2021/12/11

言論の自由とバッシング 「軍国時代」と何が違うのか? メディアの先行する意図的誤報と反撃 ファクトチェックグループの背景はメディア (武田邦彦)


本日の収穫(4196文字) 

今日はですね 言論の自由とバッシングっていうことで
最近ですね 言論に対するバッシングが多いんですよね
その基本を作ったのは
現在のメディアがですね
先行的に意図的な誤報を出すから なんですけど
その泥試合みたいになってきましてね
言論の自由が非常に大切なので
それに対するバッシングをする人っていうのは
また個人で結構いるんですけど
それもですね
非常に注意してやってもらいたいと思うんですね
特に言葉遣いですね
まぁ意見が 違う意見を戦わせるっていうのは
非常にいいんですけど
相手を罵倒したり 汚い言葉を使ったりですね
それから相手の意見に対して 色々意見を言うのは
非常に大切な事なんですが
相手の人格だとか 生まれ育ちとかですね
そういったものを言っていうのは
一番いけないんですね
まぁそれは その我々としては
日本としては一つ 痛い経験と言うか
この前の戦争が
悪いってわけじゃないんですけども
やっぱり色々交渉するのが遅れて
戦争に早く入ってしまって
310万人の人が亡くなったという一つの原因はですね
みんなが言ってるように 一つは隣組ですね
今度の新型コロナと同じように
お互いに隣同士で牽制して
平和が大切だとは言えないような雰囲気を作る
これが一つ問題だったわけですね
もう一つは 要するに軍国主義っていうのは
軍人が頑張ったんじゃなくて
マスコミが戦争を煽った
それで議論をさせない様にした
朝日新聞なんかはですねえ
大東亜戦争の起こる前に
アメリカとの平和を説いた
すごく偉い人にですね
お前は死んじゃえとか なんかもう日本にいるなとか
そういう類のですね 脅迫を随分したんですね
朝日新聞がですよ
それを この戦後は反省して
やっぱり言論の自由は大切なんだと
いうことになったんですが
現在の状態をつらつら見ますとですね
まず第一にメディアが先行して
意図的な誤報を出すんですよね
まぁこの前 及川さんがですね
及川さんという方が よくあのメディアで
アメリカ情報 非常に優れた
アメリカ情報流しておられますが
及川さんの流してる情報の中で CNNがですね
酷いですよね どういう誤報を最近出したかと
トランプ大統領の時の誤報
それから地球温暖化の時の誤報
新型コロナの誤報ですね
これは意図的な誤報なんですね
それはまぁそこで CNNの人が言ってるように
テレビ局というのは別に
本当の事を報道する必要なんかないんだと
視聴率が上がるやつを報道すればいいんだと
それにはまず
トランプ大統領が憎い憎いという報道をすると
だから その一つの例として
トランプ大統領が手が震えてると
もうこれは もう老人になって
大統領の任務はできないんだとかですね
人の劣情に訴えるって言うんですけどね
こういうのは 劣情に訴える方法をとると
それから地球温暖化なんかでは
温暖化が ひどいひどいつって不安感を煽れば
視聴率は上がる 視聴率が上がる方法をとりゃいいんで
別に本当のことを国民に知らせる必要ないって
おおっぴらに言ってんですからね 酷いもんですよ
そうしますとね これはね
どういうことになるかって言うと
人間の大脳皮質の欠点なんですね
これはまぁ これをお聴な方が
是非 一つ方法を会得されるといいんですけども
夫婦喧嘩とかそういうのなくなるんですが
職場の人間関係も良くなるんですけど
人間の大脳は 一番大きな問題は
最初に入ったものを本当だと思うっていう事なんですよ
あの鴨と一緒ですね
鴨が生まれてから 最初に身近に動くものを
お母さんと思うって言うのと 全く同じなんですね
ですから テレビをとにかく
つけてちゃいけないっていう事なんですよ
テレビをつけると
どうしてもテレビからの情報が先に入る
それは正しいと思ってしまうので
どうしても 次に入るものは間違ってると思うんですね
私は随分あのー
なくなりましたニュース女子っていうやつで
女性の方に文句言ったんですが
女性の人はですね
NHKを最初に見てるもんですから
NHKの報道したものを正しいと思ってるんですよ
だから僕が言うとですね
それは違うっていうんですよ 違うっていう根拠を聞くと
NHKが放送してるからそれと違うんだ
NHKと違ってれば 事実と違うんだ
それはまぁ 人間の大脳の欠点は
NHKはよく知ってるからですね
昨日もね やってましたよ 
まだやってましたよ
あの地球温暖化で なんか首相が
炭素の発生量を減らすという時にですね
南極の氷が だぁっと溶けていってる映像を出してたんですよ
あれはね 温暖化と全く関係ない映像なんですよ
どうして関係ないかっていうと
南極っていうのはですね
中央部で毎日毎日 相当量の氷が発生するんですよ
ですから 周辺部で氷がどんどん溶けていかないとですね
南極大陸って
じゃんじゃんじゃんじゃん 大きくなっちゃうんですよ
だから中央部で新しくできる氷分だけは
周辺で溶けてるんです
これは温暖化しょうが 寒冷化しようが
マスバランスでそうなってるわけですから
全く温暖化とは関係ない映像なんですよ
それを温暖化のニュースの時に流す
これが僕の言ってる
メディアの先行する意図的誤報なんですよ
そしてこの意図的誤報に
頭が洗脳されてるんですよね
もう頭は もうそれで出来上がっちゃってるんで
それで いや違いますよ
南極は かえって
温度が下がってますよ なんて言おうもんなら
それにバッシングが来るんですよ
だから現在のバッシングっていうのは
正義のような顔をしてて
NHKの代理人みたいなもんなんですよね
だから これはね
これをなくすためにはNHKのようなメディア
CNNとかNHKが
やっぱり道徳的にちゃんとしてる必要があるわけですね
報道機関としての倫理
道徳がしっかりしてる
だけど それはね 
ちょっと望めないかも知れないんですよ
もう心の底から 腐ってる可能性が高いんですね
だって昨日ね これだけ温暖化って20年も報道してるのに
まだ南極の氷がザーッと溶ける映像を
その菅首相のCO2の削減の間に
流すわけですから映像として全画面で ということは
普通の人が 氷がザーッと溶けるのを見て
温暖化してる 大変だ大変だと思わせようとして
間違ってる映像であることは
もちろんNHK知ってますからね
それで今度は僕も ちょっと被害を受けたんですけど
ファクトチェックグループとか
何かファクトチェックイニシアティブとか
僕も2回やられたんですね
1回がPCR検査
新型コロナウイルスのPCR検査は不正確である
という風に僕は言ったんですね それに対する反撃は
別に 記者の方が若いとか女性であるとか
そういうことを言ってるんじゃないんですけども
カナダかなんかに在住している女性の若い記者の方で
専攻は経済か経営学みたいなものでしたね
別にそういう出身には関係ないんですけども
私に対する反論の根拠としてですね
PCR検査を推進している機関に
PCR検査はどうかと聞きに行って
そこでPCR検査は正確ですよっていう話を得て
武田が間違ってるっていう
これはですね どういう状態かって言うと
その正しいか間違ってるかというのを
どっちかの陣営に聞きに行くっていったら
そりゃもうね その陣営の代表者になっちゃうんですね
それ やっぱりだから
最初にちょっと言った カナダにご在住で
まぁ経営学かなんかを
ご専門の若い女性だって言ったのは
やっぱりPCRの遺伝子の測定の原理っていうのを
よく自分でご判断されてないっていうことなんですね
それから もう一つは最近のことですが
イギリスの例から言って
高校生がワクチンを打つと
どのぐらいの被害者が出そうだという
私の発言に対しておかしいじゃないかと
だけどですね それは彼は一つだけ
今度は若い男性の記者でしたけどね 
この人は割合と全領域で次々とやってますけど
本当に一つ一つファクトチェックと言われるぐらい
ファクトを検討してるかっていうと
やっぱり そうじゃないんですね
ファクトチェックイニシアティブとかいう
グループがあるんですが
このグループはですね
理事長かなんかが NHKかなんか退職した人で
それでボードにですね その意見述べるとこに
既存のメディアが入ってるんですね
私のところに ある新興メディアの人が調べて
そのファクトチェックイニシアティブで
取り上げているテーマ
これは ファクトと違うんじゃないかって
攻撃してるテーマの100個がネット
3個が既存メディアだそうですよ だから
このファクトチェックと言いながらですね
既存メディアのグループが グループを作って
新しいメディアを
ただ叩き潰そうとしてるっていう
これもねー 
報道の倫理とか道徳に合ってんのかと思いますよね
ですからまぁ 私はね
これはそのー 規則を作るとか
なんとか言うよりか むしろですね
やっぱり言論の自由を守るっていうのは
やっぱり良心なんですよ人間の
良心とか倫理とか道徳とか
そういうものが守られてない
社会じゃなくちゃ ダメだっていうことですね
アメリカがダメなのは当然で
アメリカでは全部 金ですからね
金が正義なんですから
だからCNNの言う通りなんですよ
国民に本当の事を知らせる必要がない
視聴率を上げるために
どういう報道をするかということだけ考えればいいというのは
割合 的を射てるって言うかですね
金だけの社会ならそうなんですよ
ただ日本は世界でも金だけではない
金だけではないとか
金はずっと後ろなんですよ
武士は正しいことをするから
お金と縁を切っとくっていうのが
日本の文化なんですね
ですからまぁ 日本の文化から言えば
まぁNHKがまぁね 国民から受信料もらってるけど
どうしても 国会の了解を
とらなきゃいけないっていうことがあるし
まぁ民放はほとんどお金ですからね
だけど民放もお金じゃなくて
事実を先行する民放が出ても
いいような気がするんですけどね 日本ですから
それからファクトチェックなんとかっていうのもですね
まず英語を使ったから信用するって?
ファクトチェックっていう英語
これが事実検証委員会なんていうと
みんなね 事実検証委員会 
ほんと事実なのあなたっていう事になるんだけど
これが 小池都知事式英語方法ですね
英語だまし方法ですが
まぁそういうことになりますね
だけど我々にとって 日本に住む我々にとって
日本の言論の自由は ものすごく大切なんですよ
ですから 言論にバッシングする人も
気をつけなきゃいけないし
もちろん既存メディアは ものすごい反省してほしいし
それから ファクトチェックイニシアティブ
とかいうグループ作ってですね
実はその中身を見ると 既存メディアが
自分の利権を守るために作った
グループだなんてことないように ないようにですよ
是非やってほしいと
それがやっぱり 我々の子供達に対する
我々のプレゼントだと
私はそう思いますね

