田邦彦 先生

2022/03/31

【炉端の話】人間の体は民主主義!? (武田邦彦先生)



本日の収穫(3816文字)  

今日はちょっと変わった話をさせていただきますが
人間の体は民主主義っていうんでですね
人間の体は一体民主主義なのかどうかと
これは政治の形態が民主主義であるべきか
独裁主義であるべきか
基本的には民主主義と独裁主義ですよね
今の中国が独裁主義
今のアメリカがほぼ独裁主義
今のロシアもほぼ独裁主義ですね
日本もほぼ独裁主義なんですね
じゃあ独裁主義と民主主義これを人間の体で示すと
どういう区別になるかっていうとですね
頭がこれが正しいとか
これをするとかいうことを決めて
体がそれに従うというのがこれ独裁主義ですね
頭なんていうのは
人間の一番上の方にあってですね
別に何か考えることができたって
歩くこともできないし
ご飯食べることもできないし
生きていくこともできないわけですから
司令塔みたいなもんですからね
これが威張っちゃいけないわけですよ
ところがですね そういう風に
学校で教えてるっていうこともあるんですが
人間の体は脳が判断して
大脳が判断してっていうのがいるんですよ
それで脳科学の人なんかもですね
その凄く教条主義ですからね 独裁的なんですよ
脳科学の人が独裁的であるっていうのは
もう僕は会ってもそう思うんですね
話してもそう思うんですよ
それはどうしてかっていったら
脳が独裁主義だからなんですね
僕はどっちかっていったら
体が人間の行動を支配してると思ってるもんですから
ですから徹底した民主主義者でもあるし
民主主義が一番いいと
こういうように思ってるわけですね
どうしても人間はですね 脳で
今日例えば昼になったらラーメンが食べたくなる
ラーメン食べたくなるっていうのは
脳がラーメンを食べようと思うからだと
いう風に錯覚してるわけですね
これは学問はですね
浅く学んだ人っていうのは大体そうなんですよ
どうしてかっていうと確かに脳が
ラーメン食べに行こうという風に言って
ラーメン食べに行くわけですからね
その意思っていうのがさ
人間の意思っていうのは
脳が決めてるっていう風に思っちゃうんですよ
しかしそれはですね
学問的には恐らく違うんです
なぜかっていうとですね 脳がこれはだから
養老先生のバカの壁って言うと
ちょっと言い過ぎなんですが
脳が命令してるんですよ
もちろんラーメン食べに行こうって
命令してるんですけども
よくよく学問をやりますとね 学問っていうのは
そういうことを教えてるんじゃないですね
脳がラーメン食べに行こうという風に
決めたのはどこかっていう
もう一つ奥まで考えるのが
これ学問なんですね
じゃあ昼近くなりますね 11時半頃になりますよ
今日ラーメン何食べようかなと思うでしょう
そうするとですね
脳は別に何食べたっていいんですよ
だって脳は消化もしないし何もしないんですから
運動もしないわけですから
そうすると体の方でですね
ラーメン食べたくなるところが
なきゃいけないんですよ
それは舌 味を味合うを舌なのか
消化を司る胃なのか
それとも栄養を吸収する腸なのか
それとも それの結果その筋肉を使う
手足とかそういうとこなのか
それとも感情を司る心なのかって
