2021/12/29

お金が8 NHKがウソをつくこと 経済学者がケンカしていること 政府はわからないで舵を切る 国際的には人の金を狙う。 したがって「どうすれば良い」はない 方法は一つ「分散」損害を小さくする (武田邦彦)



本日の収穫(3902文字) 

今日は お金の8ですね
これで大体 一段落をしてですね
今日は項目をまとめていますので
ちょっと足早に進みますけれども
そこのところ注意して お聞きいただければと思います
自分が持ってるお金がなくならないようにするためには
どうしたらいいかということですね
政府が どういう経済政策を取るかなんてことは
我々には あまり関係がないんですよ
我々のお金がなくならないこと これが大切なわけですね
まず第一に
NHKが噓をつくということをよーく分かっていること
これはですね 何回も繰り返しますけども
一回NHKが言うとそれ忘れられないですよ
どうしてかっていったら 一番最初に聞きますからね
日本国は赤字であるとか
一回聞くとそれが身に染みて
それを捨てるのが大変なんですけど
これも全部捨てると これが第一です
第二は この前まで非常に慎重に議論してきましたので
分かったと思いますが
経済学者が喧嘩をしている状態では
全然駄目だっていうことですね
なぜかって言ったら
Aという経済学者も
Bという経済学者も 我々よりか実力が上だと
その人達が 口を極めて悪口を言ってる
正反対なことを言ってる 基本があってて
四方末端?が違うんなら
その合ってるところを取ればいいんですけど
全然違うわけですね
今ですと どんどんどんどん政府は
赤字を出してもいいと言ってるし
片方では絶対に赤字を
出しちゃいけないって言ってるわけですから
ですから こういう基本的なところで
喧嘩をしている間はですね
全く我々は 参考にならないということなんですね
ということは どういうことかって言うと
こっから先が 今日なんですが
まず政府は 分からないで舵を切ってるってことなんですよ
日本政府はもう 将来経済の将来が分からないで舵を切ってる
例えば今 1,500兆円から
1,800兆円ぐらいまで赤字を増やしてですね
政府の赤字ですよ
国の赤字じゃなくて 政府の赤字を増やして
それを日銀に買い取ってもらうという基本的政策なんですよ
それは日銀が買い取る時に
一回銀行を入れるかどうかっていうのはまた別の問題で
まぁこういった ものすごく詳細な問題で
ある経済学者は国民を騙そうとしてますけども
そういうのは駄目ですからね
政府は分からないで舵を切ってる 当然ですよね
経済学者同士が基本的なところで
正反対なことを喧嘩している状態で
政府が合理的な方法を分かってるはずないんですよ
政府っていうのは 偉い人たちの集まりじゃありませんからね
普通の人たちの集まりですから
ですから経済学者が割れてる時に
政府の政策が正しいってことはありません
もう一つ難しいことがあるんですよ
これは国際的にはですね
人の金を狙ってる人たちが
中心部にいるっていうことなんですよ
例えば株価をわざと操作する
つまり空売りとか 空買いとかいろんな手を使ってですね
ものを少なくするとか高くするとか言って
エネルギーなんかそうですけども
そういうことやるわけですね
それをNHKが知ってても
そのまま嘘を放送するっていうのは問題ですね
まぁそれの一番典型的なのが
1972年に行われた石油がもうなくなるってやつですね
これは石油の値段を上げるために
メジャーが付いた嘘なんですよ
国際的な嘘なんですが
それをNHKは知ってて 石油がなくなると放送する
僕らほとんど 95パーセントぐらいが騙されましたね
それでガソリン価格だけが 五倍ぐらいになるって
こういうことになるんですね
これはいつもそうです 金利もそうですし
それから今度 通貨ががーっと変わりますね
その通貨が がーっと変わる時に
ものすごく儲けようとしてるんですよ
国際金融資本は
ものすごく儲けようとしてます
それが騙しにかかりますから
じゃあ経済学者のうち 誰が国際金融資本の手下なのか
誰は日本国民のことを考えてるのか
国民ったって金持ちのことを考えてるのか
庶民のことを考えてるのかって 分からないんですよ
NHKは自分のことだけ考えているんです
ですから我々にもう 情報が到達することはないんです
っていうことは どういうことかって言うとですね
まぁここが結論なんですが
したがって自分の貯金一千万なら一千万をどうすれば
良いかっていうことはないんです 存在できないんです論理的に
つまり情報が間違っている
それから経済学者が喧嘩してる
政府は分からないまま舵を切ってる
国際的に 人のお金を騙して取ろうと思っている
団体が一番力が強い
こういう状況の中で
自分のお金をどうしたら守れるか なんていう結論がですね
国民一人一人が結論が出るはずがないじゃないですか
論理的にですよこれは 感情じゃありませんよ
論理的にあり得ないです ということはお金を
残念ですよね 自分がもう爪に火を点して
一千万貯めた これを老後の金にしよう
三千万貯めた これを何とかして
自分の人生に生かそうと思ってもですね
それがこのNHKの嘘
経済学者の喧嘩 政府が分からない
国際的に 人のお金を狙ってる人がいるという
四つのことで 守ることができないんですよ
できる方法が今のところないですよ
どんな経済学者の本を買って読んだり
ネットを見たりしても無駄です
もうテレビ見たら ますます
地上波テレビ見たら ますます無駄ですね
ですから 方法が一つしかないんです
それは何が正しいか分からないっていう
前提でやることなんですよ
一番いいのは 早く使っちゃうってことなんですけど
早く使っちゃうっていうのは ある程度いいんですよ
絶対に これは将来入るっていうのがあればね
例えば家を建てておくとか
非常に長い間使えるような車を買って
車はしかしねー 全自動自動車になりますとね
車いらなくなりますからね
車はちょっと怪しいですねー 怪しい
それからそれができると
駅前マンションって全部なくなりますからね
だから駅前マンションを買うのも怪しいですね
だからそういう意味では
長期に自分が使えるものというものを
買っておくっていうのは相当難しいんですよ
相当難しいので それを頭の隅に置いといて
早めに使うというのは頭の隅に置いといて
じゃあ今あるお金はどうするかってのは
絶対に分散することなんです
分散はですね 何個かあるわけです
まず縦軸はですねー
お金 現金とか預金で持っているっていう
二番目はファンドとか そういう投資で持っているっていう
投資っていうのはね
皆さん いかがわしいと思いますけど
投資いかがわしくないんですよ
例えば株式を買うっていうことは
どういうことかって言うと
お金はだんだん腐っていくんですよ
インフレになってですね
駄目になったりしていきます
我々自身は 年をとって駄目になってきます
ところが会社は新入社員を少しずつ入れてきますので
いつも年齢が
四十歳とか四十五歳ぐらいなんですよ 平均が
っていうことは自分よりか いい人たちに
お金を渡しとくってことなんですね
ですからまぁ 一番安全なのは
日経の平均株価を買うってことなんですよ
これは いっぱいありますからね
日経の平均株価っていうのは
明治の最初に 株式市場が日本でできた時2円でした
ダウ平均は2円でしたね
現在 約35,000円から30,000円っていうとこですからね
だけど この株価はね
明治の初めから今まで考えれば
きちっと上がっているんです
ですから 株が一番いいんですが
株は三十年間同じ値段とか暴落する
暴落するってことはあるんですよ
半分になると 例えばですねー
1990年に 38,000円だった株が
まだ38,000円行ってないですから
ですからね 人間の生きてる尺度との
尺度が合わないんですよ
株自身は悪くないんです
だからできるだけ安定した株って言ったら
もう日経平均みたいなもんなんですね
それからアメリカのダウ平均買うとかね
それからまぁ 僕はこの前まで
インドのダウ平均みたいなやつを買ってたんですけども
そういうやつもありますね
それから三つ目が土地 金といったものですね
ですから三つあるんですよ お金 通常預金 普通預金
それからファンドみたいな株 ファンド投資ですね
投資っていうのは 絶対に変なもんじゃありませんよ
自分よりが優れたところに金を移すっていうだけですから
それから土地とか金ですね
女の人はどっちかって言ったら
金とか物に頼りがちですね
ちょっとファンドとか株が分かりにくいから
現金と金っていうことになるんですけど
それはちょっとね 行き過ぎてますね
それから もう一つ横軸はですね
日本 アメリカその他の国 この三つの軸があります
日本はやっぱり 日本に我々住んでますからね
日本への投資っていうのは ある程度必要なんです
それからアメリカですね
アメリカはやっぱり 世界で断トツに一番なんですよ
それから ドルの流通量もものすごく多いんです
ですから アメリカは無視できません
アメリカの以外を全部引っ括めて アメリカぐらいですね
ですから三十九あります 日本アメリカ アメリカ以外
それと縦軸が現金及び普通預金
定期預金も一緒ですね
それから株およびファンド
他人に投資し 金を預けておくと
それから もの土地とか金 金
この九種類ありますから
九種類をできれば均等がいいですね
現在では 僕はちょっとドルが多い方が
横軸のドルが多くて
ファンドが多い方がいいかなーと思いますね
現在の状態では だけどそれは比率であって
基本的には円 円の現金 円の日経平均
それから日本の土地
それからアメリカのドル アメリカの投資
アメリカの現金ってのは買いにくいですからね
これは金かなんかになっちゃうんですよね
投資できないことないですけどね ものにね
それからヨーロッパとかインドとか そういうところの
お金もしくはファンド 
そういったところに投資するというのが
正しいんではないかと思いますね
決して自分で正しいことが
分かるという風に思わないこと
これがまぁ お金を守る
一番大切なことだと私は思っております
年末にあたって 皆さんでまた色々
考えていただければという風に思います