2021年4月26日 (ヒバリクラブ)

#武田邦彦

2021/12/10

笑いの絶えない人生・指南 1.「考え方」が第一 (兄弟、性欲、夫婦、正義からお釈迦様まで)(武田邦彦)




本日の収穫(4273文字)

今日はですね 笑いの絶えない人生
これでですね
まぁ迷ったんですが
ぽつ指南と書いたわけですね
私はこの指導するとかですね
それから教えるとか
そういうのが嫌いだっていうかですね
自分はこの宇宙の真理の
ほんの1パーセントも知らないわけですね
それでまぁ 人生も随分長く暮らしてきましたけれども
決して私の人生は
褒められたような
人生ではなかったわけですね
だから宇宙の真理も知らず
自分の人生も褒められたもんじゃないのに
人に何か言えるのかと まぁいうですね
まぁ気持ちが強いわけですね
大学の先生してる時も
私は学生に いつもどうしてたかって言うと
とりあえず 今ここは講義室だから私講義するんだけど
私の話してることが
本当だなんていうことは思わないでくれと
どうせ100年も経つと全部覆されるんで
とりあえず
今のところこうだぐらいで聞いてくれと
それから試験は一応点数つけるけども
まぁ僕は点数つけない講義が多かったんですけど
まぁ点数つけることもあるけど
それは正しい点数と思わないでくれと
55点なら落第で 65点だったら合格だけど
55点の答案と 65点の答案が
果たしてそうかなんてことは
自分には分からないと
だからまぁ 運が悪いと思って諦めてくれと
いうようなことを言ってたわけですね
だけど私 笑いの絶えない人生っていうのを
人と話をするとですね
随分 なんかちょっと言葉悪いんですけども
相手が原始的なところで苦しんでるなっていうことを
感じることが多いんですよ
それで あーおしいなー とこう思うんですね
もうちょっと このことを知っていれば
そんな悩みってないんだけどなってこういう風に
思うことが多いんで
それでまぁ もう無理やりですね
一応指南っていうのを付けました
なんか他の言葉は駄目なんです
指南って言ったら ちょっと 
えー昔の日本の言葉ですので
ちょっと緩和されるかと思ってそうしました
まず第一 考え方が第一というのを
最初にちょっとお話しますが
人間っていうのは
変なところに とらわれるっていうんじゃなくて
まぁ あんまり考えてないっていうか
そういう場合があるんですね
例えば 兄弟喧嘩みたいなものですね
どうも兄弟の反りが合わない
喧嘩ばっかりしてる兄弟とかですね
仲が悪い兄弟というのがいるんですよ
それでまぁ 男の子二人だったらね
職業がもう全然タイプが違うっていうのは
そういうことがあるんですね
それについて多くの人の話
多くの人と話しますと
そういうことが おかしいと思ってることが多いんですね
兄弟は似ているはずなのに
その理由は もちろん同じ両親から生まれてるからって
まぁこういうことなんですね
だからそれを聞くとですね
あれ変だなーと 僕は思うことあるんですね
もちろん遺伝子の共通性という点では
まぁそういうことも言えないじゃないっていうのを
ちょっとよく聞いてほしいんですけど
言えないじゃないんですが
元々ですね オスとメスができたのが大体まぁ
色々これも説があるんですが
何か言いますと この頃細かいところをついてきてですね
本質をごまかしてしまう人が多いんで
困るんですけど
おおよそ 12億年前ぐらいなんですね
本当に両性生殖が機能し始めたのは
5億5千万年前からなんですが まぁ発祥はそのくらい
これは何のために オスとメスができたかっていうと
一つは このブログでもいつもお話しているように
死ぬことができるためですね
何しろ子供がいないと死ねないんですよ
それはまぁ 今みたいに
今の人間みたいに一万人いたらですね
八千人ぐらいは子供を持つと
二千人は子供を持たないっていうのは全然平気で
八千人の人から また一万人の子供ができるわけですから
それはいいんですが
だから子供がない人もある人も 本当は一緒なんですね
ですけど 一人も子供を産めなければ
その代で 例えば今何県でもいいですけど
僕は愛知県に住んでる
愛知県の人に全く子供が産まれなくなる
愛知県ってなくなっちゃいますよね
他の県から来るってことはありますけどね
ですから 子供ができるっていうことは
死ねるっていうことで
まぁ死ねるって言ってもいいし
子供がいるので
将来に希望が持てるとも言えるわけですね
本当に子供ってのは大切で
したがって男性と女性が愛し合って
結婚して子供を作るっていうのは
ものすごく大切なことなわけですね
恐らく人類の人生のうちの一番大切なことでしょうね
ですからまぁ その時に子供ができない人は
別に同じことなんですよ
これがまぁ難しい
だからその 一つはそうなんです
もう一つはですね 環境に適応するためなんですね
環境に適応するっていうのは
親の時代は 気温が今ぐらいの気温だった
ところが子供の時代になって 暑くなることもあるし
寒くなることもある
現実に生物の変遷っていうのは 大体気温の上下で
決まったところが多いんですね
そうすると お兄さんは暑いのが平気な
お兄さんを作っておいて
弟は寒いとこが大丈夫な弟
それから えー妹はなんか粘り強くて
ずっと 少しぐらい違ってても生きていけるという体格
体に作っておけばですね
それで三人子供を産んどけば
自分ら夫婦が死んでもですね
誰かが生き残る こういうことになりますね
これがあのー まぁ多様化による効果なんですよ
ですから 兄弟っていうのはできるだけ親はですね
違うように産んでるはずなんですよね