こういう問題にまずなるわけです
それ考えなかったら何のために人間の意思を
研究しているかどうか分からないですよね
最近 最近っていうか
ずっと昔からの研究を見ますとね
やはり体はどうも民主主義ですね
体が要求するとかよく言うじゃないですか
体が求めるとか
例えば喉が渇くなんか全くそうですよね
喉が渇くっていうのは
別に喉が渇くっていう表現で言ってるだけで
喉が渇いてるんじゃないんですよ
体全体に水分が不足すると
それを喉の神経の方に移して
喉が渇いてるように感じるわけですね
脳が別に命令してる訳じゃないんですよ
喉が渇いたという状態は
我々は喉から知るんですね
喉が渇いてるよということを
頭が判断するっていうだけなんですよ 最後に
喉が渇くのは
体の各細胞の水分率が下がるからなんですよ
それで各細胞から水を送ってくれ
水を送ってくれって言ってくるんですよ
もしくは血液の水分量が減るので
それでもう少し水分を要求してくれって
喉に言うんですよ 喉にですね
喉に言うか頭で言うかってのはこれ
議論があって細かいことを問題にする
細かいことを問題にして
大きなことを考えない人は
こういう時にね 自分が
あ!しまった あそこを考えてなかったなつって
慌てて それを調べるんじゃなくて
そう言ってる人を非難するっていう風に
いきますからね 人間は
いずれにしても喉が渇く
そして脳が水を飲もうと思って一応脳にこう
あなたの体が水を要求してるからちゃんと
そこのとこやってねっていうのが喉なんですよ
脳が あ!そうか
それじゃあ あそこにいって
水道の栓を開けるかとか
ここの水道は臭いからなーちょっと
臭いからということも多分細胞からなんですが
どっかに行ってお湯を沸かして
それを冷やしてから飲もうとかね
そういうこと考えるわけですね
全てそう さっきのラーメンもそうですね
どういう栄養が欲しいかっていうのを
各細胞から希望がいってですね
胃だかそこら辺にいってですね
それで胃とか 舌が舌かな?
舌が今日は
ラーメン食べたいなっていうことになるんですよ
それで11時45分ぐらいになると
その人の頭が今日はラーメン食べに
行こうってことになって それで言語を使って
おい!一緒にラーメンを食べに
行かないかってこういうことになる訳ですね
ラーメンを食べようという意思が
頭から浮かんでくることはないんですよ
それはお寿司でも和食でも
肉が食いてえなっていうのも同じですね
それと一緒ですね 行動も
行動もそうですし
それから寝る時の寝れるか
どうかっていうのもそうですね
もちろん寝れるかどうかなんてのは
もちろん体であって
よく寝れる方法っていって
この前読者の方からご紹介いただいて
ちょっと試しにやってるんですが
顔の筋肉から緊張させて緩める
今度は腕の筋肉を緊張させて緩めるっていう風に
やっていくと五分以内に寝れると
つまり寝るというのは
脳が寝ようとして寝るんじゃなくて
体が眠たいという状態を
作るっていうことなんですね
体が眠たいという状態を作る
だから人間の体が民主主義なんですよ
つまりボトムアップなんです
脳が指令して我々は人生を送ってる訳じゃなくて
ボトムアップ
つまり体の細胞とか そういうのが
これも慶応大学の前野先生なんかは
小人 体の中の小人と言ってますけどね