2021年12月29日 (ヒバリクラブ)

#武田邦彦

2021/12/28

お金の連続解説 7 (武田邦彦)

 

本日の収穫(4439文字) 

昨日は失礼いたしました
ちょうど途中で お客さんが来られましてですね
ちょっと手でサインしたんですけども
そういうのがパッと分かって
5分間ぐらい待っていただける人と 
もう全然待たないという方と
まぁいろいろ人間はおりますからね
それはまぁ 気にしないで一応切りました
昨日お話したことをちょっと続けまして
ここ重要な所なんですね
例えば慶応大学の先生がですね
自国通貨建ての国は理論的には
絶対財政破綻しないというのは机上の空論であり
元日銀の署名エコノミストは間違ってるんだと
それから日銀が引き受けるのを続けると
インフレになるまでの時間稼ぎはできるけども
インフレになる前に即時に
財政破綻するんだと こういう風に書いてあってもですね
それに納得すること出来ないんですよ
どうして できないかっていうとですね
それは だってこの人はこう言ってますけど
現実にどんどんどんどん 赤字国債出てますしね
それは財政破綻しないってことが
もちろん前提で出てますし
これからも出そうとしてますし
著名なエコノミストも言ってますし
それから 現在はインフレになる前に
即座に財政破綻するって言ってる学者は少ないし
多数決で決めるわけじゃありませんからね
この先生が言ってることが正しいか
それともそのー そういう風に言ってる他の専門家が正しいか
僕らはどうして判断できるんですかね
判断しちゃいけないんですよ
学問は 今度は学者としますね 
この著名のエコノミストも学者であって
この慶応大学の先生も学者だとしますと
学者はねー こんなこと言っちゃいけないんですよ
学者は自由な発言いいんですよ 学問の自由ですから
だけど それは仲間内でやってもらうわけですよ
例えばね 今から飛行機を飛ばそうとしてる時にね
材料の専門家が二人来てですよ
それからそれで 
いやーこの飛行機に使われてる尾翼のあそこの所は
今度の飛行で破壊して墜落するよっていう人と
絶対墜落しないっていう人が搭乗口で議論してたら
みんな乗れますかね 乗れないですよ
それから ちょっと最近のことではねー
中国の揚子江の上流の方に
なんか三峡ダムっていったかな 
なんかでかいあれがあるんですよ
水力発電所がですね そこにダムがあるんですよ 
これが崩壊するか 崩壊しないかっていうのは
武田先生はどう思いますかってのは随分来たんですよ
だけどね ダムの崩壊っていうのは
非常に設計が難しいんです
もちろん全体の設計も難しいんですよ
荷重に関して 例えば
ダムの水がオーバーフローになってやると
全部崩壊するって そんな簡単なもんじゃないんですしね
それから もちろんダムっていうのはですね 
コンクリート打つ時も非常に難しい問題があって
最後にちょっとした収縮して穴空いたようなところにですね
後から注入するような 非常に高度な技法もあるんですよ
そういうものが うまくいっているかどうか
それがどうせ中国だからうまくいってないよ
なんていう風に決めるわけにいかないんですよ
現実的に上手くいってないかどうかは
ボイドの検査なんかしないきゃいけないんですね
ですから僕は 一言も言いませんでした
つまり学者が 学問っていうのはですね
言い合いをするために あるんじゃないんですよ
結論を出して 少しずつ前進するためにあるんですよ
だから学者同士は喧々諤々やっていいんですよ
喧々諤々は学会の中で
やんなきゃいけないんで 学会誌とか
そんなねー こんな公衆の面前でやっちゃ困るんですよ
しかもね 今走ってること
例えば さっき言ったように三峡ダムもそうですし
今あるビル 今あるビルが崩壊するとか崩壊しないとか
オープンに議論したって何の意味もないじゃないですか
今飛ぼうとしてる飛行機の 尾翼の一部が破壊するかどうか
議論してもしょうがないじゃないですか
そんなのはですね
学問的にはずっとずっと前に 専門家として議論してですね
結論が出たことを使わなきゃいけないんですよ
それは当たり前ですよ そういうことするっていうのはね
自分の名誉とか金とか なんか有名になりたいとか
そういう別の目的でやってるわけですから
そんなの相手にしちゃいけないんですよ
そういう点じゃですね 経済学者っていうのはですね
僕はまだ会ったことないんですよ
経済学者で 学問の原理原則を守っている経済学者
つまり現在進んでいることについて論評しないと ねー
論評しちゃいけないんですよ 現在進んでることは
現在進んでることは過去に議論がしてあって
経済学としては結論が出てなきゃいけないんですよ
そうしなきゃダメなんです ところがね
多分これ言ったらまた 経済学者はもの凄く怒るんですけど
経済学が遅れてるんですよ
現実に間に合わない 議論が間に合わないんですよ
経済学の議論が現実に
だから遅れ遅れになって 学問が後になってんですよ
それにもかかわらず経済学って名前がついてるんですよ
これはおかしいんですよ
これはちょうどね 天気予報と一緒なんですよね
天気予報はね 1990年ぐらいだったと思いますけどね
コンピューターの速度が遅くて
1時間後の天気予報を出すのに 計算するのに
1日半ぐらいかかる時があったんですよ 結構
それ僕見てたんですよ 横でね
これは天気予報にならないんですよ
だって1時間後の天気予報を
計算して終わるのに1日半かかってたら
もう出た後になっちゃうんですよ
だから天気予報が現実的に役立つのは
計算機による天気予報が現実的に役立つのは
観測装置が整って 例えば人工衛星とかですね
ゾンデとかそういったものなんですが そういうのが整って