同じように産もうと思ってるはずはないんです
まぁしかし 兄弟が似てる必要があると
いう風に思っている人もいてですね
それは 体とかそういうのはですね
親から形質を引き継ぎますから
背の高さとか 色の黒さとか
そういうのは 似ている場合もあるんです
結構多いんですけども 性能はですね
できるだけ違えて作ろうとしてるわけですよ
例えば 女の子と男の子なんかはっきりしてて
両親は 女の子には自分たちの持ってる良い遺伝子を
できるだけ良い遺伝子をよりすぐって
女の子を作るんですね
男の子は自分たちの遺伝子の
できるだけ
悪いものをあつめて男の子を作るんですね
男の子は憎いわけじゃないんですよ
どうしても遺伝子っていうのは
悪いものがたまってきますから
それを処理しなきゃいけないんですね
ですからまぁ 女の子は強いし男の子は弱いと
こういう風になるわけですね
これも子供を色々なタイプとして作って
それによって人類というものを
保つということになるんですね
もちろんちょっと これは兄弟のことだけなんですが
性欲にしても 夫婦関係に
なぜ離婚するんだろうかっていうことについても
それから 何で会社でですね
腹の立つ人がいたり 悪い人がいるのかっていう
正義の問題にしてもですね
一つ一つについて
かなり奥深い考えを持ってるっていうことがですね
笑いの絶えない人生を送る
まず基礎的な要件なんですよ
このブログでは散発的にっていうか
時々この話をしてきたんですが
できれば 少しまとめてですね
この笑いの絶えない人生っていうのを
考えてみたいなという風に思うんですね
もう一つ そういう
その生物学的なものとか倫理学的なもの
例えば 兄弟とか性欲っていう問題は
生物学的な問題なんですが
夫婦とか正義っていうのは どちらかと言うと
倫理学とかそういった問題なんですね
もう一つはですね
やっぱり お釈迦様からイエスキリストまでの宗教を
十分に勉強しておく必要があるんですね
これも凄く大変なんですよ
あのー イエスキリスト
キリスト様の場合はですね
聖書っていうのがあるんで
聖書もあれー 結構薄いですからね
それで薄くて四つに分かれているし
使徒行伝なんてありますから
簡単に言えばマタイ伝だけを勉強すればですね
まずは大体 イエス様のお考えは分かるんですよ
まぁもちろんあのー 
少し物語的なものを読んで理解したいっていう人は
ルカ伝でも読まれればいいんですが
あのー 四つありますからね
ですからあのー 言い伝えが四つありますから
なんか最初見ますと なんかマタイ伝読んだら
次のやつも似てるなって思うけど
似てるのはそれは当然で
イエス様は お一人ですからね
イエス様のお話になったものを
四つに分けて 別れて伝わってきたっていうことですから
専門家はねぇ このマタイ伝にはどう書いてある 
ルカ伝にはどう書いてあるから
本当はイエス様はこう言ったんだろうなんて考える
研究する意味がありますけど
我々は一般の人はですね
マタイ伝でも読めば
大体イエス様の分かるということですね
ところが お釈迦様の方はね
そういう書いた まとまったものがないんですよ
あってもですね いわゆるその法華経とかですね
それからずっと時代が
それは法華経みたいなやつは インドでできて
中国で漢字に直されて
日本に伝わってきた こんな感じなんですね
それからまぁ 親鸞聖人が書かれた歎異抄とか
それは偉いお坊さんが
日本のお坊さんが書かれたものっていうのはまた
非常にいいんですけども 膨大なんですよね
ですから それでまた難しいんですよ
だからまぁ 普通はですね
法華経を読んでも漢字ですしね
それでまぁ 
法華経現代訳なんて読んでも また難しいですよね
そうかと言って お釈迦様が直接話されたっていうのは
スッタニパータ?だとかいう
どうせ その昔の言葉ですから
発音よく分かんないんですが
そういったものがあってですね
それが わずかに断片的に伝わっているわけですね
これもかなり努力しないとですね
全体像を把握するっていうことが難しい
だから お釈迦様からイエス様のものを
本当に正直に自分のお考えなく
なんか お坊さんか牧師様がですね 整理して頂いて
大きな本にして頂くとですね いいんですけど
やっぱりどうしても
そのお坊様とか牧師様のお考えが入っちゃうんでね
そうすると今度また それが膨大になるんですよ
それは日本人はよく分かりますよね
勿論ヨーロッパだって
カトリックからプロテスタント
それだけじゃないんですよ
ルター派とか何派とかですね 福音派とかですね
それから 少し経路の変わった宗派なんて
いっぱいありますからね
日本と同じように
だけど お釈迦様からイエス様の
お釈迦様とイエス様でもいいですけど
それのことをよく知ってるってことは大切なんで
それもできるだけ忠実に
その後世に考えたことじゃなくって
お釈迦様とイエス様が
お考えになったことを直接的にですね
当時の社会情勢が分からなくても 理解できるように
例えば 聖書を読みますとね
サドカイ人とか突然出てくるんですね
そうすると その当時の時代背景を知らないと
なかなか理解ができないっていうことがあるんで
しかしお釈迦様からイエス様が その後はね
僕は最近よく言ってますが
バートンドラッセ?が言ったように
宗教はお釈迦様で産まれてイエス様で死んだと
いうふうに言われるように
まぁ あとは大したことないんでね
だからまぁ 生物学倫理学宗教
こういったものをですね
まずはっきりと理解して それで考え方を作るというのが
笑いの絶えない人生の 最も基本になるもんだと
私は思います

