本日の収穫(2250文字)
このブログもだいぶ このヒバリクラブになってですね
調子が出てまいりました
今日は一区切りということで 私の好きな言葉ですね
誰も知らなくても 自分が知っている
昨日はですね 誠実であったかと
この一年は誠実であったかと
誠実であったかどうかっていうのは どちらかと言うとですね
自分自身に対する誠実であるということもあるんですが
主には やはり他人に対してですねー
家族に対して もしくは友人に対して 近い人に対して
それから職場に対して
それで指導者の方々はですね
例えば学校の先生なら 生徒とか学生に対して
役所の人なら国民に対して 議員さんでも国民に対して
小学校の先生なら
やっぱり生徒さんに対してという風にですねー
まぁ主に相手に対して 自分が誠実であったかっていうことは
非常に重要なことですよね
どんなことでも重要だと
本当にこうお金のために なんか誤魔化さなかったか
自分に都合いいこと言わなかったか
本当に相手の幸福のことを考えてやってたか
自分のことよりか相手の幸福
自分の健康よりか相手の健康
その方に心が向いたかっていうのが まぁ
昨日お話した内容なんですが もう一つはですね
誰も知らなくても 自分が知っているっていうことは
長い人生を送った人は それなりにあるんですよね
これは全部なくそうと思うと 中々できないというか
私はやっぱり あんまりいいことじゃないと思いますね
人間っていうのは ある程度はですね
自分だけが知ってるという
都合の悪いことって言ったら 都合の悪いことなんですけど
そういうことを知ってて
まぁいいんじゃないかと思うんですねー
それが10パーセントぐらいか 20パーセントぐらいか
仲人口とも言いますしね
これは俺の胸の中だけにしまって 墓場まで持ってくよと
まぁいうことも正しいですよね
人間っていうのは それほどきれいなもんじゃない
世の中っていうのも 汚いものを含んでいるんですね
表面上は非常に順調であり
みんなが法律を守り ちゃんとやってるというんですが
しかし まぁ10パーセントから20パーセントはですね
その中に 自分だけが得しようと思ったり
時々色んな邪悪な心が起きたりですね するもんなんで
それも排除しようと思うと
人間ではなくなるっていうかですね
そういうところがありまして そこが難しいですが
一応ですね 原理原則としては
やはり言葉の中に
誰も知らなくてもあれは俺は知ってるんだ
これはあのー 小説なんかがいいですね
やっぱり哲学書とか そういうものですと
あんまり正面から 行きますものですから
ですから 誰も知らなくても自分が知っている
だけど これは隠しとかなきゃいけないことだ
なんていうのはですね
そういう人間独自の悩みっていうのは
やっぱり小説によく出てくるもんなんですね
しかし 本当にそうだなーということを
思うことが随分あります
ですから他人に対して 指導者って言いますとね
学校の先生とか議員さんなんかを思い浮かべるですけど
母親でも指導者ですよ 親でも指導者ですね
そういった指導者というものが
やはり持っている大変なもんっていうのが
誠実さであると いうことが言えるわけですよね
それから見れば こっちの方が少し甘いと言えますかね
誠実さも徹底的に誠実であるっていうと
ぎくしゃくするんですが
まぁ10パーセントぐらい不誠実でもいいけども
90パーセントは誠実だ
じゃあ誰も知らなくても
自分が知ってるというのはどのくらいかっていうとやっぱり
まぁ20~30パーセントは
誰も知らなくても自分が知っている
ちょっとごまかしてるなー ちょっとこれは問題かなー
絶対思うけど まぁ心の中に留めとこうっていうのは
20~30パーセントぐらいは
あってもいいかもしれませんね
それが言ってみれば その人間というものであると
しかし それでもですね
やはり 思い出してみる必要がありますね
誰も知らなくても自分は知ってるんだ
これはまぁ 別の言葉で言えば
お天道様の下では嘘をつかない
お天道様の下で嘘をつかないって
これはやっぱり難しくてですね
その天道様の下ではなのか
お天道様は照ってない夜は
少し嘘ついていいのかと
そうだという風に 僕なんか思ってるんですね
なんでかっていうと 人間には逃げも必要ですし
影も必要ですし そういう意味から言ったら
少なくとも
お天道様の照ってるところで嘘はつかないとこう
これはまぁ 例えば社会とかですね
公的な場所とか そういう場所で嘘をつくっつうのは
やっぱりまずいと 自分が一人でいるとかね
そういう時にっていうか 夜ですね
お天道様出ない時に 若干の嘘っていうか
仲人口ぐらい いいだろうっていうのが
まぁ言葉の裏に入ってるような 気もするんですね
いずれにしても 今年は色んなことがありました
とても いい年でもあり
また起伏のある年でありましたね
いいことあり悪いことありという
起伏のある年ではありました
私としては 体の面では色んなことがありましたし
それは誰でもありますね
自分の体も完璧ではありません
もちろん怪我もすれば 病気もすれば悩みもあるし
ノイローゼにもなる 色んなことを通じてですね
そして全体として
まぁ七割良ければいいかなーという感じですね
この一年を締めくくるにあたって 私はですね
人に対して誠実であったか
不誠実は10パーセントぐらい
それから 誰も知らなくても自分が知っている
自分自身に誠実であったか
まぁ80パーセント
誠実だったらいいかなーという風に思って
一年を振り返っているわけであります
それでは 一応ここでですね 長い間ヒバリクラブ
ちょっと新年になったら少し
装いを変えようかなーと思ってますんで
一応の区切りですのでですねー
ここで皆さんに ご挨拶をして
今年の終わりとしようかと思います
2021年12月31日 (ヒバリクラブ)
#武田邦彦