それに応じて1時間後の天気を
1時間以内に計算できる
計算機が出てこないとダメなんですよ
それで初めて学者って言うもんなんですよ
学問っていうものなんですね 
ですから 経済学は残念ながら
1時間後の経済状態を議論するのに
1日半かかってるっていうことなんですよね
だからこういう風になるんですよ
もう一つだけ ちょっとね
今日はもう大晦日に近いものですからね
もう一つだけやっとかなきゃなんないものがあるんですね
これのものの もうちょっと後にですね
どういうのが出てくるかっていうことなんですが
これが中々傑作なんですよ
えーと こういうタイトルがついてるのがあるんですね
直接引き受けの話が出れば 日本は秒殺される
秒殺ってのは 1秒で殺されるってことですよ
ここのところはねー
中々これがまた面白いんですよ
面白いっていうかね この秒殺される
どういう状態の時に秒殺されるのか
というとですね 非常に難しいんですよ
えーこれはね もの凄く難しい議論なんですね
ちょっともう途中から話して
皆さんもうやめんになると思うんですよねー
何故なら中央銀行に国債を
直接引き受けさせるという法律を成立させれば
国会に提案されれば
もしかして それを政府が検討してるってことになったら
その時点で政府財政よりも
先に日本が破綻するからであるって言うんですね
これ秒殺ってことなんですよ
日銀国債直接引き受けという報道が出た瞬間に
世界中のトレーダーが日本売りを仕掛け
世界中の投資家は それも追従して投げ売りをする
そしたらもう それはもう大変じゃないですか
円が大暴落 株も大暴落して
日本経済は瞬殺されますよ 1秒で死にますよ ねー
そしたら今それやってんですよ
やろうと少なくとも計画はしてるし
国債が日銀が少なくとも半分ぐらい 引き受けてますからね
だけど一般的な人はですよ 日銀が国債を引き受けたら
どういう事が起こるか
世界の投資家はどういう風に反応するか
ということは分かると思います?
日銀国債直接引き受け報道が出れば
直ちに 為替取引も
債券取引も株式取引も全く成り立たなくなり
金融市場は全面取引停止に追い込まれるからだ
とここには書いてあるんですが
もちろんこれいいんですよ 別に間違ってないんですよ
間違ってると 僕は決めることができないんですよ
こういう学問も経済学もあるっていうことなんですよ
ただ今 既に日銀は国債を間接引き受けしてて
もう半分ぐらい引き受けてますからねー
ですから これから直接引き受けがいいって
言ってる人もいっぱいいるんですよ
財務省なんかの人で
だからこれはねー 分かりましたかねー
というのはですね どういうこと言ってるかっていったら
素人が判断できる内容じゃないことが
書かれてるってことですよ
ところが人間はね
やっぱり慶応大学大学院なんとかって書いてあって
割合と名の通ってると言うとですね
これを一生懸命読んじゃうんですよ 自分の拙い
拙いって言ったら失礼なんですけど
私全く分かりませんよ だって
私は経済学 随分勉強しましたが
だけど 専門家同士で喧嘩してるようなところですよ
それが私に分かったら私もう どこの大学でも
経済学教授として採用してくれるはずじゃないですか
だって経済学者がわかんないものを 僕が分かればですよ
それはもう大変なわけですよね
だから もう変な話になってるんですよ
だから経済学者が喧嘩してる間は判断できませんと
これはもう原理原則なんです
材料学者同士が飛行機が飛ぶ前に 尾翼の材料が破壊して
飛行機が墜落するのを知らない
もう一人の人が絶対に墜落しないって言ってる時は
その飛行機は飛ばせないということなんですよ
学問ってのはそういうもんでね
学問は それ学者は決してね
隠すわけでもなんでもないですよ
隠すわけでもなんでもないけど
こういうこと議論しちゃいけないんですよ
今新型コロナでもね そういうことが行われて
いろんな禁止措置とかなんか ちょっとされてますけども
学者が直接そういうこと言っちゃいけないんですよ
いやー僕はもう全然そういうこと
言ってるつもりないんですけども 禁止されてるんですけど
それはまぁ 誤解に基ずくものなんですね
僕はもう学問っていうものは そういうものじゃない
反対論とか反対論じゃないものを言っちゃいけない
それは別に 学問を冒涜するもんでもなんでもない
学問っていうのは どうしても最初はそういうもんだ
議論して議論して
喧嘩して喧嘩してやっていかなきゃならない
しかしそれは 専門家でも分かんないんだから ね
そんなのいちいちねー
やったって分かんないですよと
分かんないものをなんでこれで東洋経済が
これは東洋経済なんですが
東洋経済がネットなんかに出してるんですか
多分 東洋経済としてはこれ読者が増えるんですよ
読者は増えますよ
だって読者がなんで増えるかっていったら
みんな心配じゃないですか
東洋経済オンラインだけど
これ12月16日号だけどね
そして このまま行けば
日本の財政破綻は避けられないというのが出るでしょー
これは大変だと 財政破綻しちゃうと
このまま行っても日本の財政破綻は
起こらないってやつを同時に出すんですよ
東洋経済が出してるかは分かりませんよ
だけど そうすると雑誌は売れますよ そりゃー
雑誌は売れるけどやっちゃいけないことですよ これは
どういうことかっていったら
学問としては この時僕が記者だったらね
先生 これは学問ですからねーと分かりますと
だから経済学で合意してるとこだけ
言って下さいねっていったらですね
たちまち誰も言うことをやめると
いうことになるわけですね
いやーあのー 年末でかなりのところ行きましたので
最後だけで 明日ちょっと議論してですね
終わりにしたいという風に思います