2021年3月28日 (ヒバリクラブ)

#武田邦彦

2021/12/09

利権主義 (武田邦彦)




本日の収穫(3825文字) 

随分 学校で歴史を習った時に
のんびりとした歴史を学んだものだと思うんですね
まぁ日本で言えば
室町時代とか江戸時代の封建主義ですね
封建主義っていうのは
絶対主義とちょっと似てるところはあるんですが
いずれにしても 将軍様みたいなのがいてですね
一緒に天皇陛下みたいな方が
おられても構わないんですけど
その人が大体八割から七割ぐらいの権限を持ってて
あと二三割をですね
領主が結構 力があると
例えば室町時代ですと
大内家 山口県にある大内家とかですね
そういう 非常に強い大名なんかもいてですね
室町幕府の時は最後の方で
将軍の足利家が力が弱ってくると
大内のところに
逃げ込むっていうようなこともあってですね
絶対的な権限は持ってはないということですね
そういう点では絶対主義 例えば皇帝とかですね
そういう風に呼ばれるようになって
何でもその人の言うことを聞かなきゃ
駄目だっていうのは絶対主義ですね
日本の場合とヨーロッパの場合とはちょっと違うんですが
ヨーロッパでも最初は封建主義
典型的には 例えばドイツなんかはですね
まぁ諸侯の連邦みたいになってますし
それから どっちかっていったら割合と力のあった
ブルボン家だとかハプスブルク家なんかは
どっちかっていったら
絶対王朝に近いような形で運営されていた
ということはあるわけですね
それはしかし 十九世紀の革命なんかを経てですね
だんだんだんだん 民主主義になったと
僕なんか教わったんですよ 民主主義
民主主義には報道が
自由な報道っていうのがあってですね
我々は自由と報道とか そういうものによってですね
自分達で選挙をして政府を決めるということになった
ところが民主主義っていうのは どっちかっていったら
経済とは関係ない主義で
経済的には だんだん資本家ですね
まぁビジネスマンが力を得てきて
王様の代わりになって
それで労働者をこき使うということになったと
これは 我々のように
ヨーロッパの歴史をよく学んできた世代ですね
日本の歴史よりかヨーロッパの歴史の方が詳しいという
ヨーロッパの方が
日本よりか上だっていう意識がありましてね
本当は逆なんですけど
日本の方が上なんですけど
まぁ そのコンプレックスがあってそういう風に思った
だから資本主義になると
資本家が労働者を圧迫すると
確かに十九世紀の半ばの 例えばエンゲルスとか
そういう人たちの本を読むとですね
非常に酷い状態の労働者階級とかいるわけですね
しかし日本の場合はですね
実はあのー 武士道精神もあったもんですから
それから会社なんかでも 欧米っていうのは
大体 金を持ってる人が会社を支配するんですが
日本の場合は 私が勤めてた頃っていうか
今から五十年ぐらい前でもですね
社員のための会社っていうことがあって
かなり違ってたんですが
一応 民主主義になる
それで経済面では資本主義になる
すると かわいそうな労働者がいっぱい出てくる
それで革命が起こって共産主義になる
やがては共産主義になって
世の中はさらに平等の方に進むというのがですね
今でもそんな風にして
学校で教えてるかもしれないんですよ
しかし 今度のアメリカ大統領選挙
それからですね 中国の最近の共産党の状況
かつて共産主義だったロシアの状況
それから衰退しつつありますけれども
ヨーロッパのイギリスとかフランスという状態
日本の状態っていうのをずっと見ますとね
大体 民主主義も資本主義も
共産主義もほぼ同時に
全部なくなっていってるような感じがしますね
共産主義は非常に残虐でしたね
結果として見れば
ロシアではスターリンが
約2,000万から2,400万人の国民を殺し
中国では毛沢東が これはっきり分かんないんですけども
6,000万人とも言われてるわけですね
それからカンボジアでは
人口がわずか 600万人しかいなかったのに
ポルポト共産党のポルポト政権が
350万人を殺すと
50パーセントから 60パーセントを殺すという
残虐な主義が共産主義だったんですね
これは共産主義思想自身もありますが
やはり宗教を否定したとか
道徳を否定したっていう面があるでしょうね
それでアメリカは
自由主義資本主義を中心としてきたんですが
このところ もう大きく変わりまして
特に民主党が変わりましたね
民主党が 民主党と言いながら
物凄い言論の統制はするし
環境問題なんかを中心に
嘘ばっか付いてくるっていうことになってですね
ついに今度はバイデン大統領になったら
副大統領は ほとんど共産主義者みたいなものですから
まぁ そうなったと
共和党の方も 結構その自由主義と言ってるものの違ってきた
じゃあ内容的に何か アメリカも中国もですね
実は 民主主義も共産主義も
資本主義も全部終わってですね
利権主義になったわけですね
これはメディアも利権主義になったわけですね
メディア自身が自分の利権を守ると
メディアっていうのは
元々自分の意見を守ることができるような
組織っていうか役割じゃないんですよ
他の会社は 世の中の価値のあるものを生み出して
それで収益を上げていくわけですが
メディアは 情報をただ提供するわけですね
ところがその情報提供っていうのは
結構大きな利権になるって
いうことがだんだん分かってきて
メディア自身も利権化しちゃったわけですね
そうすると 日本もそうですけれども
朝日新聞とかNHKっていうのが 反日
反日の論議を展開する
まぁ一番典型的なのは
朝日新聞が慰安婦事件というものをでっち上げて
日本に損させて自分は得すると こういう風になった
それからNHKも受信料を取るという特権を利用して
まぁ本当にいい加減なニュースを流す
ということになってきた
それはどうしてかっていったら 
いやNHKの利権を守るんですからっていうことになる
それでまぁ ここから今から10年ぐらい前に
エスタブリッシュメントっていう言葉が
盛んに使われるようになる
ポリティカル・コレクトネスとかですね
こういった言葉が使われるようになる
これはどうしてかって言うと
政治的な正当性と言いながら 利権を 
利権を発揮するための
手段として使うとこういうことですね
これが ポリティカル・コレクトネスですね
それから エスタブリッシュメントっていうのを
直訳すれば これ設立だとか
確固たるものっていうような感じなんですが
実際はエスタブリッシュメントって
利権屋っていう意味ですね
既存の利権に立脚して そこを立場を固める
ちょうど NHKみたいなもんで
受信料を取る 自分たちの給料は
平均2,000万円ぐらい取る
それでNHKというもののブランドで
ニュースを流すという仕事だけすると
こういう風になりますね
だから これは完全に利権屋なんですね
だから 世界はですね
今度のアメリカ大統領選挙はですね
民主党政権のオバマとかクリントンっていう政権が
どちらかと言うと利権派だったわけですね
軍産共同体と国際資本をベースにした利権
とにかく金を稼ぐと
だからクリントン大統領が泊まった
夫婦が泊まったホテルっていうのは
なんか一泊 900万円とか
そんなべらぼうな数になってしまう
まさに政治を利用したビジネスなわけですね
それはニューヨークタイムズでも ワシントンポストでも
CNNでも みんな利権化しちゃったと
日本では もちろんコロナで分かるように
全部利権化しちゃったと
もちろん その原発の事故が起こると
東電と政府の手先になって動くという
そういう 利権的メディア
利権メディアっていうのになるわけですね
今度のコロナですと とにかく国民を怖がらせると
自分たちの利権が発揮だされるということで
解決の方向には行かない
ここまではいいと しかし
日本だけが利権主義から脱する方法を
我々は選ばなきゃいけないんじゃないかと思うんですよ
アメリカとか中国は
どうせ利権主義になっちゃったんだから
しょうがないと
これしばらく
30年とか50年は利権主義が続くでしょうね
それで利権主義によって衰退していくと思うんですよ
だから日本がこの利権主義にならない 士農工商ですね
士農工商っていうのは
利権とは全く正反対な概念ですからね
侍が一番貧乏であると 士農工商の商
つまりその権限を持ってる人が
一番金持ちであるというこういう構造ですね
しかも侍の年貢っていうのは お米で決まると
百石の侍 二百石の侍ってことなんで
そうすると お米は貯蓄できないんで
貯めておけないんで 2~3年経ったら腐ってしまって
古米になっちゃうわけですね
古々米になっちゃうんで
手放さなきゃなんないっていうですね
つまり権限を持ってる人は貧乏であるということと
貯蓄できないものしか貰えないっていうことですね
だから今は 例えば議員さんになったらお金は貰えない
今ね 議員さんにお金が行くのが問題なんですよ
だから議員さんには 実物が供給される
お米とか野菜とか肉が供給される
あと自動車とかですね
物納になるってやつですよ これは士農工商ですね
それでお金に手を染めるのは
商業 一番くらいが低い
だから士は侍であり
農は農業をやり
士農工商の工は 例えば
今で言えば トヨタ自動車みたいなもんですね
昔で言えば鍛冶屋さん
それで商業になったらもう一番駄目だと
こういうシステムを
日本はもう士農工商の歴史がありますから
やり方も非常にこう きちっとしてますんでね
士農工商の歴史 それから日本の平等主義
それから女性が上
こういう日本の文化の素晴らしいところを
どんどんこれから取り入れて 商法も改正して
株式会社も株主総会が権限を持つんじゃなくて
従業員総会が
ある程度の権限を持つという風にするっていうですね
日本だけは特別に
この利権主義社会に世界がなったところで
一番有利な立場にあると思うんで
それで頑張ったらどうかっていうのが私の考えです