小人と言っても細胞と言っても
同じなんですけども
細胞っていうと ちょっと細胞じゃなくて
神経も神経細胞ですけどね
そういう意味で細胞っていうのが
一番科学的かもしれませんね
小人って言ってももちろんいいんですよ
体の中にある小人がこうしようという風に
決めたらこうなる訳ですね
それで細胞同士も
もちろん連絡しているわけです
これは私の言葉で言えば絡合なんですね
多細胞生物っていうのはですね
一つ一つの細胞が独立してるんですよ
これ日本と同じなんですよ
一人一人の国民が独立してるんですよ
国民の欲することをやるのが政治なんですね
ですから当然民主主義なんですよ
民主主義じゃない形っていうのは
一応考えられないんですね
ソ連ですね ソビエト連邦が
あった時の共産党っていうのは
再興?とかいっちゃってですね 一個一個を
あたかも民主主義の形を取ろうとしてました
現在北朝鮮人民民主主義共和国って
いうんでけど民主主義ですよね
中国も中国共産主義人民共和国かなんか
民主主義が付いてるんですよ
だけど民主主義じゃないですよ
だってトップの人が独裁で決めるんですから
これは独裁主義って言った方がいいんですよ
それは別に独裁主義は恥ずかしくないですよ
独裁主義っていうのと
民主主義と二つあるだけで
しかし何で朝鮮民主主義共和国っていうか
人民民主主義共和国っていうかっていうと
自分たちが独裁主義だから
それを民主主義っていう
言葉で隠してるっていうだけでは
僕は人間は隠さない方がいいと思いますよ
そのままですね いったがいいと思います
ここで言いたいのは
人間の体は民主主義だっていうことなんですよ
だから民主主義ってやっぱり本質的なんですね
それを汲み上げる力ですよ
僕が体壊したのは反民主主義だからですよ
つまり私ね 一か月入院して何も食べなかったらね
体が少し変わっちゃってですね
今まで何してもあんまり感じなかったんですよ
油のものすごくばっかの牛肉食っても
みんなが気持ち悪いっていうのに
僕はあんまり気持ち悪くないし
つまり感度が鈍かったんです
つまり体の状態を
自分で感じることができなかったので
脳が支配する通りに行動してたら
病気になっちゃったっていうことなんですね
女性の人は民主主義ですから みんな
自分の体に聞いて体が欲してるものを食べてますね
それから注意もしてますよ
だからこれからの今も
中国も民主主義じゃないでしょう 独裁主義
アメリカも独裁主義
ロシアも独裁主義ですからね
主要国は全部独裁主義ですから
独裁主義から民主主義に変わるのは
やっぱり人間の体を
よく理解することじゃないですかね
ですからここで炉端の話で
人間の体は民主主義
自分の意思があるわけじゃないんですよ
前野先生の話だったら
体の中の小人が命令したように
頭が調整しているだけっていうわけですね
これはアフォーダンス
ギブソンのアフォーダンスとかですね
そういうものでよく示されていますが
日本人は日本人の歴史的な背景で
遺伝子とアフォーダンス
外的影響によるその人の意思決定の
システムっていうのがありますからね
それに基づいてやってるっていうことで
これはなかなか考えて役に立つし
また自分が幸福かどうかっていうことにも
大きく関係すると思います