2021年12月28日 (ヒバリクラブ)

#武田邦彦

2021/12/27

お金の連続解説 6 先回は政府は赤字か? 国債を無限に発行できるか? インフレにならないのだからOKか? なぜ赤字になるのか? タイミングはバブル崩壊の直前 それからずっと楽な政治 (武田邦彦)



本日の収穫(2493文字) 

自由に喋るということで ちょっとお茶を飲みましょうかね
これでもう自由に いこうかなと思ってますが
お金についてですね
多くの人がお金 少ない人もいるし多い人もいるんですが
それから現金を持ってる人
銀行預金を持ってる人
株とかファンドを持ってる人ですね
外貨持ってる人 土地とか金を持ってる人って色々なんですね
それでまぁ 崩壊するんですよ
みんな心配してるわけですね
私も自分の財産は今まで
私なんかも 儲けようと思ってるんじゃなくて
自分が今 1,000万持ってたら 1,000万が
やっぱり200万になるの残念だなーっていう
悔しい思いするだろうなーって
そういうことで まぁやってるんですから
儲けようなんて思って
金融を勉強してるわけじゃないんですよ
私なんか金融なんか手段だからね
そんなもんで儲けようとしてるんじゃないんですが
まぁ随分勉強しまして
一回 東洋経済からですね
国債は買ってはいけないっていう本
出したらもう叩かれましてね
それも経済学者から もの凄く叩かれたんですよ
それから さらに勉強して
経済っていうのは こうなってんだなーっていうんで
お金の事を考えちゃ あんまり考えちゃいけない
だから どうするってのは別ですよ
このシリーズの最後に
だからどうするってのは ちゃんと言うんですけど
だからどうするっていうことを言うためにですね
前段が必要なんですね
まぁ繰り返し言ってますが
一つはNHKが真っ赤な嘘をつくっていうことなんですよ
よくNHKの受信料払いたくないっていう
裁判がありますけどね
私に言わせりゃねー
NHKが ただ別に何の役にも立たないんだったら別に
それはそれで 金払ったっていいんですけど
噓を言ってくれるんですよ 
そのNHKが言った嘘はね 取り消すのが大変なんですよ
自分自身の心の中でも大変だし
他人とやっぱり僕ら話しますからね
他人がやっぱりNHKに準備をしてますから
困っちゃうんですよ
このお金については いつも言ってますように
国民1人当たり800万円の借金
だから子供にツケを回すなっていうのは全く逆なんですからね
全く逆のことをNHK繰り返したわけですよ
それからもう一つは 大きいのは経済学者の喧嘩なんです
これ今日はこれをですね 焦点に少し詳しくお話します
この話の きっかけになったのはですね
慶応大学かなんかの先生が
シリーズものを出したんですね
とにかくMMT理論 自国通貨を持つ国は
安心は大間違いっていうの出したわけです
結構若い先生なんでねー
なかなか度胸があっていいとは言えるんですが
経済学者が喧嘩してる間は駄目だと
全く参考にならないっていう話をしたんですが
今日は具体的なやつね ちょっとお話します
えーっと これは2ページ目 
彼の2ページ目ぐらいなんですが
自国通貨建ての国は
理論的に絶対財政破綻はしないという議論は
元日銀の著名エコノミストですら書いているが
それは机上の理屈であり
現実には実現不可能なシナリオである
それは日本銀行が国債を引き受け続けると
インフレになるからではない
その場合はインフレまで時間稼ぎができるが
インフレなる前に即時に 財政破綻してしまうからである
という風に書いてあるんですね
えーとこれねー 普通の人が読みますとね
いやー慶応大学の若い先生が思い切って
正しいこと言ってんのかなーと思いますでしょ
これもう全く学問的には
もうひっくり返るような酷いことなんですね
というのは まず一つにですね
自国通貨建ての国は理論的に
絶対経済破綻しないという議論をですね
元日銀の著名エコノミスト
この元日銀の著名エコノミストというのは
多分 経済学者なんですよ
多分というか間違えなく経済学者なんですよ
そうじゃなくちゃ日銀にいてですね
著名なエコノミストになりませんから
この慶応大学の先生は もちろん経済学者ですけど
この先生もですね 経済学者 大学院
慶応大学大学院の准教授ですからね
学者なんですよ その人がですね
この元日銀の著名エコノミストが
言ってることが 机上の空論である
即時に財政破綻してしまうからであると
これねー これも酷い話なんですよ
これは どのくらい酷い話かっていうと
たとえば 食事を進める人がね
ご飯の方がいいとかパンがいいとか
そういう話よりか もう全然違って
ご飯食べると死ぬっていう人と ご飯食べると
元気になるという人と二つ栄養学者がいるっていうことですよ
そんな栄養学って勉強して意味があります?
それを我々がですね 一生懸命調べて
ご飯を食べたら死ぬのか 栄養になるのか
調べたって意味がないですよ だって
見識のある学問を積んだ 栄養学者がですね
一人が ご飯を食べたら死ぬといい
一人が ご飯食べたら栄養になると体にいいと
言ってるようじゃねー 僕らご飯食べれませんよ
簡単に言えば 危なくって
それはねー 栄養学者同士で話してくださいよって
言いたくなっちゃうわけですよ
そうしないと 僕らはね
突然 ご飯を今まで食べてきたのに
ご飯を今まで食べてきたっていうのは
1990年から30年間 
赤字国債をどんどん出してきたのにと言ってもいいし
これから出そうとしてるのにといってもいいけど
それが国の非常に中心的な
経済学者がみんなそう言ってんのに
慶応大学のこの先生が正しいかもしれないんですよ
別にあの若いから間違ってるってこと限りませんからね
その人が それは机上の空論だとか
即座に財政破綻してしまうなんて言われたところでね
どっちを選べばいいんですか
じゃあーあなた 私ご飯今日食べれるんですか
どうですかと いうことになりますよね
だから結局は あのー
結局それは何を言ってるかつったらですね
やっぱりこう言った それでこれは
基礎的なことかどうかということは
我々は分からないですよ というのはですね
自国通貨建ての国っていうのが 破綻するっていうのは
机上の空論ではないということを
経済学的に理解するってのは相当大変なんです
それから後半のですね
日銀が国債を引き受け続けると
インフレまで時間稼ぎはできるけども
その直前に 即座に日本の財政破綻が訪れるというのをですね
これもあのー 非常に極めて
ちょっとここちょっと今用事できましたんでね
今日からは自由な論評を送りますので
今日はここで ちょっとやめまして
ちょっと今 待っておられる人がいるんでですね
ちょっと音楽だけ流して終わりにいたします