2021年1月18日 (ヒバリクラブ)

#武田邦彦

2021/12/08

税金はほぼすべて無駄:新エネ (武田邦彦)



今日の収穫(4171文字) 

今日はですね
エネルギー 税金を使った
新エネルギー投資のほとんどがですね
実は税金の無駄遣いになっているということについて
考えてみたいという風に思います
直接的な記事はですね
これは共同通信の記事なんですが
政府が福島県沖に設置した
浮体式洋上風力発電設備を
すべて撤去する方針を固めたことが12日 
これは12月12日ってことですが
関係者への取材で分かった
東京電力福島第一原発事故からの
復興の象徴と位置づけて
約600億円をかけて投資した事業で
民間への譲渡を模索していたが
採算の見込みが取れないと判断した
経済産業省は来年度予算の概算要求に
撤去関連費用50億円を盛り込んだ
まぁですから 投資が600億円ですから
合計で 現在で650億円の損失になります
これは全部税金ですね
えーと まぁこれはですね
福島県原発の爆発事故も含めて
政府がそれをなんか保証する形で
エネルギーに投資したってことですけども
私がいつも指摘してるように
福島原発の事故っていうのは あれ人為的な事故なんですね
だって政府や東京電力が国民に約束していたこと
原子力発電所を安全に運転するために
基本的には二つあると
一つは自己制御性 固有安全性と言っております
固有安全性であり
二つ目は多重防御であると
二つとも実施していなかったわけですね
それから まぁ政府が国民に約束していた
1年1ミリシーベルト以下の被爆
これも守られなかったわけですね
つまり全てを守らなかった
そのうち結果として守れなくなった
1年1ミリシーベルトは嘘をつきですね
1年1ミリシーベルトなんか
決まってないよって嘘をつき
一番酷いのは 多重防御をサボってたわけですね
例えば電源は第一電源が発電所の中
第二電源が発電所から離れたところ
つまり発電所に電気が行かなくなったり
発電所が水浸しになった時に
第二電源が使われるという 第二電源ですね
それから第三電源が外部からの電気が止まった時ですね
例えば福島原発ですと
東北電力の電気が止まった時に
トラックの上に乗せているディーゼル発電機を
まぁ適当なとこに移動させて発電して
それを供給する これが第三電源
第四電源はバッテリーを使って
せめて4時間から8時間は運転して 何とかすると
第四電源に もちろん第三電源までは全然駄目で
第一電源の横に第二電源が置いてあり
第三電源もディーゼル発電トラックに載せないで
近くに置いてあり
しかも第四電源のバッテリーも施設内に置き
かつ買っただけで テストしてなかったんで
いざコンセントを差し込もうと思ったら
コンセントが合わないと
一体もう 東京電力ってどうなってんだ
しかしこれは 政府の事故報告書には書かれない
新聞がその前にですね
適当なところに誘導してくれるんですよ
例えば地震の時に起こる
津波の高さを見間違ったとかですね
それは色々計算値があるから 
不可抗力であると 想定外である 
想定外じゃないんですよ 別に
国民に説明してあったことをサボったわけですね
それで福島原発が爆発した
だからつって また税金を650億円使う
つまりもう 今の日本の政府って国民からですね
借用している税金なんてのは もう
まったく自分たちのものなんですね
思い出せば あの当時
私 福島なんかにしょっちゅう行くとですね
議員さんが全然いないんですよ
新聞記者もいなかった 
新聞記者がいなかったのは逃げてたんですね
逃げてて安全だと書いたんですね
それは後に明らかになる
議員さんもいなかったんですよ
なんで議員さんいないのかなぁと思ったら
金を取りにあちこち行ってるっていうんですよ
それは 地元のために金を取りに行ってるんじゃなくて
自分の為に金をとりに行ってるんですね
そんなような状態なんです
実はね 今年の10月にですね
これは京都新聞ですけど 京都新聞の社説ですよ
酷い社説が出てたわけですよ
太陽や風力といった再生可能エネルギーの
主力電源化に向けた政府の動きが
遅ればせながら活発になってきた
経済産業省は包括政策を策定するため
この夏から有識者会議で議論を
進めているということですね
特に洋上風力発電が普及のカギを握る
これから二ヵ月後に600億円の
洋上風力発電を撤退するんですけどね
国土交通省と立ち上げた官民協議会で
産業育成などの課題を検討している
まぁそういうことで ずっと書いてありましてね
この京都新聞というのもの悪辣な新聞ですね
地球温暖化防止や電力の安定供給に向け
再生エネ導入は時代の大きな要請だが
日本は海外に比べ
取り組みが周回遅れとなっていると
先ず海外のこと言って国民を脅す
官民一体で着実な普及に努めなければならない
これは税金から金を出せ
民間は自分のリスクではやらないと言ってるわけですね
日本の発電量に占める再生エネの比率は
2018年に17パーセントになり
10年前の9パーセントとから ほぼ倍増になった
これは元々 この再生エネっていう言葉が間違っておりまして
エネルギーは再生されません
先ず ここが一個間違えですね
それから水力発電を再生エネルギーに入れてるのはですね
再生エネルギーの発達が遅れるので
元からやっている風力発電も再生エネルギーに入れて
あたかも 太陽光発電とか 風力発電とか
税金をどんどんどんどん使うもので
増えてるように見せかけるということですね
次に東京電力福島第一原発事故を機に
固定価格買取制度
FITで再生エネの導入を促進したことが大きい
これはどういうことかって言うと
今はだいたい電力会社が10円ぐらいで発電をして
20円ぐらいで売ってるわけですね
まぁ送電とか経費とか かかりますからね
10円でできて20円で売るってのは まぁ標準的なんですが
例えば太陽光発電なんか50円で買い取ってったわけです
これが固定価格買取制度なんですね
ということは30円分のものっていうのは
どうなってたか
もちろん具体的には税金で払ってるわけですね
ですから現在 太陽光発電で家の電気を賄ってる人は
言ってみれば乞食なんですよ 簡単に言えば
私もyoutube使わなくてよくなったんで
正直に話ができるようになったんです
乞食なんです つまり隣の家からお金をもらって
自分の家の電気をつけてるっていうわけです
環境にはどうかって言うと
10円でできる電気を
40円で買い取ってもらってるんですから
エネルギーで言えば4倍
資源もエネルギーも4倍使って 環境悪くして
隣からお金をもらって
自分の家の電気を使ってるって 言うわけですね
ですから まぁ本当に酷いわけですね
そして まぁこの京都新聞は
もうむちゃくちゃなんですけど
再生エネは急速な普及で
発電コストが低下しており
主力電源にしていく動きは
もはや避けられない世界の潮流だ
全部噓です これ
政府が力を入れようとしてる 洋上風力発電は
海に囲まれた日本にとって
潜在力の高い電源と言える
これも嘘ですね
噓であるっていう事はここに書いた
言っている京都新聞の社説が
なぜ嘘だったかったら 今度の2カ月も経たない内にですね
日本の主力の洋上風力発電は
撤収しなきゃなんないっていうことは
もうこの時分かった もう前から分かってるんですよ
コスト計算見りゃ分かるんですから
私なんかが簡単に分かるわけですからね
なんだと いやしかしこれはね
京都新聞が書いてる理由は分かるんですよ
これを京都に誘致したいんですよ
そのためにはですね
おそらく これはおそらくですが
京都新聞の記者はですね この取材を通じて
経産省とかそういうとこから 言われてるんですよ
ちょっと書いてくれよと
洋上発電が有利な様に書いてくれよと
そしたら京都市に補助金つけるよ
まぁそういう感じなんですよ
僕はもう そういうこと
山ほど体験してるのでよく分かるんですね
今までですね
じゃあ今まで どうだったかってのは
もう失敗に失敗を繰り重ねてですね
大阪のバイオマス これも大量に失敗しました
大体同じぐらい 600億円規模だったと思いますね
少し小規模ですけども
地元の人が騙されてやったっていうのが
沖縄のサトウキビの補助金事業ですね
とにかく役所はですね
税金を皆から集めて それを配って天下りすると
また税金を集めて 配って天下りすると
これを繰り返してるわけですよ
局長クラスになるとね
天下りして 2,000万円ぐらいの年収を得て
退職する時 約1億円ぐらいの退職金を貰う
というの2回か3回かやるんですね
その度ごとに2億円ずつぐらい入ってくるから
6年やれれば まぁ6億円の貯蓄でですね
老後を悠々と過ごすと
彼らは税金を使って心が痛まないのは
俺は局長までなって
日本国の為に尽くしたんだから
そのくらい貰っていいよという気持ちなんですね
まぁ公務員試験を通り
徹夜徹夜をして国会が開いてる時は
徹夜徹夜をして
局長とか次官になったと
俺にそういう報酬がなくてなんだと言うんですけど
その人は現役の時にやったことは
税金を無駄遣いしたっていう事じゃなくて
別に国のために 役立ったわけじゃないんですよね
しかし これが何故
私が言わないといけないかって言うとですね
現在は大学の研究とか こういった批判
政府に批判的な研究は
全部制限されているんですよ
できないんです 現実的には
私が あの小池さんの
環境大臣当時のクールビズを批判してるように
政府のお声がかかったものしか
大学には金が来ないんですよ
まして政府を結果的に いや真面目にですよ
再生エネルギー 再生エネルギーっていうのは
ありませんからね現実に
自然エネルギーとか
そういう風に言わなきゃいけないんですが
自然エネルギー 太陽光とか風力とか
そういうもののですね
採算性っていうか
環境にどのくらい
いいかっていう計算をしたらですね
悪いっていう結果が出てくるわけですよ
真面目に計算したら
必ず悪いっていう結果が出てくるんです
それを論文で発表したら
もう その先生には研究費が行かないっていうシステムが
現在のシステムなんですね
それを認めてるのは日本国民ですからね
しょうがないっちゃ しょうがないわけですよ
日本国民は税金を
無駄に使いたいと思ってる行動をしてるんですよ
僕は国民が税金を
無駄に使いたいと思ってるわけじゃないと思いますよ
だけども 国民が認めているのは
そういうことだっていうことなんですね
まぁ現在のテレビ新聞がですね
全部政府の方向いて あと金だけと
私が最近は言い出してるように
国民の表現の自由は 無視されても全然関心ない
自分たちの表現の自由が侵されそうになると
もう ものすごい勢いで文句言う
それが現在のマスメディアですからね
やっぱりだけど国民よ 僕はへこたれません
絶対に日本人は分かると思います

2020年12月19日 (ヒバリクラブ)

#武田邦彦

2021/12/07

昔ではない今のこと:家電リサイクル (武田邦彦)


本日の収穫(4181文字) 