2022年3月25日

#武田邦彦 先生

2022/03/30

科学的哲学的論考 ▶原発講座(7)健康  被ばくに「安全」はない  社会の容認限度だけ (武田邦彦先生)



本日の収穫(3677文字) 

専門的に言えばというか
原子力発電所の安全性ということはですね
今多重防御と固有安全性の
この極めて大切な二つだけをやりましたが
それ以外に取水ポンプの問題であるとかですね
それから今度のことで分かりましたけど
地震による建物の亀裂の発生とかですね
いっぱい付随的なものがありまして
それらを全部議論しなきゃいけないんですが
それは本当にこういっぱい議論することが
あるということを頭に入れていただいて
ここでは少し足速く進んでですね
それで原発講座の七として
健康に関することに少し触れてみたいと思います
まず第一にですね 非常に重要なことは
被曝には安全ということはないんですよね
別にこれは隠しても何でもないんです
それで私が反原発 私反原発じゃないんですよ
私反原発じゃなくて
そういうレッテルを貼らないでほしいんですが
被爆には安全はないんですよ
それはどうしてかっていうとですね
安全である限度を調べようと思って
随分研究したんですね
メガマウス計画っていう
百万匹のマウスを動物実験で使ったりして
これは動物愛護からいったら
非常に問題なんですが
何しろ安全性をはっきりさせろ
はっきりさせろっていうことでですね
反原発運動が起こってるもんですから
それに答えなきゃいけないということで
百万匹のマウスを使った
被爆実験っていうのをやったんですね
みんなものすごくマウスは苦しんで
死んでいったわけですが
人間本位にやれと
こういう人間本位っていうのは
皆さんが言ってる自然との調和っていうのと
どういう風に関係するのかなと
僕なんか思うんですが 人間だから
しょうがないということに今なってるんですね
その結果ですね 結局被爆の安全限界っていうのを
決めることができなかったんですよ
これも変な話なんですね
私はたばこは肺がんの原因ではないんじゃないかって
いうことで随分疑問を述べているんですが
被爆とかたばこってちょっと似てるんですよね
自然界にもあるんです
たばこも自然界に幾らでもあるんですよ煙ですからね
煙に対するみんなの
嫌悪感っていうのは凄く強くて
なんか今度のたばこの追放運動っていうのは
人間の持ってる煙に対する嫌悪感が
出たんじゃないかと思うんですが
被爆もそうでですね
自然界に放射線はいくらでもあるんですね
もちろん太陽からも来ますし それから
土の中にも被爆する放射性元素ありますしね
それからさらに地殻の中っていうかですね
その地球の奥の方にはいくらでもありますから
だから自然放射線っていうのは
いっぱいあるんですね
極端な例を挙げますとオクロの自然原子炉って
いうのがアフリカにありましてね
ウランがこう溜まってるところがあるんですね
そこで自然に減速材なんかが土とか
そういうのが働いてですね
十七億年ぐらいの永きにわたって
原子炉として熱を出してたっていう
ところもあるんですよ
だからつまり地上には放射線もありますしね
放射線っていうのは
波長が長くなれば紫外線になり
可視光になりってなる訳ですから
もちろんそういうのが細胞に
人間の細胞に影響を及ぼすことあるんですね
ですから自然界と同じぐらいだったら
いいだろうっていうことで
安全基準っていうのを決められるんじゃないかと
いう風に思ってたわけですね
これは広島長崎なんかと同じように
ずっと長い問題で随分やられたんですね
それから実際に人間に事故だとか
広島長崎とか事故とかそういうので
大体こう患者さんが出てきます
患者さんはもちろん出てくるんですよ
甲状腺癌なんかが一番典型ですが
心臓にセシウムが溜まって
心筋に影響を及ぼしたりですね
それから妊婦とかそういう
細胞分裂が盛んな人とか
そういう人には色んなところに障害が出る
これは国立がんセンターの
被曝によるその各臓器のことの
どのくらい癌みたいなものができるのかと
いうことを見ていただくと分かるんですが
それで決めようと思ったんですよ
一生懸命実験もしたんです
研究もしたんですね 正直に
ところが分からないということが
分かったわけですよ
それからもう一つはですね
やはり遺伝子にも損傷を与えるんですね
遺伝子だけに損傷を与えるわけじゃないんですが
遺伝子にも損傷を与えるわけですね
もちろんホメオパシーの原理がありますから
放射線のような毒物が少量当たれば
健康にいいという面もあるんですよね
だけど遺伝子にも同時に影響を及ぼすので
どのくらいまで子孫に影響があるかと
影響があるようにするかということで
現在の基準は一応
子ども孫ぐらいまでですね