2021年12月27日 (ヒバリクラブ)

#武田邦彦

2021/12/26

お金が5から連続もの 先回は政府は赤字か? 国債を無限に発行できるか? インフレにならないのだからOKか? なぜ赤字になるのか? タイミングはバブル崩壊の直前 それからずっと楽な政治 (武田邦彦)



本日の収穫(4073文字) 

えーとですね
お金のものは これで5回目なんですけど
どうもね すっきりしないんですよ っていうのは
このお金の問題って非常に複雑なもんですから
私がですね 一回一回に区切ってテーマを決めて
テーマの内容を十分に検討して
十分から十二分で喋るっていう
こういう官僚的なことやってるとですね
いくら話してもなんか 中核に行かないんですね
まぁ だからこれからですね 試しにですね
連続ものにしようと思うんですよ
要するに もう十分十二分も決めないと
それから内容も喋る前に
ものすごく厳密に僕考えてですねー
大体このぐらいで ひとまとめつってやるんですが
そういうこともやらないと
まぁとにかく誰かにですね 横から聞かれたと
先生お金大丈夫なんですかね
円持ってて大丈夫なんですかねと
こう言われた時に
あーこれはこういうことなんですよっていうに
こう答えるというようなリラックスした感じで
これやってみようと思ってですね
まぁちょうど入院もしておりますし
暮れでもありますので
ちょうどいいかなと思いましてね
この問題を考える前提は二つあって
これはもう何回か言いましたんですが
NHKが嘘をつく このNHKが嘘をつくっていうのが
どうしても我々の頭から離れないんですよ
例えば日本は赤字
国民一人当たり八百万円の赤字を背負っている
だから子供に八百万円の赤字を ツケを回すことになるんだ
だから今のうち消費税を上げて 解消しとかんといかんと
これ完全な嘘なんですね
嘘が何重にもあるんですねー
まず 我々は八百万円の借金なんか背負ってないんですよ
日本政府が背負ってて 我々は貸し手側ですからね
ですから 子供にもツケは付かない
それから大体千五百兆円ぐらいの赤字があるんですけど
政府はですね 赤字があるんですが
これを 消費税を増税して
10パーセントなんかしたって全然駄目なんですよ
だって10パーセントしたって
せいぜい10兆とか20兆とか そういうんですからね
だから千五百兆まで返すのに
どのぐらいかかりますかっていったら
百年とかなるわけですから
もう話になんないんですよ
だから嘘が NHKの報道には
大きな噓が二つも入ってますんでね
これが我々の頭をこう占有してるんですよ
これをまず破棄するっていうのは大変だと
もう一つはですね
経済学者同士が喧嘩してるってことなんですね
学問はそういうもんじゃない
学問は喧嘩するもんじゃないんですよ
まず論争のある間はありますよ だけど学者っていうのは
論争するために学問やってんじゃないんですよ
真実を知りたいために 学問をやってるんですから
早く論争から脱して
真実に迫りたいと思うわけですからね
真実に迫るということは どういうことかって言うと
きちっと頭で考えられる データとか論理で組み上げていって
あんまり論争にならない領域になるっていうことなんですよ
だからガリレオはね
最初に 地球の周りに太陽が回ってるんじゃなくて
太陽の周りに地球が回ってるんだと
こう言ったと その時は論争ですよね
ですから ガリレオは
それでも地球が回ってるって言って反抗したけども
今になってみれば勿論 力学計算もあるし
人工衛星が空に飛び立って
空から写真を移せば
太陽系が見えるわけですからね
これもあと一万年も経てば
別の考えが出てくるかもしれないけれども
当面 現在の我々の認識では
太陽の周りを地球が回ってていいと
これについてはもう 学問になってるわけですね
これが経済学ではできないんです
それはどうしてかっていったら
経済学者がお金が欲しいのか なんか分かんないけど
まぁ論争 喧嘩ばっかりしてるんですよ
ここではまぁ 5から始めましてね
それで政府は赤字じゃないと
日本政府は赤字かどうかっていう問題があってですね
これがまた二節あるわけですよ
現代貨幣理論っていうか
MMTを信奉してる人は
政府は赤字じゃないよと 別に国有財産売りゃいいんだから
道路もあればねー 公園もあるし何でもあるじゃないかと
いうことになるんですが
それは そういう風に今度は言うんですよね
お金が大丈夫だっていう人は
お金が駄目だっていう人はですね
いやそんな国有財産なんか売れないよと
道路を売ろうたって
道路は人が通ってるじゃないかとかって
こう反論するわけですよ だから結局これはね
学問的にはどういうことかって言うと
自分の結論に導きたいように
適当にどっちでも言うっていうんですよ
これはねー もう駄目なんですよ
もう駄目だってことは分かってるんですよね
学問じゃないんですよ
学問っていうのは 自分の考えとどんなに違ってても
事実に基づいて判断する これが学問ですからね
ですから 全然逆なんですねー
これはもう議論しても無駄なんですよ
色々そういうことを議論して
私にも聞いてくる人がいるんですが
これは無駄なんです
だって 経済学者という専門家同士で喧嘩してるようなものは
素人がいくら分かろうったって 分からないんですよ
つまり見解が二つあるっていうことなんですよ
見解が二つある時は
いくら議論したって素人が分かりません
素人はただ 今度は素人はですね
自分のお金がなくならないためには
こっちに考えておいた方がいいかなとかね
どうもあの経済学者は嫌いだから
こっちだなってなるだけでね
これは同じなんですよ だからまずは
日本政府が赤字かどうかも
分かってないっていうことなんです
我々に借金があるかどうかも
分かってないっていうことですね
そういうことなんですよね
また更にこれが話が進みましてね
現在わぁーわぁー みんなで経済学者文句言ってるのは
じゃあー 別に赤字だったっていいじゃないか
国債を どんどん発行すればいいじゃないか
それを日銀が引き受けれりゃいいじゃないか
今どうもね あんまり公になってないんですけど
日銀が日本が発行してる赤字国債のうちの
赤字国債のうちの半分ぐらいは
日銀が買い取ってるみたいなんですね
これ非常に変なんですよ 日本政府が国債を出しますね
それで赤字なんかやりたいと なんか
そういうのに使うかどうかは別にして
コロナの時にみんな現金配っちゃって
現金がなくなっちゃったから
国債を市中に出して 国民に買ってもらって
それでそのお金でみんな配ろうと 十万円ずつ配ろうと
こう思ったとするでしょ これ実は違うんですよ
このこと自身がもう嘘なんですよ 現実にはね
国債 一応国民に対して発行してますよ
だけど現実には 銀行が買ってるんですよ
銀行が庶民から お金を預金してもらって
それには0.01パーセントとかもう
ないぐらいの利子を払って
それで国債を 政府の国債を買って
政府の国債は結構 利払いが多いですからね
それでその 政府の利払いで銀行員の給料払ったり
銀行の建物を保持したりして
預金者には 0.01パーセントしか渡さないと
これ銀行が悪いとも言えないですよ
なんでね なんでかっていったら借り手がいないんですから
今もう 借り手がいないんですよ
日本の場合はね もうみんな元気なくなっちゃってですね
なんかちょっとやれば文句言われるじゃないですか
たばこを吸ったら肺がんになるって
本人が肺がんになるから吸えばいいのに駄目でしょう
レジ袋買ったらなんか 有料ですとか言われるでしょう
ゴミを出したらゴミは減らせとか
ゴミなんか増えたって 別に焼きゃーいいんですからね
今度電気使ったら 今度地球が温暖化すると
何にもできないんですよ
だから もう国民は何にもできないからね
政府からお金もらえればいいやぁつって
なんかコロナで休業したら六万円もらうとか
それから随分コロナで損したから十万円頂戴とか
そんなことばっか言ってんですよ
全然お金がいらないんですよね
つまりは新規の設備投資とか 産業が発達しないんですよ
だから政府は
国債というのを国民に買ってもらってますって
これ嘘なんですね 銀行に買ってもらってます
銀行の銀行員の給料と 銀行の建物を維持してますと
こういうことなんですね
その国債の利子っていうのは
我々の税金から払ってますから
変な話 実はこういうことになってますね
銀行に我々が百万円を預金する
そして別に消費税を十万円取られる
そうすると十万円を政府が銀行に出して
銀行がそれで 国債の利子として受け取って
それで銀行員の給料払ってるって
まぁこういう感じなんですよね
ですから これは正しいかって言うとですね
間違ってるとも言えないんだけど おかしいですよ
少なくともNHKは わざと間違って放送してるし
まぁ政府もできるだけ これはごまかそうと
それから全員が銀行もね だけど
とにかく 国民は使わなきゃいけないんだから
国民に使ってくれっていったら 国民なんて言うと思います
いや環境のために節約しなきゃっていうんですから
どうにもなんないんですよ
日本のねー これどのぐらい日本人が儲けるかっていうのは
日本の生産力によるんですけどね
もちろん サービス含めてですよ
サービスとか生産の量に比例して
他の国との関係で
日本の賃金が実際上決まってるんですよ
昔 鎖国してる時は別ですけどね
そうすると どうしてもねー
一人当たり年間五百万ぐらいになるんですよ
五百万それからさらに 成長してきますからね
そのうち六百万円になる
そのためには銀行から金を借りれるし
その工場を作るような人とか
食堂を作るような人が必要なんですよ
だけど食堂を作ろうと思ったら
コロナで食堂行っちゃいけないよとかね
レストラン行っちゃいけないよとか
なんか贅沢してたら
贅沢しちゃいけないって言われるもんだから
もうお金がもう 全然使われないんですよ
だからしょうがないから 
銀行は変なことになって 国民からお金をもらって
それを事業主 社長に使ってもらうのが普通なんです
そしたら国民に それは返ってきますけどね
それで国債買って 国民からの税金の利子で払うから
どうにもならない状態になってるんですよ
これでまた経済学者は そういうことは指摘せずに
そういうことを指摘しないのが問題なんです
指摘せずに 国債を無限に発行できないように
日銀が引き受けなんかできないからっていう人と
日銀引き受けだったら難しいからね
ほとんどの人は 分かんないんですよ
それ言ったりですね
いや大丈夫だよと そんなことは全然気にする必要ない
日銀がどんどん引き受けたらいいんだっていう経済学者と
二通りいるんでね
結局分かんないと まぁこういうことなんですね
また続いてやりますから