この youtube から離れてですね
今度 新しい方式になりまして
私の心も少し軽くなりました
つまり人間っていうのは
自由じゃなくちゃいけないんですね
自由じゃないから なんか
考えがこう狭くなっちゃうんでしょうね
私このところブログ書くのが凄く辛かった
言うのが辛かったんですよ
それは今から思うと youtube
これ言ったら youtube 規制されるかなとか思うから
制限が来ちゃうんですね
今まで女性が非常に多くの女性がですね
形式的に物を考えたり 教科書通り見たり
NHKの言ったことを信用したりしてるのを見てですね
女性ってのはそういう風に保守的かなぁと思ったけど
違うかもしれませんね
違うような気がしましたね
つまり こうやっぱり女性はいろいろ遠慮深いし心も優しいし
なんか人の言うことを気にしたりしますのでね
そうすると やっぱり
保守的になるのかもしれませんね
僕みたいに でたらめというか
でたらめな人はですね
やっぱりこう色々考えたりしてますんでね
そういうことかなぁーと思ったりしますが
今日はそういう中で ここ痛風がやや治りまして
ロキソニンを飲んでるせいもあるんですが
まぁ割合楽になりましてですね
そして今日は 非常に空も晴れていて快適なんですね
小春日和みたいな感じなんですよ
そうしますと こう自由に発想しますとね
とんでもないこと思い出しました
昔ではない今のこと 家電リサイクル
まぁ今のコロナとかマスクなんか考えてると
この家電リサイクルを思い出しちゃったんですね
物凄く面白い社会現象だったんですよ
今のコロナよりか
もっとひどかったかもしれませんね
今から約20年前
とにかくあの物を捨てる時に
このまま捨ててるとゴミ箱が8年で 廃棄物貯蔵所ですね
社会にある廃棄物貯蔵所が8年でいっぱいになる
というのが先ず?出てきたんですね
それで朝日新聞 NHKがもうわんわんやって
漫画かなんかが
街にあふれるゴミを書いたりなんかしましたね
それから小学校では なんか標語かなんか募集があって
僕が覚えてるのは
小学校四年の男の子が ゴミも分別すれば資源かな
かわいそうにと思いましたね
大人に騙されてと思いました
そんな時代でしたね
その頃は 日本で家電のリサイクルをしようっていう
そういうことが起こりましてね
これは当初から
かなり儲かるっていうことがよく分かっておりまして
その当時 家電がですね
そろそろ売れなくなってきてたんで
まぁ私は家電の社会的に責任のある
家電の大メーカーが
悪さをしたという風に理解しておりまして
家電リサイクルっていうのを考えたわけですね
環境省とか経産省と相談して
家電リサイクルすれば
衰退してる日本の家電の 儲かるからっていうことで
計画し始めたんですね
私は今あのー 家電はですね 
ようやくとその頃
もう冷蔵庫ある 洗濯機あるテレビある
もう何もすることないなんつって 日本の家電は
まぁ一番 僕なんか思うのは
三洋とかですね シャープと言った 
まぁ少し小ぶりな会社ですね
日立 東芝 松下電器じゃなくて
そういうところ 本当
やること山ほどあったんですよね
まぁこの頃のあの掃除機ですね
ダイソンの掃除機とか新しい形の扇風機とか
それから ミキサーを少し改良して
何でも出来るような混ぜるやつとか
家電には無限な可能性があったんですけど
それが社内にでますとね そういう会社の
そんなのは役に立たないよとか
そんなのは危ないよなんて言って
全部潰されるようになったのが
まぁ大体 1985年から
1995年にかけてだったんですね
日本の家電はもうダメだと言われたわけですね
かつて僕は非常に残念に思うのは
私がヨーロッパによく行ってた
1985年から1995年ぐらいにかけてはですね
ヨーロッパから電話がかかってくる時には
うちの研究室の ヨーロッパの人がですよ
うちの研究室のファクシミリは
松下電器製なんで大丈夫ですから
送ってくださいって言ったんです
あの頃ですね
日本からファックスを送っても
向こうに届かない例が多かったんですね
日本製以外のファックスではですね
トラブルが多かったんですよ 紙が詰まるのだのね
なんのかんのってあって
パナソニックも その頃ナショナルって言ってたんですけど
松下電器のなら大丈夫だと
それは世界的にそういう信用があったんですね
それが今や家電は もうほとんどなくなっちゃって
しかも携帯電話ですら
ほとんど日本のメーカーの
市場がないっていうことになりましたね
やっぱりそれは私ね
その当時の家電のメーカーの経営陣がですね
家電リサイクルみたいの始めたらですね
やっぱりそれはだめだと思うんですね
やっぱり企業っていうのは
社会的に有意義な事をしなきゃいけなくて
こういうような家電リサイクルとか
最近では レジ袋の有料化ですね
こういうことやったらですね
僕はレジ袋の有料化なんかやったらですね
日本の流通は崩壊すると思いますね
もうそういう 商売に不合理なことやるわけですから
それの典型が家電リサイクルでしたね
非常に簡単に言えば 
あまり複雑に言うとですね いけないんで
簡単に言うと こういう事なんです 
三つだけなんですね
それまでは家電リサイクルが起こるまでは
全部捨てたんですよ
資源を回収してなかったんです 家電からですね
それでそれにかかってた費用が 
もう今は はっきっり分かってるんですが
テレビ冷蔵庫洗濯機そういったものの
一台の平均の廃棄コストですね
500円だったんですね
これ税金で負担してたんですね
全部捨てると500円
ところがリサイクル
家電リサイクル法ができてですね
そして冷蔵庫はいくらとか
洗濯機はいくらとか決まったわけですが
大体3,000円ぐらいですね
6倍ですね になったわけですよ
これは捨てる人が払うんですけど
どっちとも同じなんですね
日本全体として考えれば同じなんですね
受益者負担と言うなら
500円のまま
市役所に持って行ったら500円払えばいいだけで
何でリサイクルが始まると3,000円なんだと
リサイクルするっていうことは
捨てることに比べれば
その中から資源を回収するんわけですからね
銅とか金とかいうのがとれるんですけど
銅とか金とかいうのをとれば100円としますね
そうすると全部捨てたのが500円であれば
それから回収した資源が100円ですから
今まで500円でしたが
これからリサイクルするから
一人一台400円ですよっていうなら話が分かるんですよ
それが3,000円っていったらおかしいわけですよ
資源を回収すると3,000円というんだったら
天然資源取ればいいんですね
金とか銅とかいうのは 高いように見えますが
廃家電から 使い終わった家電から回収するとですね
ものすごく高くつくんですよ
高くつくってことは どういうことかっていったら
他の資源とかエネルギーを使うっていうことなんですよね
当たり前ですけど ほかに使うもんないんですけどね
だから ものすごく
資源エネルギーを使うほうに進んだんですね
それでこれに対してですね その当時の環境省の課長
確か環境省だったんですけど
もしかすると経産省かもしれませんが
こんな不合理なこと
日本しかできないよと言ったんですよね
私はそのころ割合と近くにいました
現役ですからね
こんなこと こんな不合理なこと日本しかできないよと
言ったんですよ 担当課長が
それは当たり前ですよね だって全部捨てれば500円なのに
リサイクルすると3,000円
こんな不合理なこと 出来るわけでないじゃないですか
誰も文句言わないんですから
課長はそれにつけ足してこういったんですね
なぜ日本しかできないかと言うと
国民が行政を信用し
行政と業界が強く結びついてるから
日本しかできないんだと こう言ったわけですね
つまりどんな不合理なことでも
国民は行政を信用してる
だから環境省がやるんだから
正しい事やってくれるんだろう 
本当に資源は回収できるんだろうなと
こう思ってるわけですよ
これはあのー 500円が3,000円になるっていうのは
非常に簡単なことですからね
世の中で 例えばある金属が1万円で売ってたら
1万円で買えるのに
300万円で買うっていうものなんですよ
だから日本国としてはもの凄い損をする もちろん
500円のものが3,000円になるんですからね
1台あたり2,500円 日本は損をするんですよ
その2,500円損したものが 
どの懐に行ったかっていうとですよ
私の感じでは2,500円の内2,000円は
日立とか東芝とか松下電器とか
そういうメーカーですよ 家電のメーカー
500円は お役所の役人が天下りしたり
利権を取ったりするのに使われました
つまり単に 今まで500円払ってた国民は
2,500円を余計に払って それをね
会社と役人に払ってたっていうだけなんですよね
それが今でも続いてるんですね
僕は今度のコロナも同じですよね
新型コロナが流行って
冬の風邪の 風邪引く人はすごい減って
まぁ今まで 約合計2,000万人ですね
インフルエンザとコロナの風邪
今までのコロナ
コロナっていったって 新型と旧型もあるんですか
ライノウイルスとか
RSウイルスとかそうやつ全部足して
冬の風邪は2,000万人病院に行ったんですよ
病院行ったんですね
ところが新型コロナが流行って
今までのコロナのウイルスが弱りましたからね
どうも きちっとしたデータが
発表されてないんですけども
冬の風邪が2,000万人から1,000万人よりか下になりました
死者も まぁ2万人ぐらいの死者が 多分
1万人を切ってると思いますね
新型コロナが流行ったおかげで
日本人の冬の健康は非常に増進したんですよ
尾身さんっていう政府の方は何考えてんですかね
あの人は 太平洋地域でのあのー
はしかかなんかのウイルスを退治したので有名なので
またそれをやろうとしてるんだと思いますけども
太平洋諸国のはしかと
日本における冬の風邪とは全く違いますからね
まぁそれは 尾身さんが
今後非常に苦しむんじゃないかと思いますね
この騒動が終わったらですね
マスクも同じですね
小児学会が反対し 医師会も賛成しないのに
誰かが マスクをつけなきゃいけないと
それがまぁ 家電リサイクルと似てますね
どんなに不合理なことでも
こんなこと日本しかできないよ
まぁそういうことですね
今日は新しいブログのことで
私の心が開かれちゃったもんですから
あーそうだなぁ 
あの家電リサイクルの時にほんと酷かった
日本人はじっと耐えるんですけど
昔は耐えることが価値があるぐらいの立派な日本でしたね
今の日本はもう駄目になりました
と私は思います
残念ですね どっかで我々親が
目覚めないといけないと思います

2020年11月29日 (ヒバリクラブ)

#武田邦彦

2021/12/06

お金が2 理解することができる前提が2つ、 1はNHKがウソをつくこと 2は経済学者が争うこと (武田邦彦)


本日の収穫(3881文字) 

