本日の収穫(3774文字)
えーとですね お金の4
個別の話を一つずつしていきます
やっぱり 一つずつしないとですね
やっぱり本当に自分のお金をどうするかっていうのが
決まりがつかないと思うんですよね
現金どのぐらい持ってた方がいいのか
金に変えた方がいいのかということを
決断しなければいけないので
しかし 基礎的に我々が
とにかくいつも頭の中になきゃいけないのは
NHKの放送の嘘と
経済学者の喧嘩の二つなんですね
ですから これはもう
常にそれを頭に置いといてっていう話になるんですね
NHKの嘘っていうのは
どういうことになっちゃうかって言うと
例えば 日本政府は
日本国は赤字がある だから国民の一人当たり
子供に800万円のツケを回しているようなことだ
だから消費税上げなきゃいけない
これ真っ赤な偽りなんですよ
これはもう誰が見ても偽りで
今経済学者の両方のっていうか 喧嘩をしてる両方の人たちも
両方統一して 触れてないですけどね
触れませんが それはNHKに恨まれるので
NHKに出してくれないので 言いませんけどね
それはもう触れてないんですね
だけど我々は
国民はそのNHKの噓に
頭が半分染まってるんですよ これがですね
NHKの噓による国民の頭と 経済学者のずるさと
喧嘩というのがですね 三つ巴になってるんですね
今日は 個別の理解で1ですね
じゃあ 日本政府は赤字なのか
1,500兆円 今赤字だって言ってんですけどね
1,500兆円赤字なのか これでですね
これを解説する経済学者が
自分の意見を言っちゃうんですよ
まぁこれは日本国がですね まだ未発達なんで
何か学問っていうのは
意見と学問の区別が ちょっとまだついてないんですよね
変な話なんですけど 学問は意見じゃないんですよ
学問は積み重なっていて
全員が納得できるような形になっている
少なくとも その道の専門家が納得できるように
持っていくのが学問であって
論と言うんでね 進化論にまだ論がついてるんですが
論がついてる間はダメなんですね
だけど その内それは取れていくわけですね
ですから 今経済学者が
喧嘩してるっていう状態が問題なんですよ
どういう状態かってのを
その政府の赤字について説明しますとですね
まずはNHKの嘘を まず取らなきゃいけないんです
NHKはなんて言ったかっていったら
日本国が赤字だと これはもう完全な嘘なんです
これはもう経済学者で誰も
日本国が赤字だなんて言ってる人はいません
NHKだけですね
NHKとNHKを騙そうとした時の財務省
この二つがですね 日本国が赤字だ
これは全然噓なんで
これはもう議論してもしょうがないですけど
一応確認だけしとくと
日本国は外国に対して約400兆円の黒字です
まずこれがですね 外貨もたっぷりあるわけです
それから国債を買っている人 つまり日本政府は
今度は日本政府のことなんですけど
日本国じゃないんですけど 日本政府は外国に対しても
日本国債を販売してるんですけど
売れないんですよ あんまりね
日本国債の 95パーセントは日本国民が買ってるんですね
だから 5パーセントしか海外買ってないんです
ですから 例えばNHKが言った時に 1,000兆円って言うと
その内の50兆円が外国人が持っている国債なんですね
ですからまぁ 5パーセントぐらい持ってても
全然国債の全体に対する影響ありませんのでね
これはもう はっきりしておいてください
それでないとですね NHKの噓が出てくると
もう経済学者の喧嘩の説明も出来ないんですよ
経済学者はこの 政府は赤字かについて
どういう喧嘩をしてるかというとですね
赤字じゃないという人たちは
政府の全体の資産を見てるんですね
政府は まぁ簡単に言えば
自分たちの 私たちの家庭で言えばですね
現金は赤字なんですよ
政府って必ず現金赤字なんですけどね 現金は赤字なんです
しかし政府国有の土地ですね
これは山ほど持ってるわけですね
もちろん国立の 国会議事堂からそうですし
それからいろんな国有地 国の道路それから広場
海岸線 山ほどあるわけですよ 国立公園ですね
ですから まぁ資産はものすごくあるんです
ですから 資産そういう国立公園とか
それから 道路みたいに売りにくいものよりか
売りやすい国有財産もあるんですね
そういう 売りやすい国有財産でも
赤字はないと言ってる方もおられます
だから全然関係ないよってことで
一生懸命前から言っておられるのに
例えば 高橋さんなんかも笑えるんですね
ですから経済学者で政府は赤字ではない
要するに財産赤字じゃないと 別に売るのを渋ってるから
現金が赤字だって言ってるだけだ っていうのからですね
いや実はそうじゃないんだと
道路なんか売れないじゃないか
国立公園も売れないじゃないか
売れないものをカウントしてそれで政府が
赤字じゃないって言ったって
しょうがないじゃないかっていうのも対立なんですよ