2021年12月26日 (ヒバリクラブ) 

#武田邦彦

2021/12/25

仕事は途中で変えるべきか?  武士が学問や武芸に才能を見出した時 仕事は人生とどういう関係にあるか 人生=仕事(義務、辛い)+ 趣味(自分) もっともダメなのはお金で計算 (武田邦彦)



本日の収穫(3807文字) 

今日はですね
まぁ江戸時代の話なんですけど
これは現在 非常に僕らが考えなきゃいけないし
多分このブログを聴いてる方で
仕事について 悩んでる人が多いと思うんですね
これについては新春になったらですね
少し もう少しこうちゃんとしたシリーズみたいなもので
書きたいと思うんですけど
ここはですね この前私ちょっと病院の中で
江戸時代のやつを読んでたらですね
ある武士が 武士っていうのは非常に偉いもんで
武士は刀だけ振り回してるかってそうじゃなくて
全部ですね 学問やるんですねー
大体 中国のものが多いんですけど史記とかですね
五経といったですね そういった中国の古典ですね
それからまぁ上級に行きますと
後漢書とかですね そういったもっと難しい
専門的なものも勉強するわけですね
そういうことを勉強してると
武士の中でも もの凄く才能のある人がですね
非常に学問に秀でてるってことあるわけですよ
もちろんこれはあのー 武芸っていうか剣術もそうでですね
剣術ばかりじゃないんですが
弓とか そういうのもそうなんですが
やればですね それにもの凄い秀でた人がいて
柳生流だとか 小野流だとかですね
そういったものに 長けてるのが出てくるわけですね
その人が 通常武士っていうのは藩士と言いましてですね
なんとか藩に 伊達藩なら伊達藩
前田藩なら前田藩に所属してるわけですね 藩士ですからね
百石とか三百石とか報酬をもらって
ある仕事をしてるわけですので
そのために学問をやったり 武芸やったりするんですね
ところが 学問が非常に優れてて
学問の先生から 
ちょっとこっちで教えてくれないかと言われたりですね
武芸の先生に 君非常に優れてるから
もうこれ 一応藩士を退いて
道場で働いたらどうだと こう言われる時あるわけですね
これは現在でもあるんですね
仕事は途中で変えるべきか という題をつけたんですが
これなかなか 感慨が深いんですよ
自分の生涯の仕事というのを
どう決めるかっていうことですね
私でしたら最初 会社に働いて技術者だったんですよ
これは 私にとってはやっぱりこう目標がありましてね
大学の先生が教えるというのが主力じゃないですか
ところが会社の技術者というのは
技術の開発に成功したら
それが世の中に出ていって 世の中の人が楽をしたり
幸福になったりするわけですね
まぁ典型的には例えば
新幹線というのをやった人がいるわけですが
そういう人が新幹線をやってくれたので
みんなが非常に早く移動できるようになったと
そうなりますからね
私はどっちかっていったら 学者になるよりかは
人にものを教えるという
大学の先生なんかになるよりかは
最終的に物を作ってですね
それでまぁ社会を良くしようという風に考えて
会社の方の技術者になったんですね
随分 良い会社で思う存分やらせてもらえました
何某かの新製品も出したりしてですね
まぁ自分としては別に悪くなかったんですが
私はその四十五歳ぐらいで どうもこれ五十歳過ぎて
会社の技術者でいるっていってもですね
今度はそのー 五十歳過ぎたら
会社の技術者っていうのは 第一線を退きますからね
そうすると新しいものを作るとかいうことからも
出来なくなってしまって
まぁせいぜいお客さんの相手とか
ゴルフとか そんなのになっちゃうので
五十歳で会社を辞めさせていただきましてね
とても良い会社でした 辞めさせていただきまして
それで学問の道の方に行って
後半生は
人に何かを教えるというような立場をとったわけなんですが
この私が読んだものにはですね
その武士はですね 学問所からも
先生にならないかって呼ばれるんですね
なんて言うかっていうと
私は学者になるために学問をやったわけじゃありません
自分の職業としての武士を全うするために
学問をやりました
今度は道場でも 非常に才能があったので
師範代みたいになってくれないかと
いう誘いが来たんですが
これも断って
私は武士になるために剣術をやったわけですと
こういう風に言うわけですね
ですから この人は武士が仕事であって
ちゃんとした武士になるために
学問とか武芸をやったということになるもんですから
それで 才能を見いだされた時に
どうするかっていうと やっぱり
二つ道があると思うんですね
一つは そのまま武士を貫くというのと
じゃー 学問に行こうか武芸に行こうかって
いう風に考えると二つあるわけですね
現在では何か お金がうんともらえるほうなら
そっちに変わるよってのが多いんですけど
それはやっぱり 仕事と人生の自分の関係
自分が人生に
どういうものを考えてるかということとですね
お金は 全く関係ありませんからね
ですから この武士の
この武士はですね 
いや学問って言われた時には 私はやはり
藩士として主君に仕えることを思って
そのために学問をやりました
たまたま良くて
評価していただいたのは ありがたいけども
私はやっぱり武士でいきます
剣術が非常に上手かったんで 三本指とか言われるので
剣術にという風に言われたけども
やはり剣術は武士として
殿様を守るために剣術をやったわけですから
やっぱり私は武士に徹底しますと
いう風に言ったわけですね
それと それから思いの外 学問に能力があれば
武士をやめてそっちに移るっていう
人生もあると思うんですね
ただここで 非常に重要なのは
皆さんが間違って 苦しんでるのはですね
仕事が辛いとか
仕事が自分に合わないと言ってですね
苦しんでるん人いるんですよ 実はね
人生っていうのは そこに式をちょっと書いたんで
ちょっと 式を書いても
声を聞こえてる時しか駄目なんですけど
簡単な式ですから
人生=仕事+趣味なんですよね
この仕事 ここで言ってる仕事ってのは義務なんですよ
これがはっきり分かればね
仕事はね 全然辛くもなければ
自分に合わない仕事なんかないんです
大体仕事が自分にあっちゃいけないんですよ
仕事っていうのはですね 人生における仕事っていうのは
義務なんですよ これは憲法に勤労の義務ってありますけど
まさにその思想でできてるんですね
この憲法はですね 日本国憲法
どうしてかっていうと
我々はご飯を食べる 稲を育てる人がいる
稲を育てる人は
やっぱり夏の暑い時に草取らなきゃいけない
今はそうじゃないかもしれませんが 元々はね
お味噌汁を食べる お味噌汁を作る人がいる
魚を捕る 命をかけて荒れた海に漕ぎ出す漁師がいる
その人達のお陰で我々は 私たちは
ご飯を食べ 味噌汁を食べ 魚を食べれるわけですね
朝起きたら 瞬間湯沸かし器を使う
水洗トイレに行く
冷蔵庫を開ければ何かが入ってる
これみんな そういうものを作ってくれた人ですね
そして外に出れば
真夏の暑い時でも 一生懸命舗装してくれたりなんかした
舗装道路工事士の人たちがやったので
道路 舗装道路を歩ける 電車に乗れる
もちろん たまには病気になったりしたら
病院に行って治療してくれるっていうことになるわけですね
これに対する お返しですから
仕事はね むしろ
辛い方がいいっても言えるんですよ
自分の性に合わないとか
自分に合わない仕事の方が
恩返しになりますよね
まずは人間は恩返ししてから スタートですよ
だって自分がご飯を食べて 舗装道路歩いて
その分 返しもしないで
さあ自分に適したもの 自分に適したものって
いくらなんでも酷いですよ
これはね お母さん
女の人の半分ぐらいは大丈夫なんですね
女の人の生涯未婚率って
20パーセントしかありませんからね
その意味で女の人の80パーセントは
もう自動的に満足しちゃうんですよ
赤ちゃんを育てる 赤ちゃんを育てるっていうのは
ですねー どんなに辛くても
夜中に赤ちゃんが泣き叫んでもですねー
おしめを替えてあげたり しなきゃいけないわけですよ
365日24時間 働くわけですから
これはもう お母さんは1回やればですね
大体 自分の生活する分の義務を果たしたわけですね
ですから 女の人の割合とね
80パーセントの女の人は割合と
これはやりやすいんですけど
男で わがままがいるんですよ
仕事が合わないとか仕事が辛いって
辛い仕事の方が 恩義を返すにはいいんですよ
それが大体 計算によるとね
いろんな計算があるんですけど
九時頃から仕事始めたら その日の大体一時か二時で
普通の人だったら
自分が他人から負っている分の義務は果たせるらしいんですよ
そうするとね 二時頃からは自分の趣味なんです
だから自分に合った仕事とか
生きがいになる仕事ってのは趣味なんですよ
そりゃそうですよね
まれにはね 義務と趣味が一致する人いますよ
辛い仕事が好きだなんて人もいますからね だけどまぁ一応
辛くて義務で仕事をするのと
それから趣味で自分の生きがいとしての
僕もちょっとそうだったですね
僕も技術が好きでしたから
何か生みだすのが好きでしたからね
会社における僕の仕事ってのは仕事だったのかって
最近反省するんですけど
まぁ 中には辛いこともありましたからね
それは良かったかな
それから遊びに行く海に遊びに行く ねー
ゲームをする これも仕事とかわんないですよ
自分が楽しく ためにするのはですね
だからむしろ 義務的な仕事と
自分のやりがいのある仕事という方が離れてて
それで自分のやりがいのある仕事っていうのと
それから 趣味とが似てますね
まぁもっとも駄目なのは もちろんお金で
お金の多い方がいいや なんていくのは
もちろん そりゃそういう
お金本位の人がいても構わないですよ
それからヨーロッパの文化を学んだ人は
何でもかんでもお金ですからね ですけど
多分 不幸な人生になると思います
それはどうしてかっていったら 自分の人生がなかったし
人に対して恩返しもしないわけだから
それはやっぱり 満足で本当に豊かな
良かったなーという人生は 送れないだろうと
私はそう思います

2021年12月25日 (ヒバリクラブ)

#武田邦彦

2021/12/24

目に見えないのがあるのか? という人もいるが?? 宇宙には目に見えないダークマターがあるとか、人は死 んだら魂は見えないという人がいるが??? (武田邦彦)



㊗武田先生Crossed flags参院選出馬。#参政党
本日の収穫(4078文字) 