お金がなくなるかどうか
現実的には非常になくなる可能性が高いんですけども
我々が実際に持ってるお金がなくなると
非常に困りますね
まず第一に困るんですけども
人間ってのは おそらく困る以上に残念なんですよね
やっと貯金をいろんな形で1,000万円作った
そしたら なんか政府が
どうとかしてアメリカの向こうの方で
何やらショックとか起こって
それだけで もろくも自分の資産が
なくなっていくっていう現実に即したらですね
いやー 残念だなーと早く使っときゃよかったなあって
やっぱりこうなるんですよね
そうなる可能性が強いってことですね
それはどうして今までそうじゃなくて
これからそうかっていったら
一つは MMTっていう
均衡財政論が影が薄くなってきたこととかですね
政府がお金を配りだしたという事とか
それからデジタル通貨の
新しいプラットフォームができるとか
今までとは全然違う
今までも金でずいぶん僕らは損したんですよ
国際金融資本を中心とした
アメリカのFRBとかそういうとこで損をしてきたのに
更に損をしやすくなるという 
そういう状況にもう入りつつあるんですね
ここでちょっとシリーズものというか まぁ
とにかく入院もしてますしね
気分も落ち着いているんで
少し長期的に考えてみようかなっていうんで
今 お金の2ですね
実はですね
お金がどうなるだろうかっていう時に
みんなは普通の人はこう考えるんですね
まず金融のこと勉強しよう
経済のこと勉強しようと思って
勉強し始めるんですよ
これが先ず第一に間違いなんですよ
本当は勉強しないと分からないんですが
勉強したから分かるというものではないということを
まずは はっきりと
頭に描いておいて頂きたいと思うんですね
勉強は必要かもしれない
だけど勉強した方が良いか悪いかというと
むしろ悪いとも言えないこともないということなんですね
これは非常に難しいことなので
これをまず第一に頭に入れて欲しい
つまり自分のお金をなくさないことは
勉強することはいる 必要だ
例えば 全然経済の事が分かんない女の人が
すぐ金を買いたがってですね
それから どっかの井戸端会議で
あの株は上がるらしいわよっていうと
そこに飛びついて買うなんていうのは それですね
上がるらしいわよなんていうのが 本当に上がるんだったら
みんなもうすでに買って終わってますから
下がる株を上がるらしいわよ という噂を流すんですからね
下がる株に対して
あの株は上がるらしいわよという風に
噂を流して空買いとか
空売りとかあるんですけど 
そういったものをやってですね
それで儲けるわけですから
馬鹿を相手に儲けるっていうのは
そういうことなんですね
金を買わせる あの株は上がるらしいわよって
噂を流して買わせる
もしくはもっと具体的には 
その株の悪いものをわざとやって下げて
そこで空買いを 本当にそれ買っとくんですね
それで上がったら売る
もしくは 上がる前に空売りをしといて
下がってから実際に買う
もういっぱい手段があるんで
そういうことを駆使してやっていくわけですね
これの間違えですね まず第一これ初歩的な間違いなんですよ
これをじっくり話をいたします 前提が二つあります
一つは NHKが嘘を言うっていう事なんです
このNHKが嘘を言うっていうのはですね
ものすごく重要なことなんですね
だからNHKはないほうがいいとも言えるし
私もNHKを批判してるんですけど
あった方がいいって意味もあるんですよ
どうしてかっていったら 嘘を言ってくれるから
それによってNHKがこう言ったと これは噓だから
社会がこう動くと だから
俺はこうしようつって
財産を保全することができるんですね
この場合 一番重要なことはですね
NHKが今から4年ぐらい前ですね
盛んに言ったことなんですよ
NHKはね 盛んになにか言うんですよ
石油がなくなる 石油がなくなるって
これ石油がなくなるわけじゃないんで
NHKはもちろん知ってるんですが
石油の値段を上げたいと
国際石油資本は言っていると言いにくいので
石油の値段を上げたいと国際金融資本は言ってます
という放送はしないんですよ NHKは
NHKは噓をつくんですね
石油は30年でなくなると
そういう放送を毎日のようにやるんです
それと同じように 消費税を上げたい
消費税を上げたいということは絶対言わない
そういう放送は絶対しない
財務省は消費税を上げたがってます
自民党の誰々は
消費税を上げたいと思ってますっていうのは絶対に言わない
その代わり なんていうかつったら
国民 日本国民は
1人当たり800万円の借金がありますって言うんです
それを子供につけるようなことになりますって
こう言うんです
これは嘘なんです 石油が30年でなくなると同じように
NHKのいつもの手なんですね
本当は誰々が消費税を上げたいと言っていますと
いうほうが正しい報道なんですが
それは言わずにですね
国民1人当たり800万円の借金があります
言い方としては だから子供につけが回ります
もしくは言い方としては
日本国は1,000万円の借金があります
従ってギリシャと同じように日本は崩壊しますと
こういう言い方でもいいんですけど 何しろ
日本が危ないということ言うんですね
日本が危ないんじゃなくて 正しい報道は
税金を上げたい
だけど税金は上げるというと議員は落選するし
官僚は非難されるので
じゃー NHKが代わりに
噓ついて上げましょうという事なんですよ
これはね役に立ちますよ すごく
僕なんか これで随分助かってますからね
NHKの あこれは噓だなーと思うと
この嘘をこうついたってことはこうなるなと
したらこうすればいいという事が分かりますからね 
NHKが先兵になって噓をついてくれるっていう事は
非常に助かる事なんですね
ただ多くの人がですね 不思議なことにね
これだけ騙されてるのに
これだけ多く 何回も何回も
騙されているじゃないですか 事実として
所が騙されても 騙されてもね
なんていうのかな真面目と昔は言ってたんですが
最近アホって言われてるんですけどね それとも
子供とも言われてるんですよね
日本人は12歳の子供だって
アメリカ人が言ったっていうような話があるんですが
まぁその通りなんですね
何回騙しても大丈夫だっていう事は NHKよく知ってるんですよ
日本は本当はですね
全然 日本国は
借金全くありません
無理やり言えばですよ
大体400兆円ぐらいの黒字が
海外 日本以外の国との間でありますから
日本人は400兆円の黒字だという
お金持ってます
800兆円 1000兆円の借金じゃなくて
日本は 日本国は400兆円の黒字だって
言わなきゃいけないですね
それともう一つの言い方としては 国民は800万円の借金
一人当たり800万円の借金をしてる
という風に言うんじゃなくて
国民は1人当たり800万円の貯金を持ってますと
皆さんは子供に
800万円の貯金を残そうとしてますというんですよ
180度違うこといいますからね
国民が800万円の借金を持ってますっていうのは
何が違うかって
これを正しく 正しい国語で言えばね
日本政府が国民に借りているお金の合計を
国民の数で割ると
一人当たり800万円 政府が借りて
国民が貸している勘定になります
国民は800万円貸してるんですよ
政府が800万円借りてるんですよ
国民が貸してるのに対してNHKが
政府が借りてるというといけないので
国民が借りてると こういう風に言うことにしたんですね
これについては ちょっと 
今まとめてNHKの嘘を言いますとね
実は現在だいたい もっと増えていきますけどね
現在だいたい 日本政府の借金は
1,500兆円なんです 税金を少し上げてもですね
まぁどんなに頑張っても20兆円ぐらいしか行かないんですよ
1,500を20で割ると何年で返せるのかと 増税で
1年で20兆円 10年で200兆円
それで50年で1,000兆円ですから
まぁ70年ぐらいかかるっていうことですよね
全然 話になんないんですよ
それに おまけに増税の意味はっていったら
福祉となんとかの統合効果とか
何かいいはじめるわけですよ
大体元々 国債の借金を返そうとして増税しようと
その時には何ていうかっていったら
NHKは 国民1人当たり800万円の借金で
子供にツケを回したらいけないというんです
ところがいざ もう明日税金が
上がるぞっていう時はどういうかっていったら
今度の増税は
福祉となんとかの総合政策を進める意味だと
こういう風に言うんですね
こういうやつがあるんです
だから まずNHKは嘘をつくってこと
知ってることが非常に大切で
お金については特に
NHKが正しいことを言うと思ってたら間違えます
ただNHKがあるっていうことは非常にいいことで
いい事なんですけど
普通の人はね 
自分の頭に最初に入ったものを信じちゃうんですよ
私がNHKのいったこと嘘だなーとこう思うのはですね
石油については 30年でなくなる
そんなの違うよと こう最初にNHKが
NHKのアナウンサーが
人の良さそうな誠意のある顔をしていうとですね
普通の人は信じちゃうんですよ
なんで信じちゃうかっていうと
それまで 石油に対する知識がないからなんですね
ところが私はちょっと知識があるんでそれおかしい 
それから国債については 
あれ日本が800兆円の借金 いやそれはないよ
400兆円の黒字じゃないか
いや 一人当たり800万円の借金を子供に残す
そんな事ないんじゃないか
子供は貯金が残るんじゃないかと こう思うから
そこで 分かるんです
だけど この際ですね
そういう広くて深くていう知識が
自分にはないという人はですね
一つだけ覚えればいいんです NHKは嘘をつく
このNHKは嘘をつくということを知っていれば
お金がなくならないような対策をとれると
そういうメカニズムなんだということを知っておくと
いうことが非常に大切だと思います

2021年12月5日(ヒバリクラブ)