ある程度安全であるという
領域にしようということで
一年一ミリシーベルトっていうのが
決まってる訳ですね
今皆さんほとんどの人が間違ってて
僕は虎ノ門ニュースで随分丁寧に解説したので
その後少し 有識者は少し
発言を控えているようですが
安全の範囲であるじゃないかとか
言ってる人がいっぱいいたんですが
それがいなくなったんですが
社会の容認限度という
名前を付けているんですね
ちょっと英語の訳ですから
色んな日本語もあるんですけれども
受忍限度って言ったりするんですね
我慢できる範囲
つまり必ず被爆っていうのはある程度
癌だとか臓器の疾患なんか起こるけれども
まあそれはメリットがあるから発電という
メリットがあるから我慢しようじゃないかと
その我慢の限度っていう
名前が付いてるんです
安全基準じゃないんですよ
安全は分からない
だけど我慢しようっていうんで
それが一年一ミリシーベルトなんですね
ですから一年一ミリシーベルト以上
浴びても大丈夫じゃないかとか
医療はもっと
被爆してんじゃないかとかって言うんですけど
一応一年一ミリシーベルト
それで法律としては
法律っていうか裁判の運用としてはですね
一応一年五ミリシーベルト以上を浴びて
白血病になった場合
白血病って癌なんですが
白血病になった場合は
労災に認定するという現実にも
そういうことが行われているわけですね
ですから受忍限度があるって
まあこのぐらいだったら
いいだろうっていうのがあると
これはね 別にそんなんじゃ原子力発電所
やっちゃいけないじゃないかってことないんですよ
それは自動車はそうですね
自動車っていうのはですね
一時は一年に一万人も死んだと
それから減って交通戦争が終わって
交通事故が減って
一年に五千人ぐらいになってもですね
事故で怪我する人は百万人ぐらいいたんですよ
今はかなり減りましたけどね
だけどちょっと今はインチキ交通事故死亡の
基準を使ってますのでね
ちょっとデータとしては
信頼できないんですよ
今は交通事故で亡くなっても
二十四時間以上経過した場合は
交通事故としないっていう
その変な規則がありましてね
それでその為に結局交通事故死を
見かけ上減らそうということですね
ですから交通事故で即死の場合は別ですけど
病院に担がれて死にそうな時は
医者にちょっと頼んで
延命措置をしてもらうとですね
その人は二十四時間生きてれば
交通事故死にならないということで
警察の点数が上がるという
つまらないことが行われているので
ちょっと最近の交通事故死の統計は
あまり信用はできないんですよ
ずいぶん減ってるんでもうごく普通にですね
交通事故で亡くなった場合は
交通事故死にした方が
僕はいいと思いますけど
日本社会がそういう風になっちゃったんで
もうしょうがないですね
そこでそういう風になってはいるんですが
交通事故は交通事故で死ぬ人が五千人
今少し減ってますが
五千人程度いるのにもかかわらず
それから交通事故で負傷する人は
五十万人以上にいるにもかかわらず
自動車が走ってるんですよ
だから安全じゃなくてもやっていいんですよね
いやこれはもう僕がじゃないですよ
日本社会がそういう風に認めてる訳ですよ
完全なものしかやらないって
言うんじゃないんですよ
もう交通事故がありますからね
だから原子力も交通事故程度の被害以下って
いうことでやってるんで
その意味じゃ誠意があるんですよ
安全基準は決められない
つまりこれは安全ですかとか
今度の福島の被爆は安全ですかって聞かれたって
僕は安全ですと一切行ってないんですよ
一年一ミリシーベルト以下は
安全とも言ってません
それはみんながそれでしょうがないと
思ってる限度だっていうことを
一生懸命言ってるんですけど
どうもね ここもね
原子力推進の人はね
安全だ安全だって言ってます
だからそれね やっぱりね
自分の意見がどうであれ
やはり正しいことを社会に伝えて
社会がどう判断するかっていうのが
もし自分の意見と違えば
説得するのはいいですけどね
説得はいいけど
ちょっと嘘をつくっていうのは良くないですね
僕の嘘っていうのは
そういうのは嘘って言ってるんですよね
被爆には安全限界はありませんよ
だけど社会が交通事故と同じように
このくらいなら車売ってもいいですよと
自動車会社に言える
範囲がありますということですね
自動車会社は自動車会社に
それを隠そうとしてますけど
隠す必要ないんです
だって交通事故が
あることは明らかなんだから
だけど自動車は物凄く便利だから
もう自動車がなければ
物凄く多くの人が死にますからね
救急車も走れませんから
だからそういうバランスで決めてるんだってことを
まず基本を理解しないとですね
喧嘩の原因になりますから
そういうことですね