まだ入院しておりましてですね
ちょっと声がしゃがれてるのは これは別に
入院中は黙ってるので
声がしゃがれてくるっていうだけなんですが
ちょっとあのー 
このヒバリクラブを真面目にやり過ぎてですねー
大体スタートの時の鐘のなるそのー
どのぐらいの音にしようかとかですね
どこからスタートしようかとかですね
それからだんだんやってるうちに
人間とは窮屈になるんで
十分 十二分ぐらいにしようかとかですね
そういう つまんないこと
本質的じゃないことに気がとらわれましてね
それで それもやっぱり
ストレスの原因になると思うんですよねー
今度の病気は 僕はあんまりストレスないんですけど
やっぱり ストレスが原因のような感じなんですね
ちょっと忙し過ぎたかなーっていう感じがするんですけどね
まぁそういう点で全てについて リラックスと
私があのマレーシアにちょっと仕事してた時
文部科学省関係ですね
ある時に 卒業式がね
八時五十分からだったんですよ
僕は来賓でしたからね
まぁそういうのが来て 八時五十分っていうから
やっぱり八時半には 行かなきゃいけないなと思ってですね
それでまぁ 八時半に車で
その高等学校に行ったんですよ
それで 誰もいないんですね
それで結局 まぁ千人ぐらいのところに
僕が一番前の席か何かに
席が決まってるんですけど座らされている
そのうち しばらく待ってたら
歌が聞こえるじゃないですか
それでちょこちょこっと その歌の方に行ったらですね
高校の生徒さんが 歌をうたってるんですよ
何で歌うたってるのって
今卒業式で歌ううたの 練習してますっていうんですよ
それがですね もう九時過ぎなんですよ
それでまぁ その結構あれは大規模な卒業式でしたから
文部 日本でいう文部大臣も来るんですね
文部大臣がいつ頃来たかっていったら
僕の記憶では 十時ちょっと前ですよ
それでまぁ予定は八時五十分ですよ スタート
大体ご父兄の方とか 生徒さんがですね
十時頃には 大体集まって
そして十時十分か二十分ぐらいに
さぁー始めましょうかっていうんでですね 始めると
なかなかいいもんですね
日本人なんか 日本でずっと住んでると
まぁ日本は 日本でいいんですよね
電車はピシっと来ますしね
何でも非常にきちっとしてるからいいんですが
まぁ二つありますね 文化はね
英語でもそうですね
マレシアは大体英語 
イギリスの植民地でしたから英語は通じるんですが
He goでも He goesでもいいですよ
僕はある時 どうもあの皆さんの話してるのに
三単現のsが聞こえないんですけどもって言ったら
あーそんなの どうだっていいですよって言うんですよね
だから通じりゃいいっていう感じなんですよ
それから名前がね イスラム関係の名前が多くてですね
こう長いです なんとかかんとかかんとか
五つぐらい こう名前が並んでるんですよ
それであなたはどこの名前読めばいいのって
どこでもいいですよ 分かればってこういう感じなんですね
ですから日本ですとね 東さんとか東さんとかね
それから なんかもっと複雑な
ちょっと濁点が付いてるか 付いてないかって
随分修正されたりするんですけど
まぁまぁ 日本は日本らしくいいと
それからやっぱり マレーシアは
マレーシアらしくていいなーと思うので
このブログもですね
やはり中心的なことを外さないようにして
やっぱりちょっと中心的なことを外れちゃうんですよ
十二分以内に収めるとか言うとですね
御託はこのぐらいにして
今日は目に見えないものがあるのかと
いう人もいるんだけど
何言ってんのって感じなんですね
例えば 宇宙には目に見えないダークマターがある
本当にあるのか 目に見えないのにってこう言うんですよ
それから人は死んだら魂があるって言うけど
魂は見えないじゃないかっていう人がいるんですよね
僕 いつもおかしいなーと思うんですよ
だって まぁちょっとこれ物理の話になるんですが
我々が見てる可視光線ですね
目に見えるっていうのは
可視光線の範囲に入っている電磁波
ちょっと難しいですけどね
可視光線の波長に入ってる電磁波だけなんですよ
ですから 400㎚から800㎚ぐらいまで
0.4μmから0.8μmぐらいまでの波長の光が
赤橙黄緑青藍紫で見えるですね
赤が比較的波長が長くて 赤く見えるんですよ
それから紫は非常に波長が短くて 紫外線というように
紫よりか外のやつは紫外線なんです
これはもう 人間に見えないんですよ
もっと ずーっとあるんですよ
紫外線の向こうには
エックス線がありガンマ線があるんですよ
それから赤の外側には赤外線ですね
まぁ 一部こたつなんかに使われてます
あれは赤く見えるじゃないかって
あれは赤外線こたつで 赤外線で足を温めるんだけども
あんまりこう きちっとした波長を持ってないんで
安く作りますからね そんな必要もないし
赤い光も含んでるから 赤く見えるんですよね
それからもちろん ずーっと来て
電子レンジの電波から
テレビの電波から ずーっとこうやってですね
それでラジオの波なんていったら ものすごく長くてですね
それから 通信に使うやつも含めると
何十メートルっていう波長の波もあるんですよ
その中で もう本当にわずか0. 
まぁ波長の取り方によるんですけど
1パーセントとか 0.1パーセントの光しか
人間には見えないんですよ
その他の光を出してるやつは 全部真っ黒なんですよ
だから目に見えないものがあるのかって
もちろんあるんですよ
目に見えないものってのは 目に見えるっていうことは
人間が進化の過程で
これは目に見えないと危ないからって言って
目に見えるようにしてないと 人間生きていけないんでね
そういう風になってるものだけであって まさかねー
いやそれがまたね 結構科学者だとかですね
そういう人が言うんですよ
目に見えないものはあるんですか
ちょっと ちょっと待ってくださいよと ねー
目に見えるっていうのは 本当に百分の一とか
千分の一しか見えないんですよっていうわけですね
それ以外に もちろん動物の中には
まぁ動物ばかりじゃないんですが
動物の中には目が見えない動物って
幾らでもいるんですよ 触覚だけとかね
それから匂いだけとか 匂いっていうのは物質ですね
音だけ 音は空気の疎密波 もしくは水の疎密波ですからね
これは電磁波とは違うんですよ
だけども 水の中の音で聞いてる
行動してる動物っていっぱいいますからね
だから 結局目に見えないものがあるのかっていうのは
いかにこう 自分勝手かっていうことになるんですよねー
だから 目に見えないんだから
死んで魂がないんじゃないかとか
それから 例えば
僕は絡合って言ってますでしょう
絡合の研究が遅れているのはどうしてかっていうと
目に見えないからなんですよ
絡合力が目に見えないからなんですね
例えば いつも私が言ってる
ボルボックスっていうのはですね
なんか一緒になりたいと
50くらいのボルボックスの玉がですね
一個一個 個体なんですけど
細胞なんですけど きゅっと集まるんですよ
集まる時にねー 
光も出してないし 何も出してないけども
みんなで だーっと集まるんですよ
そういうのって もういくらでもあるんですよ
あのー 生物界にはですね
それから生物の 植物の根ですね
根っていうのは 年をとった木と
若い木を植えとくとですね 地中でですね
根同士が更新してですね
それで年寄りの根は少し遠慮して
若い根にですね 栄養を上げるんですよ
そんな何にも 何の通信してるか見えないですよ
全然見えない ねー
もう山ほどあるんですよ
それから例えば
これは小学校の教科書に出てるんですけどね
雌が十匹で生活してたら その中の
一番体の大きい雌が雄に性転換しますと
性転換しますね それで一匹が雄になって九匹が雌で
それで子供を生んで
一匹の雄が雌と子供を守って
群れを作るんですね
ところが雄は戦いますから
三回に一回ぐらい死ぬんですよ
そうすると教科書には さらっと書いてありますね
次に体の大きい雌が
今度は雄に性転換して群れを守りますと
書いてあるんですよ
だけども 何で連絡するのと
身長体重は計ってないんですよ 別にねー
データを紙に書いてるわけじゃないんですよ
だけども 実際に観測すると
一番体の大きい雌が 雄に性転換するんですよ
植物の根といいですね
我々もそうですよ 飲み方なんかするとね
一人で飲んでても つまんないんですけど
まぁ二十人ぐらい 気の合う人で飲んでると
凄く盛り上がりますよね
あれ何を 目で見えんですかね
相互更新?が 言語とね
それに対する対応って絶対違います
だって喋んなくたってそうだもん
それでですね
今日の話題は だから今日 10分いま超えますとね
僕もそろそろ終わんなきゃいけないな
なんてつまんないことを考えるんですけど
これからは 10分を超えても
その話の内容が
終わらなければ終わらないというように
自由な気持ちでやりますが
まぁ今日は一回目なんで
どうしても その癖が付いてるんですが
目に見えないものがあるのか
これがねー 科学の発展とかいわゆる常識とか
それこそ テレビの地上波なんかで言ってるのを聞くとね
本当にびっくりしちゃうんですよ
今日もあの アメリカの
あのー ハリケーンがありましたね あぁ竜巻か
ひどいですねー 見たことありませんって言うんですよ
これはね 同じようなことがあったんですね
あのー 今から1980年頃
盛んにアメリカのメキシコ湾でですね
ハリケーンっていうか ね
それが 大きな台風が出たんですよ
ものすごい被害が受けましたね ルイジアナとか
ちょうど ブッシュ大統領の子供の時でしたね
それでみんなが これはもう
地球温暖化して酷いんじゃないかって言うんですよ
だけど ハリケーンの大きさとしては
六番目だったんですよ
一番大きいのは もっともっと寒い時の
1920年が一番大きいんですね
大体 1920年から 1925年ぐらいに
一番大きなハリケーンが来てるんですよ
だけれどもその後 都市が大きくなって
防災が大したことなくなったり
高層ができたりしてね 風に弱くなったんですね
それで被害としては 1980年ぐらいのハリケーンが
一番大きな被害があったっていうだけなんですよね
ですからね 目で見たことを
本当のことだと思うと
これを使って 悪さしてるのがNHKなんですよ
NHKは人に目で見せて
それで ごまかすことやってるんで
これはやめた方がいいですね
人間の目で見えるっていうのは
本当に部分的なことだということを
今日はちょっと お話を致しました

2021年12月24日 (ヒバリクラブ)

#武田邦彦

2021/12/23

平和運動をしよう(7) ゲルニカ1937年4月26日 戦争は悲惨ではなかった。 反戦運動、平和の祈りが戦争を増やす。 戦闘にはルールがあった。 戦場は人里離れていた。 左の人や平和運動家はウソはだめ。(武田邦彦)



㊗武田先生Crossed flags参院選出馬。#参政党
本日の収穫(3668文字) 