ところがね これが僕が
経済学者の喧嘩って言ってるんですけどね
経済学者は不思議なことにね
学問に興味があるんじゃなくて
僕の感じだと ここまで言うと
経済学者は文句言うでしょうけど
皆さんが理解するためにはね
言った方がいいと思うんですけど
経済学者は
経済学を発達させると思ってるんじゃなくて
自分の名誉とか
金を心配してんじゃないかと思うんですけどね
だってね これ簡単なんですよ
政府の保有しているうち
全く売れなくて資産としてはあるけども 売れないものと
ずーっと だんだんだんだんきて売れるものと
最後に現金の赤字とかになるわけですから
それを一覧表にしてくれれば
一発で話し決まるんですよ
ところがね それをどういう言い方で
分からなくしちゃってるかっていうの
ちょっと ご紹介しますとね
これは今度はMMT つまりその財政均衡論の人で
財政なんか どうでもいいやっていう人に
均衡なんかどうでもいいやっていう人に
非難してる人なんですけど
こういう知ってる人は
どういうことを言ってるかっていうとですね
具体的に その人の言ってる通り言いますとね
政府が不足してるのは現金である
キャッシュがなければ国民にも配れないし
公共事業も出来ない
国民の医療費の肩代わりもできない
資産があっても現金がなければ
政府の資金調達には使えないので
現金資産 あるいはすぐに現金ができる資産しか意味がない
従って特別会計の余剰金は使えるが
それ以外は ほとんど使えないのである
GPIF これは年金積立金の
管理運用独立行政法人のことを言うんですけども
つまり年金の運用先のこと言ってるんですけども
厚生年金の運用金の
積み立て金の運用資産の株式債券などを売却すれば
確かに 100兆円以上は現金が入ってくると
だが たとえその資産が200兆円で売れたとしても
1,000兆円を超える負債を相殺するには遠く及ばないし
もちろん将来の年金支払いの原資が不足するから
将来200兆円 不足額が増えるだけのことである
さらに道路や森林などは問題外である
とこうずっと書いてあるんですが 買い手がない
しかしですね これは実は
ある程度 その金融を勉強した私たち
私なんかにしてみればですね
何故こうなのって 言いたくなるんですよ
反論っていうのはですね 敵の言ってることを
自分の相手の言ってることを認めて
反論しなきゃいけないんですよ
いくらでも金出せますよっていう人は
どう言ってるかっていうと
資産が この人が資産があっても現金がなければダメだ
すぐに現金化できる資産しか意味がない
とこう言ってるわけですね
しかし 反論はどう言ってるかっていうと
消費税を上げたと
それで赤字を減らすとか言ってるけれども
消費税で 1,000兆円の赤字を消すには 50年かかる
50年だったらば その間に現金化できるものは
いくらでもあるとこう言ってるんですよ
もうすでに この私がさっき読んだ方の人はですね
これを言ったのが 今年の12月8日なんですよ
もうこれから 3年ぐらい前から
高橋さんなんかしょっちゅう言ってるんですよ
ここで反論するには 国民を騙すんじゃなくて
こういう風に言わなきゃいけないですね
政府が赤字ではないっていう人は
現金化できる資産が
いくらでもあるじゃないかと言ってると
ところで この現金化が50年以内に
消費税で召喚しようとすると 50年かかるから
50年ぐらいかけても 現金化できない資産は
このくらいだと言えばまだいいんですよ
それからGPIF 年金積立金を
流用しようつってる人もいないじゃないんですけど
それもそれ程 多くないんですね
ですから こういうそのー 亜流の反論ですね
正面からの反論を避けて
亜流の反論に議論を持っていってるもんですから
分かんなくなっちゃうっていうことなんですよ
簡単に言えば ここで簡単に結論を言えば
12月8日 今年の12月8日に言ってる人でも
議論を避けてるんですよ
つまり議論を避けてるってのは 僕に言わせるとね
もっと意地悪く言えばね わざと議論だけ残して
なんかそれぞれ わーわーわーわー言ってる
体裁をとってるんじゃないかと思うんですね
ですから ここでは我々は
政府は赤字か赤字じゃないか分からないと
それはそうですね 議論してくれないんですから
経済学者がまともに ぶつかってくれないんですから
政府は赤字なのか黒字なのか それは分かりません
政府の資産を売れれば黒字だし
政府の資産が売れないと思えば赤字です
しかし どう考えても売れる資産はあります
それから どう考えても売れない資産もあります
だからこれは 専門家がそんなこと言って
議論してくれないんなら 素人は分かりません
一体何を以て こんな大学で講義してんですかと
僕なんか文句言いたくなっちゃういうことですねー 本当に
2021年12月22日 (ヒバリクラブ)
#武田邦彦