2022年3月24日

#武田邦彦 先生

2022/03/29

科学的哲学的論考  ▶原発講座(6)福島原発爆発のもう一つ  固有安全性は間違っていた? (武田邦彦先生)


本日の収穫(3499文字) 

我々日本人がですね
原子力発電所を安全だと思って
もちろんこう被爆するのは嫌ですからね
安全だと思って実施したのは
専門家がですね
政府とか専門家が原子力発電所は
固有安全性と多重防御で守っているので
大丈夫ですと
こういったことによるんですね
ですからそれは政府とか原子力関係者が
国民に対して約束したことなんですね
そのうちの固有安全性は
どうも間違ってた可能性があるんですが
私がここで間違ってた
可能性があるというのは
どうしてこう言い回しをしてるかって言うと
事故の後ですね
固有安全性が間違ってた可能性が高いんですが
それについてですね
私は原子力学会のフェローでもあり賞ももらって
ずっと原子力学会に参加してたんですが
事故が起こってですね 原子力の安全性に対して
疑問を社会に発した途端にですね
お呼びがかからなくなっちゃったんですよね
これはもう学問じゃありませんし
学会でもないんじゃないかと私は思うんですよ
恐らく原子力学会に所属する方で
非常に正しい方 誠実な方がおられますからね
その方はやっぱり
みんな固有安全性というものに
自分たちは間違ってたんじゃないかっていう
反省があるんじゃないかと思うんですね
科学者っていうのは反省を素直に認めて
間違いを認めないとですね
間違いがまた間違いを呼びます
固有安全性に関する疑問は
事故が起こってみるといっぱいあるんですね
一つはですね 温度が上がっていく時に
それで水が蒸発していってですね
それで減速材として役に立たなくなる時に
中性子の速度が
減速するものがなくなってしまいますので
核分裂が続かないと
これが軽水のいいところだと言ってたのがですね
これは私もちょっと
必ずしもぴたっと専門ではないんですが
一応計算してみますと
実は核分裂が継続しなくてもですね
単に崩壊熱 つまりですね
原子力発電をやってますとね
燃料の中に非常にこう原子核が
崩壊しやすいものがたまってくるんですね
その崩壊熱っていうんで
常にかなり温められてるわけですよ
だから核分裂の熱と
ウランが核分裂する時の熱と
核分裂してできたものですね
例えば皆さんがよく知ってるのは
ストロンチウム90とかセシウム137とか
その他いっぱいできるんですが
そういったものがこう更に
非常に不安定なんで分裂していくんですね
自分で分裂してきます それの熱
この発熱をちょっと私が計算してみるとですね
あれっと思ったのは
それだけで原子炉が
爆発する感じがするんですよね
ですから我々が今まで言ってた理屈ですね
温度が上がる軽水炉の場合
温度が上がると水が蒸発するので水の
減速効果が弱まって核分裂は継続しない
したがって軽水炉は
固有安全性を持っているといういう論理自体が
破綻してた可能性があるんですよ
水が蒸発して減速しなくなり
中性子の吸収断面積が小さくなって
次の核分裂は繋がらないと思われていたが
既にその時に炉の中にある
核分裂生成物から出る熱でですね
十分に原子炉を爆発させる可能性があると
言わなきゃいけなかったかなと
だから軽水炉は固有安全性を
持っていないとも言えるわけですね
まだ問題があってですね
実は温度が上がってきますね
鉄の融点は1700度くらいなので
1700度を超すとですね
鉄が解けていくわけですね
ですから1700度まで行ってはいけないわけですが
核分裂生成物だけで
1700度に行くような感じがするんですよ
そうするとですね
1700度以上行くようになると
水が直接熱で分解する可能性があるんですね
水が熱で分解するのは純粋な水ならですね
4000度ぐらいなりますと
水は自然に水素と酸素に分離するんですが
色んなものが入ってますとね
例えば水の熱分解によってですね
水素と酸素を作るっていう技術があるわけですが
これは水素エネルギーを作るという
技術の中にあるんですけれども
それをやるとですね そうすると850度とか
900度ぐらいで水が分解するんですね
ですからそれを850度としますと
何か原子炉の中に
色んな金属とか色んなものが入ってますから
それがですね 水の分解を
熱分解運動を下げている可能性があるわけですね
これについても必ずしも
今まで言わなかったわけです
そうすると水素と酸素がどんどん出ますので
今度は水素と酸素が出ると
水素爆発を起こしますね
ですからこれは核爆発ではないんですけど
水素爆発が起こるわけですね
今度の 今度っていうか
福島第一原発の爆発は一号機と
一号機は水素爆発のような感じがするんですが