戦争をなくしたいと
そういう話はすぐですね
戦争は悲惨なもんだからっていうのが出てくるんですね
もちろん戦争が悲惨じゃなくて 単なるゲームだったらば
別に戦争は そこら辺でやっててもいいわけで
テレビゲームなんかで戦争ゲームって
幾らでもありますからね
だけど生身の人間が殺されるということで
戦争は非常に悲惨なんですよね
そこで反戦運動とか平和の祈り
反戦運動というと 戦争は悲惨ですと
広島長崎の語り部がですね
いかに原爆は悲惨であるかと まぁいうことを強調する
しかしですね
我々の頭っていうのは
それほど優秀じゃなくてですね
こうやればこうなると いうようなことは
そのまま単純にはならないんですよ
私たちの頭は非常に単純なんですが
私たち人間っていうのは 非常に複雑なんですね
人間はですね 戦争が悲惨であることは
もう十分に実は知ってるんですよ
もう十二分に知ってるんですよ
もう昔からですね 肉親が死に色んな人が死に
悲惨な目にあって 戦争が悲惨であるってことはもう
骨身に染みて知ってるんですよ
そういう文学作品も 絵も音楽もいっぱいあるんですね
だけど戦争はなくならない ばかりか
二十世紀に入って
第一次世界大戦 第二次世界大戦とですね
第一次世界大戦 第二次世界大戦という呼び方も間違ってて
こういう平気で 間違った呼び方を使う
真面目なことに使うっていうことすらですね
私たちが非常にこう複雑な
人間っていうのは複雑なものであるっていうことが
分かるわけですね
実は戦争は悲惨であるという風に
いくら言ってもなくなりません
平和の祈りをいくらしてもなくなりません
むしろですね 歴史の示すことによるとですよ
戦争は悲惨だからやめようと言ったり
平和の祈りなんかすればするほど
戦争は増えるんですよ
そんなことはないだろうって言うけど
人間の頭ってそれほどなんですね
そこで人間はですね
かなり前 まぁはっきりは分からないんですけども
まぁ大体西暦0年
イエスキリスト様が お生まれになる頃にはですね
戦争っていうのはどうもなくならない
悲惨である 悲惨であるって言ったって
絶対なくならない
だからこれは
戦争をなくそうという風に努力しても駄目なので
ルールを作ろうということになってですね
一番大きなルールは殺しあうのは兵隊同士
これが一番でかいんですね
これは まぁその後
本当に人間の社会には定着したんですよ
つまり丸腰は撃たないと 相手が丸腰なら撃たない
つまり兵隊以外は丸腰ですからね
相手がこちらに攻撃してくる
可能性のあるときだけ こちらも相手を撃てると
これがまず そうなったわけですね
それでもやっぱり 日本で言えば応仁の乱とかですね
そういう風にこう 都市が戦場になったりすると
そこにいる人達は
標的にはならなくても犠牲になりますよね
そこでできるだけ広場でやると
いうようになったわけですよ
それで皆さんが ローマ時代ぐらいから
記録のあるやつをざっと見てたら すぐ分かるんですね
最近では関ヶ原 最近たって四百年前なんですが
関ヶ原の戦いとかですね
ワーテルロー 
ナポレオンのワーテルローの戦いなんか見ても
全部 野原でやってるんですよ 人のいないの野原
どうしてあれ 人のいない野原でやるのかと
人のいる家の立ってるところが 便利ちゃ便利なんですよ
家の陰に隠れられるとか 色々あるからですね
爆弾を除けられるとか
だけど一応広場でやるんです それはですね
戦争はゲームなんだ
一応この どうしても人間は悲惨な戦争をやめられない
それが複雑な人間というものの性質なんだ
それじゃ それを認めようじゃないか
じゃあ広場でやって ルールを作って
軍人はきれいな洋服を着て
そしてお互いに 誰が軍人かってことはっきり分かると
しかもですね
ちょうどそれが戦争が非常に盛んだった
今からそうですね 三百年ぐらい前のヨーロッパ
一番こう そういう戦闘のルールっていうのがですね
色々整備されたわけですけれども
そのそういうものが そういう時の映画ですね
それがあのー よくネットなんかでありますので
皆さんもご覧になっていただければいいんですが
まず笛とか ドラムとか
そういうのが どんどん叩かれるんですよ
とにかく俺がここにいるぞーって
隠れて撃ったりしないんですね
それでねー 
ちゃんちゃかちゃん ちゃんちゃかちゃんってね
それからイギリスだったらもう決まってるんですよ
あの音楽も決まってるんですよ
それでこう ピーピーピーピーって笛でやるんですよね
そして旗を掲げて そして胸を張って二列渋滞になって
そして正々堂々走るんですよ
向こうが歩くんです
向こうから 鉄砲撃ってこうが何だろうが
歩兵はきちっと 隊列を組んで歩くんですよ
その間を騎兵が 馬に乗って突撃することがあっても
基本的には そうなんです
人里離れて野原で 正々堂々派手な軍服を着て
きちっと歩いて戦うというルールなんですよ これはね
じゃんけんぽんと似てるんですよ
じゃんけんしたらいいじゃないかと思うんだけど
じゃんけんじゃ人間はやっぱり
人間の性質っていうのはですねー
実際に 本当に戦いあうのは悲惨だと
だからだって じゃんけんじゃちょっと物足りないと
だから軍隊同士は広場で戦おうやって
そういうことになるんですよね
これが人間っていうものですから しょうがないんですよ
こういう話は非常に簡単な話なんで
この話に参加する反戦運動なら反戦運動
平和運動なる平和運動に参加する人が
みんな嘘をつかなかったら すぐ方が付くんですけどね
とにかく左の人ですとかね
平和運動家 嘘をつくんですよ
これはね 環境運動家なんかもそうですし
共産主義者なんかも そうなんですけども
ああいう人たちはね どうして嘘つくかっていうのは
自分は正しいと思ってるんですよ
正しいと思ってるから
嘘をついてもいいと思ってるんですよ
正しいことを実施するための嘘はいいっていう
そういう考え方なんですね
ですからね 議論も屁理屈をこねたりするんですよ
問題はですね 私はねー
戦争は悲惨でなければまず良いと
戦争が悲惨でなければ まず良いというのを
平和運動の 第一段階にしたいと思ってるんですよ
それだったら一応もう現に
今から300年前400年前は達成できたわけですよ
関ヶ原では戦う ワーテルローで戦う
お互いに 相手が丸腰なら撃たないと
こういうことですからね これはできるんですよ
分かった 分かったと
戦争はどうしてもしなきゃいけない
だけども じゃそうしようと
つまり丸腰は被害を及ぼさないと 決めればいいわけですね
そうすると その決め方ですが
ここで提案したいのは
平和運動しようの七番のこれまでの間に
書いてはいるんですが もう一回やるとですね
ゲルニカっていうのがあるんですね
これはスペインの バスク地方のですね
つまりスペイン北部の まぁ伝統のある地域の
中心的な都市ゲルニカ これをですね
その当時 スペインはですね
フランコ政権っていう独裁政権がおりました
一般的には ファッショ政権と言われてますけどね
フランコ将軍
将軍が独裁者で治めておりました
1975年ぐらいまで
随分長く続いた独裁政権なんですが
それがナチスに頼んで ゲルニカっていうのは
どうも平和運動したり 
なんか自由運動したりして面倒くさいから
これを爆撃してくれって言うんですよ
そうするとドイツから飛行部隊がですね
爆撃機部隊がフランスの上空を通って
スペインにまっすぐ来たんですね
それでスペインの北部の
ゲルニカっていう町にばーっと落としたと
ゲルニカには軍隊がいないから いわば丸腰なんですよ
つまり歴史的には 明確にはですよ
こういうのって 小さな事件山まであるんですよ
ですから この小さな事件を拾い出しますとねー
もう山ほどあって 話が混乱しますので
これ しかもゲルニカっていうのはピカソがね
有名なピカソが ゲルニカという作品を描いておりますし
目的がですね 軍事目的を爆撃しようと思ったけど
ついつい民家も爆撃しちゃったって いうんじゃなくて
最初っから 無抵抗な市民を殺そうという風にして
フランコ総統が
ナチスのヒットラー総統に頼んだっていうんで
非常にはっきりしてんですねー
しかも芸術作品になっている
世界的にみんながよく知ってるっていうことでですね
これが 1937年の4月26日ですから
僕は平和運動はまず
ゲルニカっていう平和運動をするべきだ
それで 4月26日をゲルニカの日
これは もうゲルニカの日なんですけど
それで世界的な平和運動のムーブメントを起こして
平和の第一段階は
丸腰の人を殺さないと
丸腰の人を殺すようなことはしないと
これはねー もしかしたら
国連総会を通るかもしれないんですよ
これが国連総会を通ったら しめたもんなんですよ
どのくらいしめたものかっていうのは
次の時にご説明しますが
なんだって政治的に物事を成すにはですね
やるのは簡単だなーと しかもいいことだなーと思わせて
実はそれを決めると
本当に本質も防げるっていうのが一番いいですからね
このゲルニカを防ごう つまり無差別爆撃ですから
つまり一般市民を殺そうとしてやった
こういうことをやっちゃいけない
一般市民を殺そうとしてやる
丸腰を殺そうとしてやるというような戦争は
これは悲惨とか そういうことじゃなくて
ルールとしてやめよう
これはね 僕はね
成功するんではないかと いう風に思っております
是非 賛成していただきたいなーと思ってますね

2021年12月23日 (ヒバリクラブ)

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