#武田邦彦

2021/12/05

マルクスは日本文化を勉強 しなかった 力づくの文化とそうでない文化 力づくなら二段階革命論になる 日本のマルクス主義者は気が付かない




本日の収穫(3390文字)
一日も早いご回復をお祈りしております。

入院してですね
絶食だったんで ずっと
ちょうどこれは お腹にある脂肪がですね
脂肪組織を分解してですね
頭でグリコーゲンとして使うって
ちょうどいいチャンスじゃないかと
どうしても全く口から
炭水化物やらなんやら入らないもんですから
脳に送るグリコーゲンの原料は
もうお腹の脂肪しか
使いようがないじゃない しめたと思ってですね
それで少し難しいものも まぁあんまり割合難しいものを
一生懸命考えたり読んだりしますと
頭のてっぺんが熱くなりますもんね
これはまさに炭素を燃やしてる
いや そういえば低炭素社会なんていってる人は
頭あまり使わないんでしょうね
炭素がなければ頭動きませんからね
そういえば頭が動かないような人が
低炭素社会とかいってるような気もしますけど
まぁ そういうのは無しにしてですね
力づくの文化 
マルクスは日本文化を勉強しなかったということなんですが
マルクス ロシア革命をちょっと
あらためて勉強しておりましたらですね
あの頃っていうのは
一段革命論というのと
二段革命論というのは結構やってたんですよね
当時のロシアっていうのは ロシア帝国だったんですね
皇帝はニコライ二世 社会構造としてはですね
皇帝と貴族それから大貴族というのを中心とした
支配層がほんのわずかにいて
それであとは 多くは農民
農奴といってましたね
帝政ロシアでは農奴といってますが
半分奴隷なんですね
それが社会構造だったわけですよ
それで そこから革命をしようと
農奴は 
ところが工業労働者がどのくらいいたかっていうとですね
なにしろ資本主義が発達してませんでしたから
見るべき工業労働者も
いわゆるブルジョワジーといわれる
資本主義者もいなかったわけですね
マルクスの革命論っていうのはですね
結局どういうことだったかって言うと
世の中に資本家と労働者がいると
労働者農民ですね がいると
そうすると資本家がお金の力で力を持ってて
労働者と農民を圧迫すると
当時のイギリスがそうでしたね
18世紀のイギリスっていうと
本当に庶民階級は
地下室に押し込められたりなんかしましてね
それでやってたわけですよ
それで まぁそういう社会を見てですね
それで 社会というのは貴族と王様貴族と
農民がいるという前近代的な社会からですね
工業 資本主義工業が発達して
資本家が支配して
労働者農民が圧迫されるという時期があって
それが まぁロシア革命当時
いわれてたことあと1000年ぐらい続いて
その後 その虐げられた労働者農民がですね
資本家をやっつけると
これが第二革命であるいうことで
第一革命 ロシアでですね
皇帝を退位させる第一革命をやって
ロシア帝国を滅ぼした後
すぐそのまま
第二革命には行かないという意見の人が多くて
これがメンシェヴィキっていうところを
支配した人たちですね
それから 一番先鋭だったのはトロッキーだったわけですが
トロッキーを中心とした過激派がですね
いやそうじゃないと 要するに労働者農民が主体なんだから
どんな体制でもあれ 一気にやっちゃえっていうのが
一段革命論だったわけですね
それで こういった解説とか考え方とかいうのは
ものすごく日本にも多くてですね
まぁ頭のいいといわれる東大の先生方
マルクス主義が東大では主流でしたからね ずっと
随分著作が多いですよ 事細かに歴史的事実を整理して
それは中々真面目な方たちですから
十分に整理をしてやっていただいてるわけですが 
まぁそうなんですね
ところがそれには
大きなことが抜けてるんですね
まぁあのー 私がいつも言ってる事なんですが
力づくの社会文化っていうのと
力づくでない文化っていうのと二つあるんだっていう事に
気がつかなかった
何故かっていったら
マルクスを中心としたイギリス文明っていうのは
紀元前4000年に1回移動したアーリア人
紀元前3000年かな?
紀元前1200年に
もう一度移動したアーリア人によって構成された
インドアーリア語族に所属してますんでね
それがインドから中東それでヨーロッパって非常に広く
こう 後にはアメリカ 南アメリカというふうに
浸透した大きな文化圏の中で考えてますから
マルクスはそれ以外のこと考えられなかったんですよ
マルクスがですね
もしも もう少し謙虚な気持ちでですね
日本の文化を勉強してたら良かったんですよ
日本の文化は力づくではないですからね 元々
日本以外にも力づくでない文化っていうのは
どっかの国で成立するかもしれないんですけど
日本は天皇陛下っていうのを
一人だけおいて これ一人ですよ
貴族階級じゃなく
天皇陛下を一人だけおいて
一人だけっていうと
また揚げ足取る人がいるんですけど
いやいや藤原貴族がいるじゃないないですか
いやまぁ それはそうだけど
日本の全体の人口からいったらものすごく少ない
しかも藤原貴族なんていうのは
平安時代が終わっちゃえば 
終わっちゃうですよ ていうのは
永続性のさいくがないですからね
日本の天皇は男系男子相続という遺伝子でもって
なくならないようになってますから
だから藤原貴族がなくなってしまってもですね
ずっーと天皇陛下だけは残って
現在まで至っていると
こういう仕組みになるわけですね
そうすると天皇陛下とそれから日本国民ってのは
天皇陛下の 赤子(あかご)
赤子(せきし)と言うんですけど
赤子(あかご)でもいいですね 赤子(せきし)で構成される
つまり力づくの文化じゃないんですね
力づくの文化ですと
5パーセントの支配層と 90パーセント被支配層で
文化が構成されるんですが
それは力づくの場合ですね
力づくの場合はそうなんですが
力づくでない文化の場合は
一人の権威者と全員の国民ということになるので
二階級文化してないんですね
マルクスは二階級文化をして まぁもう
ギリシャ時代から 5パーセントの市民と 
90パーセントとの国民(奴隷)ですからね
もうギリシャ時代 あの威張ってるソクラテスとかね
確かにソクラテスの弁明とかですね
プラトンの著述物なんか見ると立派ですよ
立派だから ちょっと生半可な勉強した人がですね
ソクラテスは偉いなーとか
プラトンは偉いなーとこう思うんですね
ギリシャの哲学者ですが
しかし彼らは 5パーセントしかいなくて
90パーセントいる奴隷に働かせ
そして それによって命を永らえて
ただ哲学という遊びをしてるに過ぎないんですからね 
そこの所は絶対抜かせないですよ
だからソクラテスとかプラトンの著述を貶しちゃいけない
それはそうかも知れないけど
やっぱり社会基盤を考えなきゃいけないわけですね
そういう点では
力づくでない文化を もしマルクスが知っていたらですね
やっぱりマルクスの一段革命論
ロシア革命の時の一段革命論も二段革命論もおかしいと
やっぱり基本的には
実は大きく文化は二つ分かれていると
力づくでない文化として 
日本文化もそうですし アイヌもそうですね
他にも調べたらあるでしょう 小さい文化はですね
それから力づくの文化
この力づくの文化は形が変わっても
全部力づくなんですよ 殿様と農民でしょ
殿様貴族と農民
これも5パーセント 90パーセントですよ
ギリシャ時代のようにギリシャの市民と奴隷たち
これも5パーセント 90パーセントです
現在の中国共産党も
共産党員8000万人と
それから一般国民15億人で
大体 5パーセントと90パーセントです
アメリカもそうですね
アメリカンも超金持ち富裕層と一般市民は
5パーセントと90パーセント
つまりこれはですね 
5パーセントの内容が変わってるだけですよ
それがソクラテスの 市民になったり
ルイ16世 その他の人になったり
それからトランプ大統領になったり
習近平主席になったりしてるだけで
残りはみんなずっと同じですよ
虐げられてる国民ですから
だからね 意味がないんですね
そういう点では こういう事だったと あーそうだなーと
マルクスは日本文化を勉強しなくて 狭い範囲で
自分たちのアーリア人文化だけで
共産主義が理想的だなーと言ったんだと
それが後にスターリンが2400万人の
ソビエト国民を殺すということになる
それは殺しますよ
だってそれは王様が殺すのとか
みんなと一緒ですからね
そういうことが分かったわけであります
ところで最後に日本のマルクス主義者は
それになぜ気がつかなかったのか
日本のマルクス主義者が気がつかなければ
他の人は気がつきませんからね
これは まさに日本の文化人と称するものが
日本の文化人と言うけど 日本文化は勉強してない
ヨーロッパの文化を勉強するんで
フーフー言ったと いうのが今の東大教授であると
東大教授は大いに自分で反省してほしいものだと
私はそう思いますね

2021年12月4日

#武田邦彦

米ロのどちらを信じるか (武田邦彦先生)

本日の収穫(1181文字) では続いては 視聴者の方からの質問ということです 米ロのどちらを信じるかということです 前回はロシアとウクライナについてのご解説 とても勉強になりました 今回はロシアに若干の利があると言いますが 日本もロシアに多少恩を売っておく方が 良いのかもというの...