煙も白いしですね
三号機はですね
爆発がかなり垂直に上部に行ってるので
それから色が非常にこう爆発の混合気が
茶色であるっていうのがあってですね
もしかすると一部
核分裂が含まれている可能性があり
実際に原子力関係者
海外の原子力関係者で
三号機は核爆発だと
言ってる人もいるんですね
四号機は三号機からの水素が
四号機の使用済み燃料プールに行って
そこで水素爆発を起こしたと
一応考えられているわけですが
いずれにしても固有安全性が保たれてない
元々保たれていない構造だったという
巨大な間違いがあったんじゃないかと
私は思うんですよ
それで多重防御というのはですね
現在でも守られてない可能性もありですよね
それから固有安全性が
元々存在しなかったっていうことになるとですね
これはもう政府と原子力関係者が
巨大な嘘をついていたってことになるんで
到底国民がですね
原子力発電所に賛成するはずがないんですよ
それでちょっと思いつくのはですね
2006年に私が
原子力安全委員会の専門委員だった時にですね
これまでの原子力発電所は
絶対安全というのをやめて
想定外の時は爆発すると
事故は起こるという風に変える提案があり
私それちょっとかなり
部分的には反対したんですが
その時にですね なぜ
2006年にそれが提案されたかって言うと
恐らくですね 私が分かるぐらいですから
原子力の核物理をやってる専門家はですね
軽水炉の固有安全性は 元々
間違ってるんだということが分かってたんじゃないか
それを政治的に抑えて
例のその想定外のことが起こったら
原子力発電所は
危険であるということになったんじゃないか
しかし固有安全性というものが
失われているということを
実績に失われているということが
分かっていたとしたら
それはやっぱり想定外じゃありませんよね
それからもう一つは今度のことでちょっとこれは
固有安全性に直接的には関係ないんですが
何らかの原因で水素が出た時に水素が
もちろん水素ですから
これは普通の爆発ですよね
工場爆発なんかと同じような水素による爆発
水素っていうのは物凄く爆発範囲が
広いっていうか低いんでですね
もう二パーセントもいきますと
空気中に二パーセントの水素が出ますと
それで爆発する可能性があるという
極めて危険なものなんですね
最近では環境問題で
水素がもてはやされていますが
水素はその燃えるのはクリーンなんですね
燃えるのはクリーンなんです
だから燃えれば酸素と結合して
水が出てくるだけですから
ですけれども水素には
大きな問題があって爆発範囲が広くて
ちょっと取り扱いを間違うと
爆破するっていうことと
それから水素脆性っていう問題があって
金属の容器に入れておきますとね
水素によって金属が脆化して
脆化するっていうのは
弱くなるっていうことなんですが
それでやられるっていうこともあるんですね
この固有安全性の問題は
このように非常に複雑なんですが
少なくとも日本には
二百四十万人の技術者がいてですね
二百四十万人のうちの一割ぐらい
少なくとも二十四万人ぐらいはですね
その専門家がきちっと固有安全性の
計算値を出せば理解できるんですよ
要するにこの世の中はですね
本当の専門家つまり核物理の専門家以外に
その周辺に私のようにですね
技術問題を正確に判断理解できる人が
数十万人いるっていうのが
日本社会の強みなんですよ
だからもしも本当の専門家ですね
核物理を計算している人たちが気が付いたら
それがオープンになるようなシステムが
なかったんじゃないか
これは固有安全性がなかったと
一応知っておいてですね
軽水炉現在日本で運転している軽水炉は
固有安全性が
なかったんだということに一応してですね
誠意ある態度としてはですよ
それでみんなで核物理の人がよく説明して
それで我々核物理の周りにいる技術者がですね
技術者とか科学者が理解をして
それでそれを日本社会に伝えると
そういうことをやらないとですね
原子力発電所は全部危険になります
つまり多重防御と固有安全性があるので
安全であると言ってた
安全とかそういうものはね
単純なことを言わなきゃ駄目なんですよ
なんか検査がどうとか検査システムとか
そういうのはその次に必要なことであって
まずは原理原則がですね 理解されて
本当でなければいけないということですね

2022年3月23日

#武田邦彦 先生

米ロのどちらを信じるか (武田邦彦先生)

本日の収穫(1181文字) では続いては 視聴者の方からの質問ということです 米ロのどちらを信じるかということです 前回はロシアとウクライナについてのご解説 とても勉強になりました 今回はロシアに若干の利があると言いますが 日本もロシアに多少恩を売っておく方が 良いのかもというの...